開き直ったり心配したり叱られたり

 既に持っているオーリキュラの本の書評を書いてくれと言われた。
オーリキュラ関係の話は、とりあえず協力するつもりでいるので反射的に承諾した。
・・・のはいいのだが、読書感想文の類が苦手であるということを忘れていた。

 もっとも、感想もなにも字数は400字、そして考慮すべき要素は3つ。
書評を書かせる側からしてみれば、「本が売れるように書いてください〜」であり、
お客の側からしてみれば、「その本で、何が得られるの〜?」であり。
そして私だって、もののついでに言いたいことは言わせてもらわにゃ。

 そこまではいい。それは私もお薦めしたい本であるし、私がその本で得たものを
書けばいい。しかし、会員であるところのお客さんが、ばらばらなんである。
プロから、学者から、タネを蒔いたこともない人まで。こんな状態で、一体全体、
どう薦めたらいいのか。おかげで、苦労した。苦労した後で、気がついた。

 つまり、書評を読むのは、たまたまプロや学者や初心者であるかもしれないが、
結局は私と同じような、多少なりとも「オーリキュラに興味がある人々」なのである。
そしたらいきなり安心。いつものように変に入り組んだ悪文に、言いたいことも
入れた原稿を締め切り前に出すことが出来たのであった。

 よそに出す書評もいつものHPの文章も同じ。読みたい人が読んで、わかる人
だけがわかる。読み取れる人だけが読み取れと思ったら、いつもとは違う場や相手
であろうとも、関係ないのであった。あー、すっきりした。

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 「G.W.で引越しを終える」というのが、敵さんの話であった。
周囲を眺めるともなく眺めながら、これじゃ無理だろう、と私は思った。
だって、自分達で引越しをするというのである。その日は、4月27日だった。

 まことに失礼ながら、その家は、すっかり「風景」になってしまったガラクタ、
いえ、思い出の品達であふれていたのである。一般に、ある程度、片付いていない
のは居心地が良いということになっているが、このモノの多さからして、これを
自分達で取捨選択してたら、家をカラにするには一ヶ月あっても足りないはずだ。

 転勤族とその家族にとって、引越しというのは結局、「問答無用」であった。
当人にとっては、辞令から一週間後には現地に赴任していなければならず、妻にして
みれば、辞令から一週間後にはその棲家をカラにしていなければならない。

 だから、どちらも兼ねる??独身者や単身者だとしたら、毎日の送別会疲れで
寝ているところを引越し屋がたたくドアの音で起こされ、部屋の片隅の紙きれ一枚
から手伝いに来た人の傘にいたるまで一切合財を荷造りされて、現地に送りこまれる
ことにもなる。あまりにミもフタもない話かもしれないが、逆に、これくらいで
ないと、引越しは成立しないはずなのである。

 ・・・てなわけで、あれで一体大丈夫かな?という危惧は的中した。
5月11日、家の様子を見に行ったら車が3台横付けされていて、「おかーさーん、
これはあー?」という声が聞こえてきたのである。のどかなことには、小さい孫まで
一緒になって、「茶色いダンゴムシはあ〜?」とやっている。(はいはい、いくら
でも持って行きなさい。)

 出来れば、ぽけっと庭に座って構想を練ろうと考えていたのだが、この状態では
いくらなんでも出来るわけがない。というわけで、そのまま帰ってきた。
家の引渡しは16日。切ってくれるはずの松も、まだ残っていたなあ。
ああもうっ、いっそ、手伝ってやりたい!!

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 先日、富山の知人よりメールが来ていて、それは私があげた P.elatior
の画像なのであった。いやもう、なつかしいのなんの。金沢は遠くなりにけりと
いうかなんというか。あのあぜ道の隅っこでは、今年も咲いただろうか。
知人のところでは、増えまくっているようで、みごたえのある姿となっていた
のが、うれしかった。

 今日、また別の人から画像メールが届いていて、今度は、オーリキュラだった。
プリムラの方は名前の問い合わせだったので返事が書きやすかったが、さて
今回の場合の問題とは、何か。

 一番ヤバいのが、名札違いであるが、画像からすれば確かに同じ分類の
花である。ゴールド・センタード・アルパインの、赤ビロード色の品種が他に
いくつあるかはわからないが、MARY A. ROBINSON から買っているという
湯沢園芸由来の株から分けたその花が、同じ顔をしているからには同じであると
考えるしかないだろうなあ。DNA鑑定できるわけじゃなし。にしても・・・・。

 次の瞬間、思わず、「あーあ、提供するだけじゃなくて、『交換』出来るように
なって欲しいよう。」という言葉が口から出てきたのである。そして、これまた
次の瞬間、「そのような考え方は、誠にもって下品である。」と、夫に叱られるに
至ったのであった。

 トホホ・・・さて、他になにかあったっけ?
もしかして、画像がきれいに届いているかどうかだけが問題なのかしら。