パンジー、ビオラその後&ある日の裏庭
サカタのタネよりお手紙が来た。
例の発芽不良パンジーの件である。過不足のない内容で、結局種子は今から
では遅いと思うので、来年の8月頃に送って寄越すのだそうである。
最後には、今後ともよろしくとのことなのであった。
来年のことは来年決めよう。
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「日々の暮らし」の方で夫の手作り癖を嘆いてみせた。
が、そういう自分だって園芸をしている。現在、うちのベランダはパンジーと
ビオラ、オーリキュラの苗などで足の踏み場もない。
その昔、「家の中にお花だけは欠かさないの。」とおっしゃった人がいた。
その人にとっては、花は豊かな暮らしとか心の余裕とか、そういったものの象徴
だったわけだ。
もちろん、彼女が言っているのは切花のことである。
そしてうちだって欠かしてはいない。だが、それは花ではなくて、植物、なので
ある。うちは花を欠かしっぱなしである。庭だってそう。そりゃそうだ、花を
咲かせまくっていられるほど、庭も植物的趣味も広くない。それでいて
欠かさないのは、苗の方だ。絶対に、花じゃーないな。
でもまあいっか、と思ってもいる。花を欠かさないのが目的じゃなくて、
好きな植物を育て、結果としてその花を見るのが目的なのだ。だからベランダが
狭くなり、全然華やかじゃなく、発芽しなくてイライラしっぱなしだとしても、
私はそれを選んだ。・・・募る偏屈、遠のく後悔、って感じかなあ?
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苗置き場、そして少しばかり植物を育てている社宅の裏庭に人が入ってきた。
私の苗で情操教育をしようとしているらしい。それは別にいいのだが、
子供用、そして聞いているかもしれない私用の言葉が面白い。
「サボテン触ったら痛いよ!・・・あ、でもサボテンかわいいね。」だって。
なるほど、そうフォローするもんなのか。
そこに私がいたなら、「このサボテンは種子から育てて7年目でして、だから
7歳です。金鯱といって、この種類は花が咲くまであと20年はかかるみたいです。」
なーんて口にしちゃって、しらっとさせてたかもしれない。いやあ、これこそが
情操教育・・・いや、たんなる理科教育かな?
しかし、実際問題として、話は意外な方向に進んだ。
「あっ!これ、実ってる。すっごーい。なんてカワイイの。」
母親歴3年ほどの人がフェンスにからみつくニガウリを見つけて言う。
そして、子供を振りかえり、「まだ、とっちゃ駄目よ!」
ええええええっ、まだ、ということは、もう、という日が来るのですかあ?
「これって、美味しいよねえ。」おいこら、本当に食う気でいるな?
トマトの方はとっていいって言ったけど、ニガウリは言ってないぞ!!
拡大解釈されても困るんですけど。でもニガウリももう終わりで、寒いから
成長も遅くなっていて、枯れるのが先か、口に入るのが先か、といったところ
なんだけど。
ところで、夫にこの話をしたら真剣にびびっていた。
少し笑ってしまった。
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昨日は12月初旬の気温だというので、寒かった。
今日はマシだとTVで言ってたが、やはり寒かった。
金沢では、雷が鳴って雨がふり始める頃ではないのか。
いや、もう少し後だ。雷は寒ブリを連れてくるそうだし。
東京も秋雨が降ったりしてるけれど、でも概ね晴れて乾いている。
金沢の秋冬を過ごした後で関東の青空を見ると、なんだか不安になる。
だってまるで冬の日照りだ。
ヨーロッパは、とひとくくりに言っていいのかどうかわからないが、
概ね冬に雨が降る。ヨーロッパからの玄関口、トルコだってそうで、
そのトルコはチューリップの原産地。
金沢にいた頃は冬に雨が降るというのが嫌だったけど、チューリップも
サフランも増えるのに驚き、お隣の富山がチューリップ球根の産地であるのに
納得した。←何を今更・・・(^^;)
そう、こんなことがあったんで、「冬の日照り」なんて思ってしまうのである。
本当のところ球根が太るのは花が終わってからのことで、あちらでは花が
終わっても気温の低い日が続き、球根を太らせる「葉」を維持してくれるから・・・
のはずなのだが。
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