勤労感謝の日の朝のことです。朝起きたら足を捻挫していました。ネンザ。なんか痛いのです。
こっちも起きたばっかりであたまがぼーっとしてたんですがどうにも解せなくて、目を覚ましたら右の足首が痛いもんだからなによこれ、などと少しばかりフンガイしてみたものの痛いのにはかわりなくて、なにより朝起きたら捻挫してましたというこの状況そのものが自分のまぬけ具合を見せつけられたようで、だってこれが他人事だったら間違いなく笑っちゃうわけで。
それでなんだかどうにも口惜しくて、となりで寝てた配偶者の人をゆすり起こしてこの不条理を訴えたのです。こういうときにとなりに寝てる人がいると便利だなあ。
ゆさゆさ。ゆさゆさ。
「……んが」
「もしもし。あのですね、足が痛いのですよ」
「……」
「なんかね、捻挫してるみたいなのですよ」
「……」
「よく首を寝違えるとかありますけど」
「……」
「足首を寝違えることってあるんですかね」
「……ぐう」
配偶者の人は起きてくれませんでした。
いたた。