はじめ

目次

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一括

 

さて、別姓のことです。

春のねこ

 どうして、夫婦で同じ姓という暮らし方じゃあ、いけないんでしょう。どうして、別々の姓を名乗りたいんでしょう。

 実のところ、夫婦別姓を選択する理由は、人によって本当に様々です。
・仕事上、旧姓を使い続けたい
・改姓したら自分が自分ではなくなったように感じられる
・一人っ子カップルで、どちらの姓もなくしたくない
・「〜家」を守りたい
・自分が嫌なことを、相手に強制させたくない
・旧態依然とした制度に疑問があるので
・姓名判断で、改姓すると、運勢が悪くなってしまうから
・とにかく姓をかえたくない

 ときどき
「私の場合、ちゃんとした理由じゃないんですが」
とお話しされる人もいますが、Tちゃんとして理由UもTちゃんとしていない理由Uも、ないんだと思います。

 今これを読まれているあなたが、もし結婚改姓した方なら、振り返ってみてください。婚姻届を出すときに、または結婚を決めたときに、
「姓は、どっちにしようか」
と話し合いましたか? そこで二人、合意しましたか?

「普通、女が(姓を)変えるもんだ」
「俺が(それまでの姓)じゃなくなったら、ムコ入りしたのかと思われる」
(...これもまた、一つの差別の実態ですね)
「そんなこと(男が改姓するということ)、考えたこともなかった!」

そんなセリフが出るまでもなく、話し合うことなどせず、TあたりまえにU女性が改姓した場合が、ほとんどではないでしょうか。

 結婚するにあたって、二人の生き方を二人で話し合うことは、大切なことです。ですから、どんな理由であれ(Tちゃんとしていない理由Uであれ)、姓の選択について二人で話し合う機会を持つということはいいことだと思います。互いを大切にしたい気持ちがあれば、たとえ結果的に男性の姓を選ぶことになっても、傷つかないで暮らしていけるものです。けれども、封建的な時代の結婚(=嫁入り)観を守り続けてしまっている場合、相手の気持ちを理解せず、傷つけてしまったり、傷つけたことに気付かなかったりするようです。別姓を考える会には、別姓に関する相談が多く寄せられますが、このあたりが問題のおおもとになっています。

 別に別姓であってもなくても、理不尽な思いをせずに、暮らしていければ、まずはいいのではないかと、思います。あなたは、封建的な時代の結婚(=嫁入り)観を、守り続けてはいませんか?

よく「法律ではどうなっているの」と聞かれます。整理してみましょう。

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