新しい栽培環境で
また2階に住むこととなった。今回は、奥行きが狭く横に広いベランダを得た。
引っ越しの度に環境が変わる。同じベランダでも、階数、方向、奥行き、庇の状況に
(知人のところは最上階で庇が殆どないのだそうだ)周囲の建物、換気扇にエアコン
の室外機の場所などなどで、随分変わって来るはずである。
が、そんなことはどうでもよくて、今回のベランダはここであり、よそのどこでも
ないから、私はここで何とかしなければならない。それだけの話である。
今回のベランダは東南向きで、コンクリートで固められた庭の向こうはよそのお家
だけれど、屋根の照り返しが問題になるほど近くではない。
問題は、オープン・スペースである。
このへんは坂が多い地形で、ここにも斜面になった地面がある。
その斜面に、立ち入り禁止の札が立ってるのは、中々喜ばしい事実であった。
自分の方が転げ落ちそうなのは、転げ落ちなければいいだけの話である。多分。
そして、「フェンス」なんてものもある。金沢の社宅では、フェンスの下は
アスファルトだった。だが今回は地面だ。現在ヘクソカズラがまきついているが、
こいつら全員、死刑を求刑中である。控訴?そんなもん、却下に決っている。
(・・・そう言ったら夫に、「オマエはエライなあ、警察と検事と裁判官と
死刑執行人の全てを兼ねているんだもんなあ・・」と笑われてしまった
^^;)
フェンスは良いものだ。何が良いって、植物をからませられるから、良い。
さて、何をからませようか。とりあえずはニガウリを用意している。これが終わっ
たらスイートピーかな?もちろんそういった1年草ではなくて、息の長いものは
・・やってみたい。(^^;)
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C.alialiforia である。金沢では地植えしていた。
移植のときは根がぽきぽきと実に簡単に折れてびびったが、簡単に蘇ってくれた。
暑さと日照りに対しては、かなり丈夫な部類である。
それは良いのだが。金沢からついて来たらしいナメクジの跡、そして葉ダニ??
他には、小さなカマキリとカメムシも移住してきていた。
聞かれたらやめろと答えてやったのに・・・?
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誰だったか、同じ浮気でも、同じタイプの人を次々に好きになる人と、
別のタイプを好きになる人がいる旨、書いていた。
別のタイプにちょっかい出したくなるのは、わからないでもない。
知り合いの切り花生産やってる人が、「オスってのは花粉まきちらすのが使命だから
さあ。」と、実にその職業に相応しい発言をしたことがあるが、そういうことだ。
で、問題は同じタイプを次々に好きになる人、のことなのである。
男女に関係なく、浮気というものが遺伝子のバラエティをコレクションし、結果的に
自分の子孫の繁栄(または生き残り)を目論むための無意識の行動だとしたら、
同じタイプにコナかけてたら浮気をする意味がないのではないか?
何故わざわざ同じタイプを選んで可能性を狭めてしまう固体がいるのか?
そりゃまその、本能「だけ」ではない自由を人類は獲得してしまったから、という
ことになるのだろうけど。まああんまり深く考えないほうがいいな。
それはともかく、その話を聞いて私が考えたのが、そういえば植物に対する好みも
そういうのってあるなあ、ということだった。つまり、同じ感じの植物を好きになる
人と、あんなのもこんなのも、概ね O.K.な人がいるということである。
人間と植物を一緒にしていいわけがないが、ついついぼけっとそんなことも
考えてしまうわけですな。(^^;)
でもって、ここまで悪口書いてしまってるくせに、そういう自分こそが、同じ
タイプを好きになる類の人間なのだ。例えば、気に入ったセントポーリアの品種は
CIRCLE という品種名がつけられていて、その白い輪の部分のおかげでオーリキュラ
そっくりだった。中心部分が丸く白いポリアンサスによろめいたこともある。
もちろん、どうしてもオーリキュラもどきでなければだめ、ということはなくて、
どこかどうかが丸くまとまっている植物が好きなような気もする。バラなら
イングリッシュ・ローズ、ニホンサクラソウではなくオーリキュラ。エケベリアも
うっとりしちゃうけど、そうだ多肉の種子を早く蒔かにゃ、てなもんで。
ところで、人間の方も同じようなタイプに興味を抱くのかと言えば。
まあ、人間は外見「だけ」ではないですから。
ということにしておく。
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Lilium 'Trumpet Hybrids Mixed'
を、バラクラが代理店になる前年、Thompson
& Morgan より入手、播種した。
公称30粒(もっと入ってた)の中から6株が開花した。黄色の他に、ピンクや
白もあった。未開花はあと3株しかない。百合としては勝負が早すぎてつまらない
部類ではないかと書いたら怒られるかもしんない。
早すぎてつまらないと書くのは、他に Chiltern
Seeds より入手した園芸種&原種
のミックスを栽培中だからである。名札では、1996年に播種したことになっている。
蒔いて2年めからタカサゴユリらしきものとテッポウユリが咲き続け、咲いたものは
よそにやるようにし、さて今年あたり残ったものの中から何か変なものが咲かないか
と期待してたのだが、今年もテッポウユリばかりが幅をきかせている。(が、それは
それで嫌いではない)
これを蒔いた 1996年には、大分にいた。東京、金沢、そして今度は神奈川。
ここまで一緒に過ごすと、「ふりむけば、君がいた。
」というやつである。
昔は百合なんていうものは、夏になればそのへんで勝手にぱかぱか咲くものだった。
だから大して関心はなかったつもりだが、こうなると、どんなのかはわからないが、
夏になればとにかく新しい百合が咲く、という事態が習慣になってしまった。
全く Chiltern Seeds のミックス種子ときたら、実にうまいこと長々と私を
遊ばせてくれたのであった。同じ苗床からはまだ小さな芽が出ていて、あと2年
くらい楽しめそうである。来年あたり種子を蒔けば、またとぎれなく何年か楽し
めるはずで、「継続」ってばしかし何だか恐ろしいもんですなあ。ははははは。
ところで、黄色いのやピンクのと白いのを混ぜて植えるのはちょっとなあ・・と
思っていたが、よく見れば開花期がズレるのであった。
しかし、白いのは白いのでまた蒔いてもいいし、楽しみは尽きない。
以上、念の入った自慢話であった。
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