正月風景
というわけで、正月3日にこれを書き始めた。
大晦日には大雪が降った。大雪と言ったところで金沢で積雪70cmの経験がある
私にとっては雪とも言えないはずなのだが、なめていたぶん、「大雪」となった。
うちの周囲は、坂が多い。今年最後の買物をしようと坂道を下っていけば、
坂を上れず虚しく空ぶかしを続ける車を見ることとなる。あんなの、初めて見た。
金沢ならとっくにタイヤはスタッドレスだし、大体がとこ雪と坂の組み合わせがある
土地に住んだことがなかったのである。
お向かいの奥さんが、「夫と息子で、雪かきを始めました。」と言ったときには
わけがわからなかった。はあ?関東で雪かき?既に融け始めてるし、これくらい
なら大丈夫じゃないの??だが、北向き道路の雪は全然融けず、通る車は
殆ど普通タイヤだし、歩行者も雪道に慣れていないわけで、やはり雪かきは必要
なのであった。
三日になってもまだ雪は残っていて、雪かきしてない道路に入っていく車が
他人事ながら心配になる。自分んちの北側の庭にも雪は残り、北側の部屋の保冷剤と
なった。正月食品の保存にはぴったり〜なのだが。
平地に住んでいる妹は、「車の音がしないと思ってたら、そのうちあちこちから
救急車の音が聞こえて来た〜。」と言っていた。2004年から2005年にかけて私が
理解したのは、金沢で1mの積雪があろうとも、関東の5cmの積雪の危険さには
到底かなわない!ということ、であった。
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財布が激しく汚れていた。いつからこうなってしまったのか。
早いとこ買い替えたらと言われるかもしれない。言われるかもしれないが、
正月まで買い替えを待っていたのには、理由がある。
なんとなれば「春財布」という言葉があって、財布は新春に買うと縁起がいいのだ。
もちろん元来は、縁起をかつぐことはあまりしない。昔パリに遊びに行ったときも、
セール中のランセルで赤いお財布を妹のお土産に買って帰ったくらいだ。
赤いお財布にどんな問題があるのか。わかる人はわかるし、うとい人には死ぬまで
わからないかもしれない。結局私達は夫婦そろって縁起かつぎが好きな妹に叱られた
のである。財布が赤くたって、人生が赤字になるとは限らないのに。
これくらい縁起に無関心なはずの私が何故、春財布だけはこだわりたいのか。
大分に転勤してた頃にこの言葉を知って大笑い、以来、頭から離れていかず、どうせ
財布を買うなら春にしよ、とこうなってしまうのである。
追記:カエルの模様がついた財布を購入いたしました。「すっごくカワイイけど、
この年齢でカエルというのは・・」と言ったら夫は、「なんか、縁起がいいんだって。」
と言う。「どんな縁起なの?」と尋ねれば、「お金がカエル」。
ぎゃははははは!!ば、バカみたいでカワイイ〜!!
というわけで、私の新しい財布は、カエルお金でハル財布、というめでたいものに
なったのだ。ところで、今の妹の財布はヴィトンのピンク。それを見たときには、
「うっすら赤字が。」とツッコミをいれたくなったのであったが。
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大晦日は、一人で料理をしたり雪にあきれたりしていた。
夫は昼すぎに会社に行き、帰って来たのは午前四時だったそうである。
元旦は9時頃に起きて、エビを天ぷらにした。
うちの正月はその昔「沖縄」で迎えていた頃の習慣をひきずっている。
すると元旦の朝にはエビを揚げて、沖縄風の豚肉の入った汁と御飯と、あとはお刺身
で、それに後年作り始めたおせち系がプラスされるのである。
今年は客がなかったので、楽勝だった。
ただ、客がないと判明したのは大晦日で、知らされたのは元旦で、すると既に豚肉の
汁やおせち系の料理は出来上がっていたのである。で?妹夫婦を客にしたのであった。
呼べば素直にきてくれる大食いの義弟の、なんとありがたかったことよ・・・。
人が来るとなるとなんとなく気ぜわしい気持ちになるが、相手が妹夫婦である
こともあり、元旦はのんびりした。のんびりして、初詣に行った。行ったが、神社が
長蛇の列にとりまかれていたので、のんびりには相応しくなく、だから遠目に見た
だけで帰宅した。
それでは神様の立場がないではないかと言われても大丈夫で、なんせ「のんびり」
なだけなので、二日に客を迎えた後、三日に改めて行ったのである。
三日でも、10人くらいは並んでいた。今度はちゃんとお参りしましたよ、ええ。