花がらみ6:おかげでここまでヒネくれた

  まだ決ったわけではないが、転勤かもしれない。
逆に言えば、転勤にならないかもしれない。ってことは、とりあえず今やるべき
ことは何か?そりゃまあ、というわけで、私はあぜ道の草とりをしていた。
すると、御近所の田中さん(仮名)の奥様がやってきた。

  にこにこしながら、このあぜ道、ここまでやったのに転勤になったら残念よねえ、
と言う。何で残念なのかわからない。で、ついつい「別に??」と言ってしまう。
敵さんもこっちも、二人そろって怪訝そうな顔になっている。

  何であぜ道園芸なんか始めたのかと言えば、はっきりきっぱり、地面がなかった
からである。種蒔きした Geranium rubescens を、地面に植えたかった。が、そいつ
は開花を始めてそこそこ経ったところで犬ションかけられて枯れた。こいつにション
たれられた(^^;)時点でやめときゃいいものを、私ったら続けちゃったんだよなー。

  お原稿的には「一人でも多くの人に花の美しさに気がついていただけたら・・」
ってことになるのだろうが、我ながら何と物好きだったことか。
そして当然、何と理解されなかったことか。

  いや、理解はされたのかもしれない。2度目の春ともなれば、チューリップと
パンジーで華々しく彩られていれば、ガキんちょもそうなら犬も道の反対側を歩か
されるようになり、犬フンもたえて見なくなったのである。

  ある人は「このへんの人はこんなところに花を植える勇気はない。」と言ったが、
なるほどこのへんの人は、同じ勇気のなさで、御近所の手前、犬に気を遣うし、
花を掘ったり折って行ったりしないとみえる。なんとありがたい勇気のなさよ!!

  そりゃまあチューリップとパンジーならフツーはカワイイのきれいのと言うさ。
本当は思ってなくなってそう言うさ。だけど、植えてる方の身にもなってみろっ
つーの。こーんなわかりやすいやつ、つまらなさすぎー。もっとこう、シブいやつ
とじっくり付き合いたかったのよー。そう、Geranium rubescens のようなやつと。
え?画像?あるわきゃねーだろが!文句はションたれ犬と飼い主に言えっての。

  何の話だったっけ?そうそう、田中さん(仮名)の奥さんが来て・・。あげくに、
「パンジーって、こぼれ種子で出ないの?」な〜んて聞かれてしまって。
「パンジーは、無理。ビオラならよくあるみたいだけど。」って、そこまで言っ
たら、なんか知らないけどぷりぷりして帰ってしまった。変な人〜。

  つまるところ話は逆で、「残念」というのは自分で育てられない人の、見ている
だけの人が思うこと。あたしはどこに行こうが、困らない。種蒔きのやり方、教え
たんだけどなー。確かに苗はあげましたけどね。ふーん、今度はこぼれ種子をアテ
にするわけかー。

  そんなことはどーだっていいが。おい、本当に転勤はどうなるんだろう?
ここまで書いて、なかったらどうしよう?既に畑では 80球のチューリップが咲いて
いて、太ったり増えたりしつつある。まだいるとしたら、来年は1年草ミックスは
ナシ。パンジーとチューリップだけでイケることになる。トホホ・・