はじめ

目次

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一括

 

 

住民基本台帳法改悪。けれども、諦めないよ。

朝の金木犀

 戸籍と住民票とを、同じようなものと捉えている方も多いと思いますが、戸籍は国が、住民票は地方自治体が管理しているもの、全くの別物です。住民票は、住民サービス(選挙権・就学などなど)のためにあります。ちなみに兄弟姉妹の序列(長男など)の表記はなく、全て「子」になっています。

 そんな住民票ですが、住民基本台帳法が改悪され、私は、不安です。住民の生活のためのものではなく、国家のために乱用される危険が、あるのです。

 あなたが、いつ、どこに行ったか。何を買ったか。一緒にいたのは誰か。台帳上では、どこで夜を明かすことになっているか。台帳法によって、あなたは、監視されます。あなたが、いつ、誰と、どんな話をしているか。盗聴法によって、あなたは、監視されます。万が一、あなたが、国にとって都合の悪い話をしたり、国にとっておもしろくない挙動をしていたら、きっと検挙されます。根拠は国の管理する枠を逸したというだけで十分です。ガイドライン法で、港・空港だけでなく、学校も役場も公民館も、公園も広場も道路も、T有事Uという日常に使われるでしょう。「平和」の名の下に(アメリカ合州国のように)、「正義」の旗の下に、あなたも、動員されるでしょう。コードに付記される一人一人の年齢・技能・体力などが、きっとこの動員に生かされていくのでしょう。そう、動員とは徴兵のこと。「赤紙」が届けられたとき、そこにその人が居住していなければならないように、台帳法は見張るのでしょう。「赤紙」が、FAXで来たら...、E-メールの着信を開いて「赤紙」があったら...。冗談であってほしいと思っています。刃向かうことなく、「平和」のため「正義」のため、そして「オクニ」のために、自らを捧げることができるように、一つの旗や歌を強制して、「国家のために個人を捧げる」という意識を強めるトレーニングをするのでしょうか。また、国にとって都合の悪い者を、法の名の下に、検挙・排除していくのでしょうか。「痛み」などということばに、私は大きな危惧を抱きます。みなさんは、どう感じられますか?

 唐突なようですが、管理されるということは、「保護」されるということは、私たちが自分の生き方・暮らし方を選べなくなるということです。一つの生き方を、強いられるということです。

 まだ間に合うと信じます。むしろ、今こそ「いろんな生き方」を闊歩していきましょう。これからの時代、思春期を迎え、恋をしたり、冒険をしたり、自分の成長に感動したりする少年少女のためにも、そして何より、もっともっといろんなことをやりたい自分と、自分につながるたくさんの友だちのために「少しくらい我慢しよう」「諦めてまぁいいや」と、自分たちの自由・権利に対して、伏し目がちになるのは、よそうと思います。

 個人の、一人一人の暮らしを、謳歌していく空気を、風を、起こしていきましょう。やっぱり「いろんな生き方あっていい」ここから、始めましょう。

つづき