今のお話:栽培環境編

  はっきり言って、転勤族という身の上は園芸に向かない。
うちの場合は 2〜4年で転勤があり、東京から大分、大分から東京、東京から
金沢、で現在に至る。もちろん、引っ越すたびに栽培環境も物置も変化する。

  現在は社宅という名前の集合住宅の2階に住んでいる。
当然、ベランダが中心となる。が、同じベランダでも左側1/3は陽が当たらない壁で
あり、換気扇と風呂釜と、クーラーの室外機の領分となっている。右側は1畳分ほど
のサンルームになっていて、とにかくとにかく狭い。

  階下には小さな駐車場がある。その奥は日当たり良いデッドスペースになっている
ので、そちらをちょっと育った苗置き場&鉢置き場にしている。何が困ると言って
1階に水道の蛇口がないことだが、道を隔てた向こうには用水路があって、しょぼい
ながらも水が流れている。(ここで水をいただけるのは中々便利だ )

  用水路の横はあぜ道となっていて、ここで花のショウ・ルーム??をやっている。
なんでこんなことになったのかと言えば、地面がないからで、そちらに進出せざるを
えなかったのである。そして、少しばかり植えても踏まれるか持って行かれるか
なので、ばーん!とやるしかなくなった。

  ばーん!とやってみたつもりでいても、花など目に入らない人はいくらでもいる。
それで性格暗くなりそうになってたところ、あぜ道を犬の散歩に使っている人から
声がかかり、今度は畑を借りることが出来た。

  しかしその畑というのが中学校の裏で、生意気盛りのガキどもがうるさい。
彼らは、自分の母親とたいして違わないオバサンに「カノジョ〜!!」と叫んでいる
ことに気がついていない。早く気がつけ!いや、気がつかなくてもいいから、
とにかく放っといてくれーーええ。

  余談だが、プロである知人(男性)に「いーわねー、あんたたちは作業中に女子
中学生に囃されちゃうなんてこと、ないじゃーん??」とグチったら、心底傷ついた
というか、何てこと言うのっ!みたいな顔をされたが。ありゃ一体どういう意味なん
だろう?もしかして、たかだか中学生でもいいから囃されたいって話ー?おぢさんは
どうして頭がソッチ方面にしか行かないのっ!?しょーがないったら、まったくー。

  もう一つ余談だが、うるさいガキどものことを心配してくれた知人に向かって、
うちの夫は 「ああ、あれね!うまい話なんて、そうそうないってことですよー。
はっはっは!!」と、さらりと言ってのけた。・・こっちはノーコメントにしておく。

  ともあれ、畑の格好をした広い栽培場所を得たのは初めてである。これまでは
開墾から始めなければならなかった。で、うれしくパニックの時間を過ごした後に
サルビア編につながることになったわけだが。もちろん、先のことは考えてない。
考えないようにしている。嘘。考えついたときには広さを使うことだけに頭がイって
いて、近い将来転勤があるかも、なんてこと、すっからかんに忘れていたのだ。
ああー、どうしようーー。

  ま、とりあえず、今のところはこんなふうだ。