何がわからないかって、そりゃアナタ・・
去年、「ハルディン」が植物名だとカン違いしてる人に出会った。
「ハルディン」とは、コリウスや斑入り植物を増殖、生産している会社である。
確かに、去年のハルディンのラベルは「混んで」いた。会社名にシリーズ名に品種名に、
それが全部カタカナで散りばめられていたのだ。あれでそれぞれの区別がついたら、
マニアと呼ばれる資格があったかもしんない。
で、先日、「学名による分類と調査」の講座に出た。
例の如くお客さん達の中に、「植物のラベルに学名がない」と、言ってる人がいた。
「何故、生産者の皆さんはラベルをつけないのかしら?」って、そりゃ当たり前だ。
なくても売れるから。分類なんて無視したヘンな名前をつけた方が売れるから。
「結局はお金なんですか。それって哀しいですね。」そりゃ違う。本当に哀しいのは
呑気にお金をナメていて平気なアナタであり、名前なんか関係なく買う、御近所の
おじさんおばさんや、私やアナタのハハ、なのだ。彼らが全員、学名を操るように
なれば、要らないと言っても学名はついてくるが、そんな日が来ないことは嫌でも
わかるでしょうが。
「お店の人に聞いても、答えられないのよ。」というのも話は逆。何故、答えて
くれる店を選ばないのか。ってなんだか、「名前もわからないような、素性の知れ
ない植物を庭に入れるようなプライドのないことをするのはやめるべきです!」
という話に似てきたが、これは結局そーゆーことで、表裏一体。
他人を変えるより、自分を変える方が早いのはジョーシキだ。(カタカナの。)
「自分のお金は学名や知識に支払う!」と決めて実行するしかないではないか。
無責任なのは、安さで買うくせに内容に難癖つけようとする、私やアナタだ。
その後、「和名は学名ではありません。」と、講師の話は続いた。んー、それを
言うならまず、学名はラテン語であるからして、和名どころか英名も学名ではなく、
横文字だから学名と思ったら大間違い、とも言ってくれるべきなんだろう。
横文字に弱い人に、英語とラテン語の区別を、どう理解させるか。
ラベルにイタリックの横文字で書いてあったら、それは、その字面をモトに事典を
広げるに価する、つまり学名であるという言い方になる??しかし日本では字体の
区別もゆるくなりつつあるらしい。(それに、社名をイタリックの横文字で入れてる
会社ってありそー・・・ ^^;)
和名と学名の違いとしては、シュウメイギク を思い出す。
キフネギクと言っても、キク属ではなく、アネモネ属である。和名は必ずしも分類に
沿っているわけではなく、個々の植物につけられることが多い、という例になる
と思うのだが。
そこでつい私、ボケたくなってしまう。
「だってね〜、ブタノマンジュウと言ったところで、シクラメンが種によって、
ウマノマンジュウとかネコノマンジュウとかいう名前がついてるなんて、聞いた
ことがないでしょうが?」って、あううう。シクラメンはマンジュウ属ってか。
「お勉強」の格好良いムード、台無し。
・・体系的に勉強してない身の上の人間が持つ知識はどうしても断片的なものに
なる。それならせめて様々な本を読んだりして私なりにまとめておこうと思いつつ、
そんなかったりいことするなら、ビール飲んで寝たい・・って、これじゃ私は
ケダモノか。
xxxxxx
一昨年は家を買ったばかりなので、忙しくて行けなかった。
昨年は、法事があった。今年は、分類の講座があった。これじゃ来年は転勤騒ぎで
行けないかもしれないし、そのまた翌年は・・・生きてるかしら、御大?(^^;)
このぶんでは、一生縁がないかもしれない。何にか。「ギボウシ」の講演に。
今年も6月下旬から7月上旬、大船植物園でギボウシの展示会が開催される。
即売もあり、去年は私も手伝った。今年も手伝うかもしれない。皆様、よろしく。
出来れば私が手伝わない日に来た方がいいと思う。なんとなれば、お勘定を
間違える可能性大だからだ。
ギボウシについて知りたいなら、ネット上を探せば、誰かがまとめた一昨年の
講演録がどこかにあると聞いている。学術的で非常に格調高いと評判の講演だった。
問題の講演録は、言った覚えもないことが入ってたというので、講演者が怒って
いたという曰くつきのヤツである。(←そんなものを何故オススメする・・・?)
どうせ他人様の講演をまとめるなら、是非御本人様に見せて了解をとり、ついでに
チェック入れてもらえばいいのに、もったいないことをする人であった。
元々悪意ではなく、ひろめる価値があると思ったからこそ、ビールも飲まず(?)
わざわざ講演をまとめたんだろうに。
実際、そういう場合は是非、演者に原稿を見せ、チェックしてもらうことを
オススメする。だが、もし、講演録をupすることを断られたら?
その事情と泣き言や悪口と共に、upする、という手もある。判断は読んだ人に任す。
その人の文章なりの読者がつくことと思われる。ははははは。←無責任な!