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 ウミガラスの卵採り


トンプソン岬の脆い断崖。
ここはウミガラス(正確には「ハシブトウミガラス」)、エスキモーの言葉で「アッパルーラック」の営巣地。

6月下旬から7月の初め、海から氷がなくなった頃が彼らの産卵期。
ポイントホープや隣町のキヴァリナの人たちは、ホンダやボートで、ロープを持って卵採りに。


 


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空から見たトンプソン岬の崖

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同じ仲間は、日本のウミガラス(ハシブトウミガラスではなく「ウミガラス」)は「オロロンチョウ」と呼ばれ、天売島のみに生息する絶滅危惧種。

ウミガラスとハシブトウミガラスの分かりやすい違いは、くちばしの白い線。

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数人でロープを支え、一人が崖を降りて行きます。

手をかけるとその岩がはがれ、足を乗せると足場が落ちる、そんな脆い崖です。

崖から落ちて死んだと言う話は聞いたことはないですが、時々落石でケガをする人もいるようです。


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何カ所かで登ったり降りたりを繰り返し、一日で100個以上の卵を採ることも可能。

卵を採られたウミガラスは数日後、再び卵を産むので、再び卵を採りに。

そんなに採っても大丈夫か? と思いきや人間が入って行けるのはトンプソン岬の崖のほんの僅か。


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採って来た卵はゆで卵に。
しっかりとした分厚い殻。少し透明感のある白身。鶏の卵よりも大きくて、味も濃い。
そのまま食べても、薄く切ってサンドイッチにしても美味。

時々、ヒナになりかかって小さなヒナが入っている卵もあります。
黄身と白身が融合しかかった卵ですが、ヒナだけ捨てて、残った卵の部分は食べてしまいます。


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ここ数年は、卵を採りに行こうと言いながら、カリブー猟に行ってしまったり、天候不良で行けなかったり。なので貰い物の卵を味わっていました。

2008年に久しぶりに卵採りに行ったのは、トンプソン岬ではなく、コツビューの友人たちと行った、北極圏のちょっと南の小さな島でした。

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