パンジーとわさびと新年会
正月の客の為に、生ワサビを2本買った。 1本しか使わなかったので、もう1本はピーター・ラビットのマグ・カップに 入ったまんまで、時々水替えされただけで現在に至る。 ・・それはそれでいいのだが。マズい事に、奴は葉っぱを伸ばしはじめた。
コレは食べ物だ、食べ物なんだと自分に言い聞かせても、日々、情が移っていくのを感じている。私にコレをスリおろす事が出来るだろうか。
何よりいけないのは、たった1本しかないという事だ。
これがワサビ田のように一面にあったら(って一体、どんな台所だ、全く)そりゃもう何とも思わないに決まっているのだが。小さな葉が、いじらしい。
話はかわるが、暮れに、畑の地主に御挨拶を持って行った。
能登の総持寺で買った青い竹の篭(多分中国製、大きいのから小さいのまで5つ入って1000円)の中身に、自分で育てたパンジーとスイート・アリッサム。
アリッサムはタキイが売ってるところのオランダのサヒン社のホワイト・
フラワー・ミックスから発芽したもの。金沢は冬が早いと聞いて、いかにも寒さに強そうなオランダの輸入種子を蒔いたのだが・・・惜しむらくは早く蒔きすぎたらしく、既に咲いているのがいくつかあって、このスイート・アリッサムもそういう中の一株である。
で、パンジーはサカタのクリスタル・ミックスなのだが。
最初に開花したのは白い花で、それを前に「パンジーの顔の部分をブロッチと言いまして、今年はそれのない品種を蒔いたんですよー」と近所の奥様に言ってるそばから今度はピンクの顔アリが1株、元気一杯に、開花。(^^;)
このピンクの顔アリがどうも色がはっきりしなくて、なんだかなーと思う間に、
今度は上がブルーで、下が紫の株が開花。次が、ベルベットのような赤だった。それからアプリコットや黄色やオトノ・ブルーみたいな色のが咲いた。
そんなこんなの、花色の記録をつけてから、贈り物用の篭に入れた。
スイート・アリッサムはとても良く咲くんで、手放すのは辛かった。赤いパンジーも、この時期あまりに暖かい色なので、やはり手放すのが辛かった。黄色もこの時期を明るくしてくれるので辛かった。紫色のもベルベットの品性を思って辛かった。白いのも、緑の葉に映える清さを手放すのは辛かった。
でも、どうせなら、行った先で、きれいだと思ってもらって、大事にされてもらわなくては。だから、今、殊更にいいのをあげなければ。(見栄も少々・・)私の元に残る株達は、もう少し開花が先になるとしても、もっときれいに咲くはずなのだから、ヘーキ、と言う事にしておこう。(^^;)
しかし、絵袋にあんなのあったんかいな?というような花が咲いたもんだなあ。これだから、絵袋は捨ててはいかん。そして、何だか今回も青系ばかり咲いてしまいそうな予感・・。くくく〜〜。
ちょっと前から金沢は雪となって、ベランダの植物以外は雪の下となった。畑の薔薇も、雪に埋もれた。おニューの雪用長靴を試そうと犀川の河川敷を歩いて来た。けれど・・・30cmもの雪の中を歩く物好きは他に誰もいず、もう1組の足跡が残るばかりだった。
その犀川で伝統の加賀鳶の出初め式があって、いわゆる褌姿で雪の中、河に入って一斉放水を・・と言ったら夫が「オレも昔は良くやったもんだ」って、何か意味が違ってるような気がするけど、深く追及するのはやめておいた。
これがピーターラビットのマグ・カップで育ちつつあるワサビです。