しばいにっき
私の最大にして most expensive な趣味。それが芝居です。
私の日常は、会社と(主に芝居仲間との)パソコン通信と観劇から成り立っています。
すなわち、芝居について書いていけば、それがそのまま日記になるわけです。
もう一つ、お箏と三味線を習っていて、これもかなりの金食い虫なのですが、
これについても機会があれば書いていきます。
それではスタート!
| 2001年7月 | 2001年8月 | 2001年9月 | 2001年10月 |
|---|---|---|---|
| 1「セイムタイム・ネクストイヤー」 | 3「サマージャンボ落語会」行けず | ||
| 6「平成市村座」 | 10「文楽夏休み公演」3部 | 16「オーケストラ華夏」 | 8「ファントム・ペイン」 |
| 8「七月大歌舞伎」夜の部 | 22「九月大歌舞伎」夜の部 | 18「米朝・吉朝の会」 | |
| 14「ヴァンプ・ショウ」 | 19「大江戸ロケット」 | 23「ガラスの動物園」 | 21「すべて世は事も無し」 |
| 15「七月大歌舞伎」昼の部 | 24「ハムレット」 | ||
| 21「婦系図」 | 25,26「上方歌舞伎会」 | 28「踊る噺家御殿」行けず | 27「あべの文楽」 |
10/27 あべの文楽「曽根崎心中」 @近鉄あーと館
竹本千歳大夫、鶴沢清介、吉田玉女、吉田簑太郎ほかうん、やはり「曽根崎心中」は何度観ても面白い。大夫も三味線も若手〜中堅どころの上手い人を揃えていて、違和感なく聴けました。人形は、さすがに玉男・簑助コンビには心情描写で及ぶべくもありませんが、破綻もなく良くまとまっていたように感じました。
10/21 「すべて世は事も無し」 加藤健一事務所 @近鉄小劇場
山口果林、倉野章子、一柳みる、岡まゆみ、竹下明子、清水明彦、山本龍二、有福正志、加藤健一アメリカの小さな町に4人の老姉妹が住んでいる。人生の黄昏を迎え、平穏でまったり過ごしたい所だが、心配の種は尽きない。夫と4女アリーの仲があやしいとにらむ2女コーラ、長女エスティはあまりにも頑固な夫についていけず、40才にもなって独立できない息子と頼り無い夫を持つ3女アイダ。ある日、その息子ホーマーが婚約者を紹介するという…。
可愛いお年寄りがたくさん出てくるお話。役者さんたちはみんな若いんだけど、それぞれ自然に老人役を演じていました。この話は4女アリーが一番オイシイところを持って行くんですが。あったかくて切なくてホロリと泣かせ、そして最後のオチではきっちり笑わせてくれて、劇場を出る時には笑顔になれる、そんな芝居でした。カトケンさんのところの芝居はいつもそうだけどね。
10/18 「米朝・吉朝の会」 @国立文楽劇場
桂米朝、桂吉朝、桂あさ吉通常ならば、この季節は吉朝さんの独演会となるのですが、今回は米朝師匠との二人会。とにかく吉朝さんは緊張されていたようで…いつもなら、涙流して笑うほど面白いマクラが、今回ばかりは冴えませんでした。でも噺には満足。会場は補助席まで出る超満員でした。
「おごろもち盗人(たぶん・笑)」桂あさ吉
「軒づけ」桂米朝
「百年目」桂吉朝
= 中入 =
「つる」 桂米朝
「七段目」桂吉朝まさか「つる」とはねえ(笑)。枝雀さんのテープは聞いたことありますが、米朝師匠の「つる」はとぼけた味わいがなんとも言えません。「百年目」は、ちょっとしんどかったかな…。「七段目」は何度聞いても/見ても飽きない噺。たぶん吉朝さんがやるからだと思うのですが。芝居物はいいですねえ。声の調子といい所作といい、聞く度に惚れ直してしまいます。
でもなー、今回はやっぱりいつもの脱線しまくりマクラが懐かしい気もしたな〜(笑)。
10/8 「ファントム・ペイン」 第三舞台 @近鉄劇場
大高洋夫、小須田康人、京晋佑、長野里美、山下裕子、筒井真理子、池田成志 ほか第三舞台の公演を観るのは三年ぶりにして二回目、そしてなんと「十年間封印公演」ですよ。あらまあ、ご縁がないのねえ。前回は松重豊さん目当てだったからなあ(笑)。一応2回見に行ったけど、極めて80年代的な「小劇場」ちっくな芝居だったことを覚えています。今回も同じく。時代は変わっているのに。でもファンの人は本当に思い入れが強いようで、友人のなかには大阪6公演のうち5公演を見に行く、なんて人もいました。当然、立ち見にも、列。
芝居の内容は…うーん。分かるような気はするんだけど、鴻上さんの言いたいことは。でもやはり思い入れを持つには至らず。私と第三舞台は接点がないまま終わってしまいました。
余談ですが…友人に言わせると、どうも私は「メジャーなもの」に背を向ける傾向があるそうで(笑)。言われてみればそうなのかもしれません。「オケピ!」も見に行かなかったしさ。
9/23 「ガラスの動物園」 @ベニサン・ピット
佐藤オリエ、富田靖子、松本きょうじ、みのすけええと、”堤さんの出ない”tptを観るのは久しぶりかな(笑)。このお話自体は救いがなくて暗くて嫌いなんだけど、佐藤オリエが出るし、キャスト変更で松本きょうじが出るし、ってことで。それに噂の劇場ベニサン・ピットにもぜひ行ってみたくて。ベニサン・ピットって、ほんと変わった場所にあります。普通の下町っぽい住宅地の中に、突然。紅三という染色会社の工場だか倉庫だか従業員寮だかを劇場&稽古場にしたところで、tptのほか、ニナガワカンパニーの本拠地もここになっています。ほかにもいくつかの劇団が稽古しているようでした。
さて、芝居。佐藤オリエ、相変わらずエキセントリックでユーモラスで残酷な母親役、上手いです。強烈なインパクトで他の役者とのオーラの違いをまざまざと。松本きょうじも◎。富田靖子はこういう役(足が不自由でガラス細工の動物を偏愛する内気な女性)が似合ってますね、やっぱ。演出はアッカーマン。1回だけ観た事があって、その芝居の印象が最悪だったのでちょっと疑いながらの観劇でしたが、今回は良かったです。ルヴォーのようにガチガチでなく「遊び」をもたせた演出でした。またtptにも復帰しようかな。
9/23 「九月大歌舞伎」夜の部 @歌舞伎座
中村雀右衛門、中村吉右衛門、片岡孝太郎、市川染五郎 ほか
「米百俵」:小泉首相の所信表明井演説で一躍有名となった「米百俵」の逸話。もともと歌舞伎で上演された事はあり(S54年)、それが20年ぶりに再演されることに。なぜ、20年間上演されなかったか?それは、面白く無いから!(爆) ありがちなセオリー通りの、つまんない芝居でしたねー。残念。吉右衛門じゃなかったら、全編爆睡していたかも、です。
「紅葉狩り」:おそらく歌舞伎では初見。確か文楽では腐るほど見たはず。で、そこそこ面白かった記憶が。文楽は当然(掛け合いとはいえ)義太夫&太棹三味線のみですが、歌舞伎では、長唄、常磐津、竹本の掛け合いで実に華やかなんですねー。初めて知りました。で、肝心の踊りですが…とにかくヒドかった〜〜(怒)。素人さんのおさらい会じゃないんだから、扇子を落とすか落とさないかハラハラしながら見るなんて許される事じゃない。雀右衛門はこれまでそれほど「悪い」と思ったことはないんですが、今回ばかりははっきり言って「最悪」でしたねえ。自分の意思通り体が動かないなら、踊りは舞台にかけるべきじゃない。芝居は悪い人じゃないだけに、残念でした。それから、長唄の立三味線が悪いのなんのって!唯一無二の存在である役者ならともかく、長唄の三味線ならたとえタテとはいえ代役はきくでしょう。指が回らないなら舞台に乗るんじゃない!客も、そんな三味線に義理でも拍手するんじゃない!まったく、こんなひどい舞台は、10何年か歌舞伎を見続けてきて初めてだったと言えるほどでした。
「女殺油地獄」:これは、これまでの2本を補って余りある素晴らしい出来! 仁左衛門監修だけあって、全編にこれまで私が馴染んできた純粋な上方の、近松の、仁左衛門さまの「女殺油地獄」のテイストが感じられて私自身の嗜好にも反することなく、芝居自体の出来としても上出来の、いい芝居でした。特に染五郎がよかったー。「封印切」の八右衛門でも思ったけど、彼は上方の味わいが(江戸の人にしては)かなりいい線まで出せる人なのね。しかも年齢的にぴったりでしょう。いい感じ、いい感じ(満足)。孝太郎のお吉もよかったですねー。若い女房役が板についてきました。この二人って、相手役としてぴったりじゃないかな、といつも思っています。染ちゃんにはこれからもどんどん上方の世話物をやってほしい、勿論孝太郎と一緒に。 そしてそして、恒例の松次郎くんチェック(爆)!! この芝居は野崎参りの場面から始まります。野崎観音へ参るには船か徒歩で行くのですが、大抵、船=少しは懐が暖かいVS徒歩=貧乏人、という構図になり、両者は口げんかしながら参るのがお馴染みの光景だったらしいです。で、松次郎くんは、その徒歩組の通行人の一人。川の方を向いて(つまり客席に背を向けて)台詞を言うのですが、よく声が通ってましたねえ。当然だけど上方言葉も自然だし、台詞のリズムも良かったし。庶民の通行人役の時はちゃんと庶民の歩き方になってるしねえ。ええなあ、ええなあ、とニヤけながら見ておりました(笑)。だってだって、天下の歌舞伎座で台詞よ〜〜!きゃ〜〜!おかーさんは嬉しいわ〜〜!(爆)←バカ。
9/16 「オーケストラ華夏」 @サンケイホール「華夏」というのは、日本で唯一の(多分)中国音楽のオーケストラ。知人が楽団員として頑張っているので、私も何度か聴きに行っています。今回はゲストが多く、しかも伍芳(ウーファン:中国古箏の奏者、日本でとても人気があり、美人!)さんがゲストの一人だったもので、楽団色が薄くて、それは少々残念でした。
8/25,26 「上方歌舞伎会」 @国立文楽劇場
去年に引き続き、4回公演のうち3回を観劇(爆)。それもこれも(今さら言うまでもないことですが・笑)主役級を張る松次郎くんが目的。去年は2役に出演してフラフラになっていた彼ですが、今年は「車引」の梅王丸の1役で、余裕たっぷりの舞台でした。25日の夜は最前列中央で松次郎くんを堪能。たとえ舞台上手で芝居が進行していようとも、下手の梅王丸をじ〜っと見つめ続ける怪しい客が、約1名(笑)。姿はいいし声もよく通るし口跡もなかなか、目が大きくて表情が強い。所作も決まるし、言う事なし〜〜(^^)。そしてその舞台度胸、ハッと目を引く華。何度観てもスゴイ子やわ〜。と今年も改めて感動し、惚れ直して3回の観劇を終えました。
…ただ、まあ、それなりに欠点はあるのですが。例えば、台詞を言う時に大きく肩が上下すること、見得を切る時に上半身が定まらないこと(特に最後の見得が辛そうでした)。これはまだ主役級の役をするための体が出来ていないからでしょう(というのは友人の意見)。普段は立回りなど「動く」ことが仕事ですが、主役なら「動かない」ことが仕事にもなるわけで。にしても、歌舞伎役者の道を歩み始めてわずか数年にして、これだけの舞台を見せられるのは驚嘆に値します。うん。これからもずっと応援するぞっ!
8/19 「大江戸ロケット」 劇団☆新感線 @大阪松竹座
いしだ壱成、奥菜恵 ほか
意外に、いしだ壱成が頑張っていたしオーラを発していた印象。舞台もいけるじゃん、っていう。ストーリー自体は新感線にしては単純で食い足りない部分もあったけど。古田もオイシイ役だけど、途中で一部舞台に出ない時間があったり、後で気付いてみれば今回は1曲も歌ってないのね〜、なんて物足りなさも。
しかしまあ、最大のトピックは、この翌日にいしだ壱成が大麻所持で逮捕され、大阪公演が中止になってしまった事でしょう(汗)。
8/10 文楽夏休み公演 第三部「夏祭浪花鑑」 @国立文楽劇場
ひっさびさの文楽!楽しーーーーーっ!!! 簑助さんも玉男さんも団七の引っ込みも、何もかも楽しくて、アドレナリンがピュンピュン出てる感じ〜(笑)。やっぱこの話好きだわー。大阪の夏の夜にピッタリの芝居、劇場を出るとやっぱりそこは「大阪」で、まとわりつくような熱気さえ、愛すべき、大阪。
玉男さんの義平次、さりげない動きで小悪党を見事に表現。殺し場も飄々とこなして。観る度にだけど、この人の芸に間に合って、本当によかった。簑助さんのお辰。色気があって凛として素敵。玉女さんの団七。大きくて玉男さん相手にも怯まない度胸が良かった。できれば前半のダブルキャスト簑太郎さんも観たかったけど、果たせず。太夫。住大夫さんは今回は「…」と思うところがなかったかな。あまり強い声を出す所もなかったから、かもしれないけど。やはり義太夫を語らせたら、この人以上に上手い太夫は今はいないわけで。咲甫太夫さん、いつも若いクセに上手すぎて小さい感じがしていたのだけど、今回は大きくなったのかな、と言う印象。
7/21 「婦系図」 花組芝居 @近鉄劇場
加納幸和、原川浩明、水下きよし、北沢洋、植本潤、桂憲一、各務立基、森川理文 ほか普通、新派ではお蔦が死ぬとこまでしかやらないんですよね。今回の花組芝居は「全部やります」を看板に、早瀬が復讐を遂げてからお蔦を追って自害するまで、休憩込みで全編3時間40分の長丁場。カーテンコールで加納さんは「無謀な劇団です」と言っていましたが、実に(笑)。でも面白かった。期待を裏切らない花組っぽい「婦系図」でした。
とにかくねー、各務さん@早瀬がカッコよくてカッコよくてぇ〜!さすが俳優座!な背筋の伸びた演技で、この芝居にしっかりした背骨を入れていました。他の花組の面々も、お約束通りのハジケぶりで。こんなの久々かもしれないなー。潤ちゃんは可愛かったし、原川さんもシブくて素敵だったし、私の大のお気に入り洋ちゃんも久々に(立役でだけど)炸裂してたし、楽しくて大満足よ〜。
で、花組の次回公演は来年になります。相変わらず、待たせてくれますねえ。
7/15 「七月大歌舞伎」昼の部 @大阪松竹座
片岡仁左衛門、市川左團次、中村福助、中村橋之助、中村翫雀、片岡孝太郎、市川染五郎 ほか「松寿操り三番叟」:今日も朝からご苦労様です、染ちゃん。松本柳の家元なんだっけ。さすがの踊りで感心しました。危うくファンになるところでした(笑)。
「慶安太平記」:前半は、丸っきりつまんない芝居。寝てました(失礼)。後半、捕手が出て来てから一気に覚醒。そうだ、松次郎くんが出るんだった(爆)。捕手の数があまりに多くて(20人以上?)今回はさすがに5秒ぐらいかかっちゃったかな。うーん。やっぱカッコイイ。
「封印切」:…ひっどい…何これ。こんなの「封印切」じゃない。救いは孝太郎の梅川と弥十郎の治右衛門だけじゃない、それも、並。特におえんはひどくて…終演後、3階ロビーを去る時に廊下に掛けられた徳三郎の写真を見ながら、もう一度あのおえんさんが観たい、叶わないことだけど。こうして「封印切」は死んでいくのかもしれない、と切なく思いました。松竹さん、お願いだから配役はちゃんと考えてやって下さい。こんな役者でまともな「封印切」がやれる訳ないでしょう。泣きたいよ、ほんと…
「身替座禅」:仁左衛門さま@山陰右京&左團次@奥方玉の井、のゴールデンコンビ(^^)。さっすがさすがの余裕の芝居でした。よかった、最後がコレで…
7/14 「ヴァンプ・ショウ」 @シアター・ドラマシティ
堺雅人、佐々木蔵之助、橋本潤、河原雅彦、伊藤俊人、手塚とおる、松尾れい子全国を旅して暮らす陽気な5人の男達。趣味は歌うしりとりゲームと献血カーの襲撃。全員、夜行性で十字架が苦手。そうです、彼らはヴァンパイア〜♪
なーんて、陽気な幕開けで始まったこの物語。話が進むにつれ、ブラックに、ブラックに。えー?!これホラーだったの〜?!聞いてないよー!ホラー嫌いだー!暗いよー!みんな死んじゃうなんて救われないよー!三谷幸喜のばか〜〜〜っ!!(泣) …と、二日酔いでバッドな気分をさらにワーストにしてくれた芝居でした…失敗した… いや、話自体は面白いんだけど、だと思うんだけど、すいません。私ホラー苦手なんですわ。チケット取る前にちゃんとリサーチしときゃ良かった…とほほ。
あ、でも、長身で黄色いロングコートを翻しまくる蔵ちゃんは、素敵でした〜っ!(オイ)
7/8 「七月大歌舞伎」夜の部 @大阪松竹座
片岡仁左衛門、市川左團次、中村福助、中村橋之助、中村翫雀、片岡孝太郎、市川染五郎 ほか出かける前に改めてチラシを見てビビったんですけど…またもや染ちゃん昼夜2役ずつの大活躍。すんごい体力だなあ。若いってスバラシイ!(笑)
「歌舞伎の魅力」:翫雀による歌舞伎解説。声は通るし、話もそこそこ面白いし、良かったんじゃないでしょうかぁ(投げやりな感想)。翫雀さんは最近関西に引っ越して来られたとか。上方歌舞伎復興へ向け、頼もしいことでござりまする。
「俊寛」:仁左衛門さまによる俊寛、久々でございます。良かったんじゃないでしょうかぁ(投げやりな感想)。エエ、ちょっと殺伐とした気分で見ておりましたので、感動が薄かったです。孝太郎の千鳥は彼らしく可愛かったですねえ。やや行き過ぎかなと思うところもありましたが。最後のシーンは、確か舞台一面を海にする演出もあったような気がするのですが、今回はちゃんと庵も残しつつ、写実的でした。
「於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)」:きっと話の筋はどうでもいいんでしょう、この芝居。福助が七役をやるってことだけで。まあ、そこそこ演じ分けも出来ていたし、良かったんじゃないでしょうかぁ(投げやりな感想)。染ちゃんが悪役で出ていたのですが、この人は二枚目よりこっちの方が似合うなあ、と感心して見ておりました。あ、そうだ。細身なイメージなのに足が以外と筋肉質なのにもびっくり。足といえば、最後の立ち回りに船頭の一人として出て来た松次郎くん、足が白っ!きっとお稽古と舞台で遊びに行く暇もないんでしょうけど、日サロ行け、日サロ!と思ってしまいました(笑)。いや、立ち回りは相変わらずキビキビしてカッコよかったです。そして、相変わらずコンマ5秒で彼を見つけられる私です(笑)。
7/6 「平成市村座」 @シアター・ドラマシティ
市村正親 ほか平成市村座〜夏のバラエティショー、本日の演目は、「立体オペラ講談『市村座の怪人』」「ミュージカル・レビュー『あなたの思い出』」ほか。市村さんが、歌に講談にダンスにと大活躍の豪華なショー。私は「オペラ座の怪人」を見ていないので(いや、正確にはロンドンで観たけど全部英語だったので分からなかった・笑)、パロディの部分などが分からず、残念。でも、面白かったっすわ〜。市村さんって超一流のエンターテイナーなのね。来年も是非。今度はちゃんと予習していくぞお〜。
7/1 「セイムタイム・ネクストイヤー」 加藤健一事務所 @近鉄小劇場
加藤健一、高畑淳子
ふとしたことで出逢ったドリスとジョージ。あっという間に意気投合し、それぞれ幸せな家庭の妻と夫であったが、この時、初めての浮気をしてしまう。以来、1年に1度、同じ日に同じこのコテージで、二人の秘密のデートが続いていく。やがて、お互いの子供達も成長し、それぞれのビジネスも成功する。1年にたった1度きり、人生を共にすると言うにはあまりにも短い時間だが、ドリスとジョージは、相手の気持ちが手に取るように分かりあえる程の、かけがえの無い大切な存在になっていくのだった。 加藤健一・高畑淳子のゴールデンコンビによる5回目の再演。私は前回(95年)も観ておりまして、ボロ泣きに泣いた記憶が。今回はキャストも一緒だし、きっと今回も泣けるよね〜。ハンカチ2枚持って行こうかな〜。ふっふっふ。…と、泣きに行くというのに浮かれまくる私。(冷静に考えれば変な話!) 人気の演目だけあって、会場は立ち見も出るほどの大盛況でした。
さて、今回は前回よりもコメディ色が強くなっていました。だからといって泣けないわけではなく、さらに気持ちよ〜く泣かせていただきました。お二人が20代を演じるのはしんどいのかな、と思っていたのも杞憂に終わり、高畑さんの綺麗なこと!加藤さんの可愛いこと! 隣にいた友人曰く「前回より女性がパワフルになってるなー」ふっふっふ。そうなのよ。年をとると女性の方がパワフルになるのよっ(笑)。
このお話は、ドリスとジョージのデートをほぼ5年ごとに追っている設定になっていることもあって、演じる側・観る側の双方とも、年を経るごとに感じるものが違ってくるようです。私自身は6年前と殆ど状況が変わってないんだけど(笑)、それでもそれなりに色々感じるところはあるし。もし5年後、10年後に再演されれば、きっときっと観に行く芝居です。だから、加藤さんも高畑さんも、それまで頑張って舞台に立ち続けて下さい!これを他のキャストで観るのはちょっと考えられません。
脚本がいい、演出がいい、役者が上手い、かつ息が合っている。誰に対しても120%の自信を持ってお薦めするこの芝居。これから8/10まで全国を巡業します。あなたも是非!! (宣伝部員かいっ)
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