あさりのまじぇごはん


*1999.9.8サッカー日本代表対イラン代表の試合を観てきたのだ

突然であるが、去る9月8日に新横浜の国際競技場で開かれたサッカー日本代表対イラン代表の試合を観に行って来たのだ。
実は突然この日は休みになることが決まり(私の仕事ではままある。これはこれで結構困ることもあるが(^^;) )某氏からこの日のチケットが余りまくりとの情報を得、前日にピアに行ったところ見事にチケットが取れたからである。一度横浜の国際競技場というやつと日本代表の試合とラーメン博物館を(^^;)観たかったのだが、日本代表の試合は平日などに行われることが多く、またチケットも入手しにくいので、なかなか行く機会が無かった。今回は、しかも相手がイラン代表ということで、イラン人が退去して押し掛けてまるでショッカーの「新横浜上野化作戦」のような状態(無いよ、そんな作戦は(^^;) )になる事が予想されたので、いやが上にも期待は膨らむのであった(^^;)
さて、新横浜に行く、というか私の住んでいるイバラキ県から西に向かうと大抵、ブラックホール並の重力が働いている秋葉原を通過しなくてはならない。
当然ながらこの恐ろしいほどの重力場からワタシが逃れられるはずも無く、2.5GBで\4000というジャンクながら動きそうなHDDと見るからに動かなそうな\100のFDDを買ってから新横浜に向かう(^^;)
実は新横浜で降りるのは生まれてからこれが2回目である。初めて降りたときは伊藤みどり目当てにフィギアスケート見に来た時だったな(^^;)
新横浜駅に着いたとたんに上野状態になっているのを期待したんだけど、イラン人はそんなに多くなくてチョッピリ残念(^^;)
新横浜の国際競技場は駅から近いと聞いていたんだけど、結構歩く。15分くらいは歩くんじゃないかな?しかも、競技場が異様にデカイので、競技場に着いてからがまた長いのだ(^^;)
とまれ、競技場には辿り着き、イラン側で応援しようとしたら、係員に「イラン人以外はダメ」と止められてしまった。
「僕の工場では沢山のイラン人が働いていて非常に助かっている。僕はイランを応援したい。」
と大嘘をついてまんまと入場する。嘘も方便(^^;)
イラン側応戦席は意外に平静な感じもしたけど、当たり前だが予想通りのイラン人だらけ(^^;)
アウェーということもあり、かなり厳重な警戒態勢だったけど、「ぷっぷくぷ〜、イラン!ぷっぷくぷ〜、イラン!」ってな調子でラッパを鳴らしながらなんだかユーモラスに応援を続けるイラン人達を観ているとそんな警備必要なのかいな?とか思ってしまった。

さて、いよいよ照明に灯がともり、試合開始。の前に国歌斉唱。
イラン側は国内のイラン学校の小中学生達が歌う。まぁ、小中学生ということで正直な話、歌唱力は今一だったけど、やはり国歌斉唱とかは高い金払って妙ちくりんな歌手を雇うよりもこっちの方がずっと清々しくて良いナァ。
(ところで、イラン人達殆ど歌ってなかったぞ(^^;)彼らは国歌を知らないのだろうか?)
続いて日本側は歌手名忘れたけど(^^;)女性シンガーがソウル風に「君が代」を歌う(^^;)うーん(^^;)下手にアレンジして歌うなら普通に歌ったほうがずっと良いと思うんだけどな…なんだか、最近ソウル風に歌うのが流行ってしまっているが、この曲をそういう風に歌おうとするとハッキリ言ってただ調子が取れないだけに聞こえることもよくある。
そもそも、中田じゃないけど、やはりサッカーの試合の前に歌う歌じゃないと思うけどな(^^;)国歌として云々以前に。ワタシとしてはやはり、ここは血がたぎる旋律をかかせたら世界一の古関祐而作曲の「六甲おろし」あたりを第2国歌のような形で採用することを提案しますよ(^^;)

で、いよいよ試合が始まって、結果についてはご存じの通り、1-1の引き分けなんだけど内容的には日本の負け。
日本が取った1点はハッキリ言ってイラン側の不運な自殺点ですわ。日本側は攻撃でな〜んにも出来なかった。ホントに出来なかった。呂比須が頑張っていたくらいで後半呂比須と交代した柳沢なんてどこにいるの?って感じ(^^;)それに比べてイラン側は常にボールをキープし続け、ダエイにボールが渡る度に何かしてくれそうな雰囲気がスタンドまで伝わってきた。おかげさまでイラン側は後半1点を返した時をピークにお祭り騒ぎ(^^;)日本側は応援も沈んでたような気さえしたなぁ。
まぁ、サッカーはJリーグからの俄ファンなのでボロが出るといけないから試合内容についてはこれくらいで(^^;)
以下はお楽しみの超盛り上がりのイラン側応援席の様子。クリックすると大きくなります。
    

一番右の画像のイラン国旗を振っている「褐色のカビラ慈英」さんはイランの小旗をワタシにくれ、
「どっちが勝っても良い。良い試合をしてくれれば。」と言ってくれました。また、「2002年は一緒にがんばりましょう。」と日本語で話しかけてきてくれた人もいました。うう、なんて良い人たちなんでしょう(^^)奥さんや彼女が日本人という人が多かったせいもあるでしょうが(^^;)

試合後にはついつい、「ラーメン博物館」に寄ってしまいました(^^;)
噂には聞いていたけど、「ラー博」は昭和30〜40年代をイメージしていて

こんな映画のポスターとかレトロな建物が沢山再現してあってとても僕好みでした(^o^)噂通りラーメンも美味かったし。
せっかく寄ったことだし、BEERで満タンになった腹に更にラーメンを2杯詰め込んで立ちゲロしそうになりながら帰宅の途につきました。
おしまい。

P.S.\4000のHDDも\100のFDDも両方動きました(^o^)特にFDDは店員も動かないと言っていたので大勝利(^^)V


*つくばデカパヘの画像なのだ

ニフティで少し書いたら、どんなもんだか知りたいという問い合わせが結構あったので、つくば名物(?)デカパヘの画像をここに公開します(^^;)
このパヘはつくば市内中心部洞峰公園入り口にある「Westhouse」という店で賞味することが出来ます。


*1999.12.8藍川由美「古関裕而を歌う」を郡山まで聞きに行って来たのだ

12/8に郡山市民文化センターで行われた藍川由美「古関裕而を歌う」の演奏会に行って来ました。
藍川さんの実力、その活動などについては、今更僕が書き足すような事は何も無いくらいで、もちろん、今回もその魅力を十分に堪能できた演奏会でした。
実は、藍川さんの古関裕而は、まだ生では聞いたときが無くて今回の演奏会を聞き逃すと来年の夏まで聞けなさそうなので、郡山なら先日の吹奏楽コンクールのおかげで場所も分かっているし、大型が停められる場所も分かったので(笑)荷物を降ろした後に仕事車で行ってしまったのでありました(^^;)
途中にちょっとしたトラブルもあったんだけど、それは掲示板に書いておいたので興味のある方はそちらをどうぞ(^^;)
さて、会場に入ってみると客層としてはご高齢の方が目立ち、僕はもしかしたら会場内で一番若かったのでは無いかしらん(^^;)

演目は以下の通り。

紺碧の空(早稲田大学応援歌)
船頭可愛や
露営の歌
暁に祈る
南進男兒の歌
海を征く歌
若鷲の歌
ラバウル海軍航空隊
嗚呼神風特別攻撃隊

とんがり帽子
フランチェスカの鐘
イヨマンテの夜
白いランプの灯る道
あこがれの郵便馬車
長崎の雨
登山電車で
高原列車は行く
長崎の鐘〜新しき朝の
ああ栄冠は君に輝く(アンコール)

ピアノ:斉藤京子


前半は、軍歌を中心にした曲目。
最初の曲がいきなり、早稲田の応援歌でこれはW大出身者は涙物だったのでは無いでしょうか?
2曲目の「船頭可愛いや」では、古賀政夫歌曲集で披露してくれた見事な「こぶし」を効かせてくれた演奏で、藍川さんの芸の懐の深さが伺える演奏でした。
以下に続く軍歌は、どれもが、その悲壮な歌詞と古関メロディの美しさの対比、更にはそれを表現しきる藍川さんの歌唱力、斉藤京子さんのピアノが絶妙に絡み合い、古関音楽の素晴らしさ、更には第2次大戦の悲劇、愚かさなどを感じさせてくれる見事な演奏。
中でも、特に思い入れのある人も多いと思われる「露営の歌」は、藍川さんも一段と気合いが入っていたようでした。
また、生演奏の良いところに録音で聞くと気が付かないことに、フと気が付いたりするとかいったこともありますが、今回の演奏会では、古関が本当に当時の作曲家としては驚異的なくらい三連符を実に上手に多用していることがはっきりと分かりました。
その、全体的なイメージから、ド二拍子の曲かと思っていた(^^;)「露営の歌」でさえも、伴奏には三連符が多用されていたのには驚きました。これは、恥ずかしながらCDを聞いたときには聞き落としていたことです。
今回の演奏会でそれに気が付くことが出来たのには、非常に正確に、それでいながら表情豊かにピアノを弾いてくれた斉藤京子さんの腕の冴えがあることも忘れてはならないでしょう。

休憩を挟んだ後、ガラリと雰囲気が変わっての後半。
こちらも素晴らしい演奏が続きました。
特に「高原列車は行く」で、曲の最後に藍川さんの歌声が絶妙のdim.で汽笛がたなびくようにスーっと消えた後を斉藤さんのピアノが追いかけるように後奏を終えるさまは、まさしく、高原列車が汽笛の余韻を残しながら丘の向こうに走り去っていく様子が目の前に浮かんでくるかのような演奏でした。
そして、圧巻の「長崎の鐘」
これも、最後は演奏が終わりきらないうちに拍手が来るほどの熱演でした。
そして、この曲でも、藍川さんはもちろんの事、斉藤京子さんのピアノも秀逸、こんな事を書くと斉藤さんや藍川さんには
「そんな事当たり前でしょ。」
と一笑に付されてしまいそうですが、その当たり前の事が出来ていない人が多すぎるので敢えて書きますと、斉藤さんは1番から4番まで、全て弾き方を変えていました。(あ、念のために書いておきますが、藍川さんも歌い方というか表情の付け方を1番ごとに変えていたことは言うまでもありません)
特に、この曲の悲壮な思いに溢れた前半部から、祈り、そして未来への希望に満ちた後半部へと気分を変えるのに非常に重要な役割を果たしている前半最後の上昇のアルペジオの装飾音(と書くと固いけどいわゆる「おかず」ですな(^^;) )の表情が1番から4番まで1回1回表情を変えているのには唸らされました。
こんなにも熱演を聞かせてくれたというのに、今回のプログラムから斉藤さんの名前が落ちていたことは主催者側に猛省を促したいところです。
アンコールの「ああ栄冠は君に輝く」は自然に手拍子が始まってしまい、割とこういうのを嫌がる方も多いのですが、藍川さんは実に楽しそうに歌っておられました。
僕もCDには古関裕而の最高傑作の一つだというのになぜかCDに収められていないこの曲を聴けて大満足。
ところで藍川さん「六甲おろし」は歌っていただけないのかしらん(^^;)?
喜ぶ人は多いと思うんだけど…
そんな訳で、ちと遠くまで足を延ばしてしまったのですが、それだけの価値は十分にある演奏会で、私は今回も藍川さんの日本人の遺伝子レベルに打ち込まれるミサイルヴォイスに大いにパワーをいただいて、古関メロディを自然に口ずさみながら帰途についたのでありました。

(後日、そのパワーはある演奏会で全て吸い取られる羽目になることにこの時点では気が付いていなかったワタシでありました、まる)