家庭才媛 → 菜園でした
今年の庭は野菜という名の一年草にしておこう。
そう考えたのは雑草チェックと、まだまだ残っているはずの石の処理を考えたから
であった。モノのついでにきちんとやってみるかというわけで、テキストも買った。
初心者向け、とはいえ100種類以上の野菜が載っている。
そんなら、ついでのついでに50種類をクリアしてみようとも考えた。
菜っぱの類はコマツナ、春菊、ガーデン・レタス、
例の如くのトマトにナスにピーマン、我が家らしくニガウリにヘチマ。
去年は実家からもらった落花生。ここぞとばかりにエダマメ。10種類で秋になった。
今、畑じゃなくて庭!にあるのはホウレンソウにルッコラにガーデンレタスに
春菊にパセリに大根。つまりこれで14種類。もう少ししたら、スナップエンドウを
蒔く。そしたら15種類か。そうそう、スティックブロッコリもあって16種類。
2年あればなんとか50種類はイケるのではないかと思ったが、ダブるものも
あるはずなので、難しいような気もしてきた。
そうそう、バジルとシソとサラダ・バーネットがあったから、19種類だ!
あ、ニンジンだって蒔いたんだった。20種類。
一番大変だったのは大根。
「大根十耕」と言って、小石ひとつ、土の塊ひとつ、残してはならないらしい。
ああああああ、小石って直径何センチまでなのおおおお?と天に向かって問いながら、
時には10cm四方もあるような石を掘り出し、身体はガタガタ、指紋は消えそうに。
玄関やキャッシュカードが指紋認証でなくて助かった。
例えばお上に法でそうと定められちゃったら。足の親指かなんかで認証してもらう
しかなく。玄関や銀行で靴下脱いで、しかもどんなポーズで認証してもらう
ことになるのだ!
土作りのための最中、指にプツプツも出来た。
これはたまに出来るもので、手袋をすればいいものを、思い立ったら
始めてしまうクセがあるゆえ、プツプツが割れてしまう。普通の医者は苦い顔で
手袋をしろと言うのだろうが、幸いかかりつけは自分も家庭菜園愛好家なので
うれしそうにするばかりで余計なことは言わないのであった。よしよし。
そしてこの医者は何故か「橙」を植えている。橙とは珍しい。でも理由を聞いて
みる時間がなかった。次にかの医者の顔を見るのは花粉症の時期となる。その頃、
忘れてなかったら聞いてみようと思う。
で。てこずったのがヘチマである。
ヘチマは、女子栄養大学の食品成分表にも掲載されている、れっきとした食べ物だ。
ただし食べるのは幼果で、ものの20cm以下で、大きくなったら食べられない。
大した栄養もカロリーもなく、流通している地域は私が知る限り鹿児島以南。
皮をこそげて輪切りにし、味噌汁の実か、ツナなどと炒める。味に大したクセはなく、
ピーマンやニンジン、ニガウリには負ける。
で。こいつが!!目を離すとずんずん蔓が延びるのは仕方ないとして、受粉した
かに見えても、黄色くなってダメになるのが多いのは何でー?それでもって、
非常にキズが付きやすい。いや、売るわけではないからいいんだけど。
現在ヘチマは石垣をガンガン這い登り、夕飯用の、たった2本を収穫するために脚立を
持って来ねばならない。なんだかなー。
大成功はニガウリ、のつもりなのだが、9本の苗から、大体80本の収穫、
ってどうなんだろう?最後の方なんて小さいもんだったし。1株の苗から10本収穫
出来ないようでは商売にはならないような気がするが。いや、するわけじゃないけど。
1袋460円の種子だと思えば十分モトはとれたけど、9本植えたからこそモトが
とれたのである。
来年は、サヤインゲン、トマト、トウモロコシも種子からの栽培を計画している。
お花の先生はことにトウモロコシを楽しみにしている。先生の大好物と知って、私と
きたらけろっと口がすべってしまったのである。初めて作るのに安請け合いして
大丈夫か、私?うう。
もひとつ思い出した。小玉スイカも作った。2株で3個という、マスクメロン並みの
収穫数!味は十分だったが、実も小さかったので課題を残すことにはなった。
これで21種類。あと29種類か。50種類、なんとかなるかもしれないと思えてきた。
結果が気に入らないものは3年目あたりの、土が出来上がってきたあたりで
リベンジを目論めばいい・・・って、家庭菜園ってどこの家でもこんなふうなのか?
庭から出てきた石は、今どき珍しい、近くのデコボコの駐車場に運んでいる。
冬大根でもかなり平らになったが、夏大根を作れば、もっと平坦になるはずである。
家庭菜園のおかげで色々と燃えることが出来るのがうれしい。
いや、こういうのが「萌え」なのか??