花がらみ7:やっぱり山歩き
山歩きと言っても、実際のところは山走りである。
御世話になった
JAFのおニイさんも「こんなところ、初めて来ました!」と
明るく言ってくれた、そーゆーところを走る。車で。
4/24,
もそうだった。山方面へ車を走らせてしまった。
道端に「ヤマナ、イワナ、500円」と書かれた水槽が置いてある、あのへんである。
(関係ないけど、イワナの骨酒ってすっごくおいしいよねえ。うっとり・・・)
つい最近風致地区に指定されてしまったあたりを通る。
新緑したたる雑木林と、水をはった田圃、その向こうには池がある。
そのまま走って行くと、スキー場。斜面はスミレとショウジョウバカマ。
ここまで来ると、ソメイヨシノが満開。
これまたそのまま走り、温泉地の方へ出ようとしたら、おお、同じ猩々袴でも
オレンジ色がかったシブい色の猩々袴があるではないか。そーなのよ、ピンクの
色の濃いのもたまにあるけどオレンジ色っぽいのもあるんだよなあ。
・・・と、そこで思うんだが。もしかして猩々袴って、ピンク色のが咲き終わる
頃に花色がオレンジ色がかるもんなの??自分で栽培してないと、よくわからん。
誰か教えてくれー。
スミレ。濃いも薄いも大も小も丸いも細いも色々ある。山であちこちに黄色い
花穂をぶんぶん立てているのはヤマキケマンだ。ある民家の隣には、少し
ヤマエンゴサクが咲いている。この花色はデルフィニウムにも似ているが、スミレ
にも似ていて、なおかつスミレより大きいのだが、車を運転しながらでは、区別を
つけるのが難しい。というより、車を運転しながらそんなもん見てる方が既に
おかしいし、アブナイ。困ったもんだねえ。
温泉地から、また山を越える。ここまで下りると、ソメイヨシノ、かなり散っ
ている。山を越える道の、これまた脇道に入る。アスファルトどころか、
コンクリート舗装さえされてない。どうしていまどき普通乗用車でこんなところを走ることになったかなあ。おっ、今度はピンクの濃い猩々袴!
で、幹線道路に出て、それからこないだ JAF
の御世話になった道に入る。
おお、にっくき雪は消えている。調子がいいではないか。あ、またヤマキケマンの
大株があっちにもこっちにも。椿も咲いている。おっ、花弁とがってる。
そしてそして、JAF
の人も知らなかった道からまた脇道へ。(^^;)私は年末この
道に入ったとたんカモシカに目の前を横切られたんである。驚いたのなんの。
大丈夫、私にひかれちゃうほどトロいカモシカではなかったから。そして雨が降って
きたが、車なのでありがたい。おおっ、今度は左手に大きめのピンクの何かを発見。
これが何かと言えばカタクリの花だった。おまけに群落だった。
いやーカタクリってさあ、山歩く人もそうなら園芸やる人も、とにかく早めに知る
山草じゃない?腐るほど写真は見ていて、本物のカタクリ粉はこれの根茎から
とるってことも頭にこびりついていたけど、本物見たの初めて〜!!(^0^)/
写真そっくり。うそみたーい、こんなところにー。
というより、こんなところだからこそのんきに群落作っていられるのだろうて。
葉を見たらやっぱりカタクリ。雨は冷たかったけど、感動したなあ。
それから我が家方向に走るわけだけど、あちこちで、雪で折れた杉が道の横
からナナメになって通せんぼしている。その下をかいくぐるようにして走ると、
葉が車体をこすって、ずざざざーなんて音がして。いやはや。面白かった。
家を出てから、これで3時間コース。うちの近くは、八重桜が満開。
4/26。今度は別の道を通ってみた。かなり奥に時がとまったような集落があり、
そこでは庭にカタクリが咲いていた。道の隣の斜面では、山瑠璃草とスミレが
自然の手で、寄せ植えられていた。ふうん、このへんのヤマツツジはピンクなんだ。
畑のわきに、ヤマエンゴサク発見。まあまあこんなところに。
見ていて実に飽きないが、なんせここは余所さまの畑のど真ん中である。車とめて
うずくまってる私は、非常に怪しい。
4/28。結局このへんの山で珍しいのは、ヤマルリソウなのであった。
標高の高いところに行けば、キクザキイチゲも未だ咲いている。ヤマエンゴサクは
少ないながらもありそうなところには顔を出している。ヤマキケマンはもはや
ショウジョウバカマほどではないが雑草らしくなってきた。カタクリも同様。
これ以上の展開を見るには、徒歩でしか行けないところに行くしかない。うう。
車で季節の追っかけをしてたような気がする。
しかし、春宵一刻価千金なら、ちょっとやそっとのことはいいではないか?