文章年齢

 パソコン通信の納涼会に出たら、一番の古株と言われた。
早い頃からいて、たまに発言し続けているうちにそうなってしまったらしい。
原因は何か。居心地が良かったうえに、環境が整っていたということか??

 そしてのんびりと匿名性の上にあぐらをかいて、「趣味の良いミもフタもない発言」
を心がけるうちに10年経った、と。(まーひどい。)

 もちろんたまにはイヤなこともあって、大抵それは、結局参加者達も生身の人間
であることから、ただの「楽しさ」だけでは我慢できず、利益を追求せずには
いられない、といった面を見なければならないところにあった。

 考えてもみろっつーの、自分に課した義務で会った人に、エライ人を
見つけてはスリ寄って得をしたという話を聞かされ、挙句に自分も権威の一部
であるかのように振舞われたりするんだぞー!(;^0^)/

 もっとも、機会さえあれば普通の人はそうすると考えた方が正しいのかもしれん。
そうでない世界を知る贅沢な人間こそは一握りで、そういう人々に出会う方が
難しいのだ。いやー、まいったまいった〜。(;^0^)/

 エライ人々に出会って有頂天の人もいれば、自分が親分になろうとした人もいる。
どうしたのかと言えば、フォーラムの中から情報を持っていそうな人間だけ
誘って自分のパティオだったかサロンだったかを作ったのである。

 最初は楽しく海外の種苗会社などの情報交換をしましょう、ってな話だったが。
全然楽しくはない。なんとなれば、せっかく集まってくれた人々相手に、発言の
型からなにから、自分が作ったガチガチの規則通りであることを強いたのである。
パティオが早々に閑散としたのは言うまでもない。

 その時は地方にいたが、後日東京のオフ・ミーティングで知人に聞いたら、
ナンとも言えない顔をして、「直接会うといい人。」と教えてくれた。うう。
人が何を以って人と付き合うのかわからないが、こういう場合は、会うだけに
しておくのだろうか?

 良いこともうげげなこともあって10年。「私なんてー、ヘタな資格を肩書きとして
名刺に入れるくらいなら、まだハンドル・ネームの方が価値があると思う〜。」
と口走ってしまったことがあった。

 即座に賛成された。うれしいのか悲しいのか、自分がようわからん・・・。(^^;)

                  xxxxxxxx

 知人によれば、「忙しくてBBSに3日間コメントをつけられないでいたら、
ダイレクトにメールを寄越した」人がいたとのことである。早く返事を寄越せと
書いてきたわけだ。

 多分、敵さんはパソコンという道具を得て夢中になっているところなのではないか。
画面の前には自分一人で、止めてくれる人とてなく、自分の思い込みしか頭にない。
・・・一体、電脳社会でのエチケットを普通の人はどう構築(!)していったら
いいのだろう??)

 かくして、「3日は長いよ。」と答えてしまったが、正しくは「そういう人には」
3日は長いよ、なのである。でもま、3日くらいで大騒ぎだなんて、結局はその
サイトのことをアテにし、ハマりきっているんだよなあ、ははははは。本当?

 時々、ネットで得られる情報はすべからく、その人のパソコンに対する努力と
パソコンに支払った金額に対する報酬だと考えていそうな人々をみかける。それが
企業ではなく、個人運営のサイトに対してもそうなので、驚く。

 個人のウェブ・サイトの内容に関しては、運営者の趣味である。やりたいから
やっている。してみると本来は、まともな内容である方がおかしくて、開いた
とたんにそこんちの子供のヘタクソなピアノが流れ、表紙はペットの写真でない
方が珍しいと思うのだが。←我ながら極端な御意見である

 質問の返事が来るとすれば、それは相手が優しいからか、さもなくば知識の復習が
出来て自分のためにもなるという意識を持っているからか、さもなくばよっぽど
書くのが好きか、面白そうだと思ったからである。

 返事の早さ、それ自体は全然全くこれっぽちも、問題ではない。一度、早いは
いいが間の抜けた、ビジネス文書みたいな返事(ないのは読解力か、それとも表現力
か?)をもらってみればわかる。

 突き詰めて考えて書いた(後になって読むとヘンな文書だったりするが)挙句に
返事がビジネス文書だったり、コミュニケーションになってなかったりすると、
がっかりの度合いは、もはや失恋の領域に近い。←何もそこまで・・

 そうだな、質問書くなら、相手をひっかけるくらいの根性でいかないと。
答える方にも張り合いをもたせてやんなきゃいけないと思うな、私は。
物騒な言い方だけど、ムシが良いのはダメなのよ。そんだけなのよ。

                 xxxxxx

 「思ったより背がお高いんですね。」と言われた
と、その人は書いていた。自分は背が高くて痩せているのだが、自分の文章を読むと
世間はどうやら当人とは正反対の印象を受けるらしい。すると自分の文章は
小太りなのか?とこの人は続けている。

 大笑いしつつ、その戸惑いはちょっとだけわかる。
なんとなれば、先日のパソコン通信の納涼会で、またも言われたのである。
「え、あんたがあの?あんたって、そんなに若かったの?」と。
つまり、私の文章は私より年をとっていることになる。

 そう言ったのは、いずれも60代のおぢさん達だった。
パソコンを操る60代のおぢさんってのは、文章から年齢を推し量る傾向があるのか。
って、それは60代に限らないのだろうけれども。

 私としては、もっと若いと思ってた、と言われるよりはいいと思っている。
60代になっても、言われたい気がする・・・って、これは問題が別か。はははは。