宮城一区 今野東候補

1.選択的夫婦別姓の法制化に賛成反対、その理由

賛成。氏名が個人の人格の一部であるという考え方から、夫婦同姓を強制することは、個人の尊重に反すると考えられます。また、婚姻にあたって改姓するのはほとんど妻だという現状では夫婦同姓の強制は実態として男女間の対等な関係の確立に反すると考えます。それらの理由と、多様な生き方が認められる社会の実現を目指すべきという観点から「選択的夫婦別姓」の法制化に全面的に賛成します。

法制審議会が1954年に家族法の全面的な見直しのための審議を始めた時点ですでに、「夫婦異姓を認むべきか否か等の問題につき、なお検討の必要がある」と認めており、その後40年以上が経って家族の状況が変わり、人々の家族観や結婚観が多様化したことを考えても、法制化の必要性は明白だと思います。実際、数年前に調べた時点で夫婦同姓を全面的に強制しているのは、インド、タイと日本の3国だけでした。

とくに結婚による改姓が女性であれ、男性であれ、仕事上の不利益・不都合につながることがますます顕在化し、また子どもの数が減ってきたために、とくに「一人っ子」同士のカップルの場合に「自分が結婚することで自分の姓が永久に失われてしまう」ことをおそれて結婚を躊躇しているケースが増えていることもあり、法制化を急ぐべきです。

2.婚外子差別撤廃に賛成反対、その理由

賛成。婚外子の制度上の差別、相続分差別などは直ちに撤廃すべきです。この差別条項は法律婚主義を維持するために設けられている条項だと理解していますが、婚外子であることになんの責任もない子どもに、法律婚主義の維持のために不利益を課することは、きわめて不合理・不当だからです。これは憲法が禁止している「社会的身分」による差別にあたる疑いが極めて強いと思います。この規定が適当でないことは国連の人権規約委員会だけでなく、日本の裁判所での審判のなかでも指摘されています。

3.別姓夫婦の子の姓について、婚姻時に届け出か、出生時に届け出か、その理由

「出生時に届け出」のほうが適当。生まれていない子どもの姓を届け出ることに合理的な理由が見出せないからです。また、例えば婚姻時に届け出るということであれば、子どもを産まないと決めている、あるいは子どもが欲しくても妊娠や出産のできないカップルも届け出をしなくてはならないことになり、その点も不合理だと思います。婚姻時に届け出るべき、という主張の背景には管理的、あるいは家父長的な考えがあるように思われ、政府があまり個人の生活に干渉するのは望ましくないという考え方から、反対します。 

4.家族のあり方

個々人、個々の家族それぞれが理想の家族像を持つことはあってしかるべきであり、それを求めることは自然だと思います。しかし、政府が唯一の理想的な家族像を追求することは間違いだと思います。

5.メッセージなど

互いの違いわ認め合い、家族の形態も多様であっていいと思います。しかし、そうなっても家族に、家族のメンバーの「成長の場」であり、「癒しの場」であるという機能があり続けるだろうかという視点も謙虚に持ち続けるべきだと考えます。 

(民・新)

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