あの思い出をもう一度
1月20日、香箱ガニの漁が終わってしまった。
以前にも書いたが、香箱ガニはズワイガニのメスであり、金沢ではズワイより
香箱の方が珍重されていて、ズワイより先に漁期が終わる。
ちなみにズワイの漁期は、確か3月 で終わりである。ズワイが終われば、甘海老も
牡蠣も間もなく終わる。(というわけで、そこんとこ、よろしく〜)
思い起こせば、今年は随分香箱ガニを食べた。香箱蟹を堪能できたことは
誠に幸せなことであったが、たんなる消費である以上に、石川県の漁業界に貢献
することにもなると思えばなお幸いなことであった。ほほほ。
だが、それも終わりである。香箱ガニの漁期は終わり、次の冬までは香箱は食べ
られない。私にとっては、多分、次の冬はない。当然、別の冬をみつけるに決って
いるが、とにかく香箱とは「長いお別れ」なのだ。レイモンド・チャンドラー。
ハードボイルドだな。最近良く食べるのは温泉卵だが。関係ない?
だが。一抹の寂しさを抱えながらスーパーを訪れた私の前に現れたのは、
北海道産のタラバガニであった。そういえばこんなのもいた。
いや、季節の始まりの頃に近江市場で見てたんですけどね、なんといいますか、
食べ物に見えなかったのね。でも、カニを食べまくってたら、これもカニの一種
(他のなんだというのだ)に見えてくるから不思議なもので。
というわけでと書いていいのか何なのか、ハードボイルドの気分はいきなり
温泉卵と化した。 1800円なりのお代を支払い、40分のゆで時間(ズワイだと20分)
を確かめ、タラバガニ同伴で帰宅。石川県の漁業界への貢献は、その日を境に
北海道の漁業界と石川県の流通業界への貢献、という方向にシフトしようと・・・。
なんで生のタラバガニがこんなに気軽にそのへんのスーパーで売ってるんだろか?
いや、今更そんなことを考えてもなんら意味がない。私の目の前の現実とは何か。
クソ重たいタラバガニ嬢(卵つき)、これである。物事は前向きに善処しなければ
ならぬ。さあさあ、大きい鍋、鍋。お湯をわかさにゃ!!
いやあ、大きすぎましたね。もう、あと10年くらい、タラバは要らないもん。
大体、カニの足とビールだけでお腹一杯になっちゃうって、こんな邪道
な夕飯、人間として許されるわけがない。多分。
もっと控えめな大きさのタラバを選べば良かったのかもしれないが、いくら小さい
のを選ぼうとしたところで甲乙つけがたく、大体がところ、ここまで書いといて
今更ナンですが、実は、私、つい大きいのを選んでしまったわけで。
やっぱ美味しいのは香箱蟹。その次が、ズワイガニ。
話が呑気すぎてこりゃ誰もついてこれないかもしれん。そう言えば毛ガニやワタリ
ガニなんてのもあったが、こっちも試しに食べてみなければ駄目だろうか?
ところで、かのカニカマボコを発明したのは、能登は七尾の会社である。
やはりカニカマボコのモデルはそのへんで獲れるズワイガニなのだろう。
大きいズワイガニの足は、実にカニカマボコに似ている。
先日衛星放送見てたら、フランスでカニカマボコが「人気」である旨、伝えていた。
そう言えば、去年行ったミラノで食べたサラダの中には、オリーブやモツァレラと
共にカニカマボコが入ってた。能登の七尾も、すごいものであった。
それば別にいいのだが。その後スーパーに行ったら、香箱ガニが売られていた。
それも、生。何で何で?漁期は終わったはず?と良く見たら「島根」と書いた札が
置いてあった。石川県では禁漁期になったところで、島根はそんなん関係ないらしい。
へんなの。いや、ちょっと待て。てことはだ。
私はこれからしばらくの間、島根県の漁業界と石川県の流通業界に貢献する、
という手もあるわけだ。ど〜れ、もう一勝負してみっか〜!!
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
何かというと出て来る「人形町の井上さん」が、リンクを張ってくださった。
おかげで何だか最近のヒット数、多い気がします。ありがとう、井上さん!頑張って
お客さんをカマしま〜す。(;^0^)/あれ?カマす?コマす??どっちだっけ??
この間も書いたが、「人形町の井上さん」はオシャレな趣味を持つ人形町の
お蕎麦屋さんである。通ってる歯医者さんもすごい。2/1の蕎麦湯コーナーの話、
是非!読んでやって。いや、ええっと、他のところもたくさん読んでやって。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~detectiv/