熱血中華屋、1周年記念食宴

 16日から上京してたのだけど、帰ってきた日は碧羅の1周年記念の日で、
初めての常連顔合わせ状態となりました。

その日は日曜だけあって富山から7人で来て、「ラーメン作って!」
なんぞという客が続いたのだそうです。(^^;)
時間通りに店に行ったら、もうもうたる煙の中でマスターが奮闘してました。
手伝いの女の子は、オールキャスト。

 ご近所に住む大学の先生なんてのもいらっしゃいましたが、面白かったのは
会社員さんの事情です。単身赴任でいらしているのだそうですが、
代々の引き継ぎの中に「食事情報」というのがありまして、提供してくださるのは
湯涌温泉の旅館の板前さん。

 で、その板前さんが碧羅の常連で、連れてきた、と。
この板前さんがまた真面目な人で、「湯涌温泉は元々地元の人の湯治場で、常連客
が多い。通り過ぎるだけの人々ではないから、派手な料理ではなくて、普通に
美味しいものを作ってくれと言われる。」そうそう、それが一番面倒なのよー。

 「猫舌で熱い味噌汁が飲めない人でも、目の前に届いたときには熱くなければ
怒られる。自分が西洋料理が嫌いなのは、熱いはずのものが熱くないからで、
ステーキだったら焼肉に行きます。」・・・そう、皿を温めない西洋料理屋は、
それだけで失格なんだよー。(^^;)

 「金を出さずにサービスしろと言われても、困る。だけど、自分がどこまで出して
もいいのか、何をどんなふうにして食べたいのか、言ってくれればこちらも努力
することができる。」まことにその通り。だけど、普段から意識的に食べてない
と、そうは言えない。一体何歳になったら、何をどれだけ注ぎ込んだら人はそれを
出来るようになるのかと、私も思うのであります。

 そーゆー意味では、お食事情報が単身赴任の引き継ぎに入っているというのは
実に実に賢い。会社員さんは10皿以上も出た中で、大きな魚の丸揚げあんかけに
狂喜し、同じ魚でも蒸してあるのとは味のトーンが違うというので感動し、
それどころか全ての料理の味が違うというので驚き、バナナのデザートでは最後
まで皿にはりついていた。(^^;)

 美味しいものというのは、人を元気にするらしい。「転勤なんかになっちゃっ
てええ〜」と言ってたのがるんるんして帰っていった。うちのダンナはと言えば、
美味しくてうれしくて馬鹿みたいに飲んで、二日酔いで会社に行った。

 マスターは1年の中でいろんなことがあって、それでも段々お客さんがついて
くれて、中には横浜からきたんだけどインターネットで見てというお客さんも
いて・・・って、それってインターネットじゃなくてパソコン通信では?(^^;)

 面白いもので、集まった人々は板前さん以外は皆、余所の人でした。
金沢の人々は一体、何しとるんじゃ〜い。