梅雨寒い

 梅雨の中、雨どいを走る雨の行方に驚いた。
なんと、大雨が降ったら庭の芝生が水に沈んだんである!
これで何故、この芝生が生きながらえているのかと思ったら、翌日にはすっかり
水がひいた。だから、だからこの家、何の対策もしてなかったのね・・・(^^;)

 こりゃ一発、土木工事をしなければならないのか。
それとも、これほどの雨はたまさかにしかないのだからと放っておく、いえ、
あせってやらずに、観察しておくに留めた方がいいのか。

 この家を買うことを決めたのは冬で、ゆえに土地の広さしか気にしなかった。
「庭は苦手です。」と売主は夫に語ったらしい。彼が受け継ぎ、残していった樹木の
相手をしていると、まさにそうだったろうなという感じがある。切る理由の殆どは
「邪魔だから」だったろうと思えるのである。

 しかし、私も五十歩百歩で、例えば整えたツゲの上に枝垂桜の枝が乗っかって
いるとすると、私は両方の枝の重なり部分の、ツゲの方を切りたくてたまらない。
ツゲは目隠しにもなっているのだが、私はこれを別の樹木に替えたいのである。

 そう目論むのは簡単だが、枝垂桜の葉は、秋になれば落ちてなくなる。
その時に残るのは、てっぺんがないツゲ、その上をぷらぷらと風に動く枝垂桜の
枝、その向こうに見え隠れするうちのお台所、ということになる。ちと、やばい。

 枝垂桜&ツゲは気がついたからいいが。しかし、他のものだって、自分が
知らない要素の固まりということになるのかもしれない。てなわけで、当分、
切った貼ったはやめておこうと考えなおした。

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 ワールド・カップが、中々ありがたいものとなった。
サッカーには何の興味もなく、ついでに見ておいてもいいかなという程度である。
だが。近くのガーデンセンターが、「ワールド・カップ決勝トーナメント進出
おめでとうセール」というのをやってくれるに至っては、考えは変わった。

 30%オフ、であった。←現金とはこのことだ
おかげでかねてより悩んでいた Acer negundo "FLAMINGO”を買ってしまった。
乾燥牛糞も堆肥も一緒に買ったのに、苗のモトの値段より安かった。
それで私はうれしくなって、にわか日本チーム・ファンになったりしてたので
ある。(←さすがに「サッカー」・ファンとは言わない)

 今日も買って、いえ、勝ってくれないかなあと心ひそかに応援してた
6月18日だった。敗けてしまったときは、「敗退残念でしたセール」をやって
くれないかなあと思っていたが、まさかそんなことはないだろうと思っていた。

 翌々日の20日、鶏糞を買いに行ったら「お疲れ様セール」の名のもとに、
10%オフをしていた。そのときは粛々と、鶏糞だけ買って帰宅した。

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 少し以前、欲しかった「富有」の苗を見つけて買ってしまった。
芽が出ない柿の苗を、私は未練たらしく置いていた。家を見にやって来た父が
それを見咎めて、「今ごろ芽が出ていないようでは、どうしようもない」と
うれしそうに言った。

 隠し忘れた私が悪い。おまけに敵さんは「父親」である。多大なお祝いまでもらって
いて、まだお返しもしていない。で、とりあえずのところは、「クソジジイ、2度と
来るな!」と心の中でつぶやくに留めたのであった。

 だが、夫までもがその苗を見て、「どうせ芽が出ないのなら、片付けたら?」
と、言いだしたのである。ほほう、オマエがそう言うかと思えば、答えは
コレだった。

 「・・・あんたってね、それでも17年も一緒にいる私の夫なの!?
私の夫なら、ちゃんとした苗買って来てさりげなく取り替えて植え替えとくわね。
で、ある日あるとき、『芽が出てたね』って言うの。その時には、私は自分の失敗
も、あなたがしたことも、とっくに気がついているんだけどね。

 でも、そんなことは知らんふりするの。それで私、『本当だわ!もう駄目だと
思ってたの。』と、涙ながらに答えるわけなのよ。わかる?こんな芝居が出来てこそ、
私の夫なのよ。それが出来なくて、どうして一緒にやってきたと言えるの?
あなたって人は、そんな物語さえこさえられないのね。そんなの、夫でも妻でも
ないんじゃないのっ!?」

 ・・・ここまで言えば、980円分の鬱憤が晴れたような気がした。