Mrs.Diary T

 

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* はじめ *

式が合った日は式場のホテルに宿泊。

翌日から新居での暮らしが始まった。

まだ、完全に片付けが終っていない。

時間はあるからゆっくり片付ければ良いと相棒は言ってくれた。

仕事をしていたが一日半お休みを頂いた。

 

結婚式が終って、初めての二人生活が始まった。

私は、実家から出て暮らす事は初めてで。

しかも、他人と暮らすのは初めてだから、どうなるかは分からなかった。

血の繋がった家族と暮らしていたって煩わしい時があるのに、

他人と家族になって一つ屋根の下で暮らして行く事は未知数。

お互い

●忍耐

●妥協

●理解・認め合い

が必要なのだろう。

相棒は「何でも話し合えるような二人」と言った。

私は何かあると内に溜めて一人で悶々と考え込んでしまうタイプ。

ネガティブだ。

相棒は、「どうにかなる・考えても始まらない」

考えても始まらない、やってみると言う、向上型・ポジティブタイプ。
相棒は私に「溜め込まないで何でも言って」と言う。
しかし、溜め込んでしまう。

 

* 兼業第1日目 *

出勤前に二人分のお弁当を作り、使った物を洗い、ガスの元栓を閉めて

(家を空ける時は出火が怖くて、つい元栓から閉めてしまう)、

鍵を掛けて出勤した。

仕事が終り、夕食作りの為・急いで帰宅。

玄関の戸を開けると真っ暗。

実家では誰かしら必ず居たので真っ暗と言う事はなかなかない。

部屋の電気を付け・ガスの元栓をあけて食事の支度を始める。

テレビはもともとあまり見ない方だから付けない。

夕飯・翌日のお弁当の支度が終り、相棒が帰ってくるのを待ちながら

片付いていない物を片付ける。

相棒は10時過ぎに帰ってきた。

食事を終え食器を下げて洗い始めると、相棒はテレビのある部屋に移動してテレビを見始めた。

野球大好きなのでスポーツ番組。

洗ったお皿を拭いて食器棚にしまい、床の掃除。

全て終って時計を見たら12時過ぎになっていた。

お風呂に入って就寝。1時過ぎ。

 

 * 兼業第2日目 *

翌日も同じように仕事を終えて帰宅。

誰も迎えてくれない。

相棒は「俺が帰ってきた時に、おかえりと言ってニッコリ笑ってくれたら良いな〜」と言っていた。私には誰も居ない。

相棒の帰りは遅い。夕飯の支度に余裕がある。

朝は少しでも寝ていたいから夜に洗濯する事にした。

全自動だから助かる。

動かしながら夕飯・翌日のお弁当の支度。

相棒が帰宅して、食事をして後片付け。

相棒はスポーツニュースを見ている。

全て終って時計を見たらまた12時近くに。

お風呂に入って就寝。

 

* 兼業第3日目〜 * 

翌日の朝は、昨夜室内に干した洗濯物を外に出して出勤。

仕事の帰りに実家に寄り道。

実家のある駅を通勤電車が通るので、定期が使えて便利。

約1時間ほど滞在して帰宅。

洗濯物を取り込み畳んで夕飯の準備。

相棒が遅く帰宅して食べて片付けて…またしても12時近く。

フッと見ると相棒はテレビを見ながら眠っていた。

風邪ひくよと起こし、お風呂に入って就寝。

相棒の帰宅は毎日遅い。

疲れているらしく、食事後にテレビを見ながら寝てしまう。

翌日、仕事が終り実家に寄り道。滞在時間少々。

定期が使えて、帰宅途中駅だから、つい寄ってしまう。

通院している整体も近くにあるし。

 

 

* ついに・・・キレた *

そんなこんなの毎日が1週間続き・・・

私も慣れない兼業生活に疲れが溜り大爆発!!

「私は飯炊き女でも家政婦でもない!」

仕事で疲れて帰ってくるのは私も同じ。

なのに、家庭の事全部を私がやって。

片付けしている中、高いびきで寝るとは何事か!

テーブルをガーッと引っくり返した!と言う位の激怒の私。

相棒は謝り、翌日から食事後の皿洗い・ゴミだしは相棒がしてくれるようになった。

相棒が皿洗いをしてくれている最中に床掃除が出来るので、少し早く片付けが終るようになった。

友達に話すと「最初が肝心だから」と。

なるほど納得!

 

* 留守電 *

そんなこんなで暫くしたある日、私が実家に良く寄っている事が問題になった。相棒が「行くなとは言わない。でも、二人の生活の基盤はどこにある?」と。

黙って聞いている事は出来たが、私は自分の中に溜めていた物を言い出した

「帰ってきてドアを開けると真っ暗。誰も居なくて誰もおかえりって言ってくれない。今まで、そういう生活環境じゃなかったのだから、慣れるまで仕方ないじゃない。誰もいなくて、いつも誰かがいる実家に寄ってしまう。

おまけに、貴方は帰りが遅いし」

そう言った翌日から留守電に「おかえり〜」と相棒からのメッセージが入るようになった。

実家に寄るのは「精神的に楽で落ち着くなら」と。

 

* 会話 *

平日に相棒と顔が合うのは、数えられる時間しかない。

会話は大事と言っていた相棒。

夕飯を食べながらスポーツニュースに心を奪われる。会話はない。

話し掛けても無理。

ある日、激怒すると謝ってきた。

しかし、話しをしている側から付いていたテレビに相棒の視線が。
超激怒した私。

翌日から食事中はテレビを付けなくなった。

しかも、片付けが終ってテレビが見たい時は「テレビ見て良い?」と聞いてくるようになった。

夫婦に会話は大切。
日頃から相棒自身が言っていたくせに。

 

* 亭主元気で・・・? *

相棒の実家は自営業。相棒は毎日通っている。

相棒の仕事は日曜日にもある。お盆・年末に休みはない。

日曜日に2人で出掛けるとしたらお昼以降。

故に日帰りで行くなら近場。

あまり遠出は出来ない。

遠出は正月。

「俺の仕事分かってくれ」と言われた。

分かっていても、たまには愚痴も溢れる。

言われても、育ち・生活環境が違うから、100%な理解を求められても困る。

顔を合わしている時間が少ないから顔を忘れるかも…

「亭主元気で留守が良い」となる日は来るのかしら?

 

* 帰るコール *

相棒は、仕事や外から帰って来る時に必ず「今から帰る」と電話をしてくる。

どちらかが言い出した訳でもなく、何故か電話をしてくる。

その電話を合図として、夕飯のおかずを温めたり等する。

約15分ほどで鍵をカチャカチャ。
「ただいま〜」「おかえり〜」言葉を交して遅い夕食に。
勿論、テレビはなし。会話を大切にしたいから。
食後のお皿洗いは、調子が悪い時以外は相棒がちゃんとやってくれているので、とても助かる。
仕事をして帰ってくる相棒の負担を少なくしたくて、おかずを移した鍋などは先に洗っておく。
そうすれば、食べる時に使った器だけを洗えば良いから。

 

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