続:大雪が降ってしまって


いつもいつも、アップした後は落ち着かない。
もうひとつひねることが出来たような気がして、文節の順序を間違えたような気が
して、面白いネタを載せ残したような気がして、気になってしょうがないのである。
そして、大雪の話こそは、その通りとなってしまった。

例えば19日には、石川県知事が城址公園を散歩していて転んで骨折した。
「21日は県民除雪デー」と決った直後の話で、これは中々もったいないネタだった。
「県民除雪デー」は毎年あるものではなくて、大雪の後急遽決ったのである。

20日の朝には上京のため、雪道をタクシーで空港行のバス停に向かった。
雪道はでこぼこしていて、右に左にガクガクと揺れる。当然運転手とは雪の話に
なる。ちょうど彼はそこそこの年齢で、38豪雪を覚えていた。

彼によれば、「38豪雪」の時は、一気に2m積もったのだそうである。雪は場所を
選ばないから、庭に2mなら屋根にも2m降る。屋根に2mも雪を載せ続けたら
家はつぶれる。それでしょうもなしに屋根の雪を庭におろすと、雪は4mの高さに
なる。屋根かそれ以上の広さの庭がない場合は、もっと雪の高さが増える。
かくして街場は雪原となる。をを、なんとわかりやすい説明だっ!!

飛行機に乗って約1時間後、羽田に降りたら、突き刺さる風が金沢と一緒だった。
上京するたび、「1枚多く着て来てしまった・・」と悔やみ、なおかつフリース
なぞ着てる人を見ると、「脱げ。この程度でだらしない。」と言いたくなる私であった
が、今回はちょうど良かった。そしたらその夕方、東京だというのに雪が降った。

でも、翌日は晴れた。雪も順調に融けていた。
なんと簡単なものだなと思っていたら、モノレールの窓から、高さ1mくらいの
雪だるまが見えた。よくまああの程度の雪の量で作れたものだと感心した。
北陸の雪だるまは、積雪をくりぬいて作る・・わけではないが、そういう冗談を
言ってみたくなるほど今回は降った。

小松空港から金沢市内に向かうバスの中では、ちょうど大相撲初場所の優勝決定戦
を放映していた。貴乃花に土がついて、さて今度こそ気を取り直して、もう1番。
ところが、なんとそこに絶妙のタイミングで、「次は、片町です。」のアナウンスが。
「はっけよーい!」の声を聞きながら涙ながらにバスを降りた客は多かったと思う。

片町のバス停留所から歩けない距離ではないが、タクシーを拾った。
実は、普通の靴で雪道を歩くのは、未だに苦手なのである。タクシーの中では、
運転手とまた雪の話をする。「雪かきのやり方で、性格がわかりますね」と彼はいう。
ええ、そういうのって、なんとなくわかります。

自慢ではないが、私は必要なところだけ雪をのけ、通路だけをこしらえて終わりに
しちゃうタイプである。それに比べ隣の奥様は、エンジンがかかるのは遅いが、やる
となったら力の限りやっちゃって、その後1週間くらい使い物にならない、という
タイプ。道理でタイミングが合わないと思ったが、向こうは向こうで私が雪かきが
好きなのだと思っていたらしい・・・。

その後、タクシーの運転手に県知事の骨折の話をしてみた。
知事が転んだ城址公園というのは、現在お城の再建の為に工事中であり、一般人は
立ち入り禁止になっている。知事公邸からは徒歩にして10分の距離があると思うが、
まだ大雪の雪も片づけられてない中、何でそんなところにいたのだろうか、と。

彼の答えは明白であった。「今年は大河ドラマもそうなら石川県緑のナントカも
あり、知事としては是非、それまでにお城の再建を間に合わせたい。いきなりの
大雪に工事の進み具合が気になって気になってしかたがなかったんだろうね。」
事実かどうか私の立場では知りようがない。しかし、納得した。

そして、その日はさすが県民総出で除雪しただけあって、歩道もきれいに除雪
してあった。私の実力(?)でも充分に歩けそうだったが、知事の謎の骨折について
の解説が聞けただけ、いいような気がする。

帰宅してPCを開けたら、人形町の井上さんから e-mail が届いていた。
「東京にも雪が降って、マンションの前に雪だるまが出来ていました」と、あった。
彼の住居はモノレールからは見えない、はずである。

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1/25、アップ直前のTVニュースでやってた。福井県の六呂師スキー場。
大雪のせいで交通が遮断されて、誰もスキー場にたどりつけなかったそうである。
去年は雪不足でスキー場は困ってると何度も聞いたが、これって一体・・・。(^^;)