11.8「初秋の別姓お茶のみ会」の様子

ぴよ

 衆議院議員選挙前日の11月8日、「最後のお願い」の選挙運動で141前は、いつもの土曜日以上ににぎわっていました。(大事な最高裁の裁判官たちの国民審査も明日行われるのに、こっちの方の私たちの関心が今ひとつなのは良くなかったなぁ。。。)
 さて、会の方はいつものように5階の和室で。行くとすでに会員のYさん、Cさん、Hさんの3名が到着していて、おいしいい紅茶を飲みながら思い思いに近況報告などをなごやかにしながら会が始まりました。そして会が進むうちに、初めて会に参加という方が4名もいらっしゃり、今回の参加人数は計8名となりました。初めて来てくださったSさんとUさんは東京から、Kさんは神奈川から、そしてIさんは福島からと、遠方からのお越しには感激でした。しかも、きっかけは全員「ホームページを見て」とのこと。別姓を考える会のホームページを読んだとき、その内容に「感動した。」とKさんはおっしゃってくださいましたが、ホームページを読んで、ここにわざわざ足を運んでくださったKさんたちのその行動力に私はかえって感動しました。そして、いろいろな情報がインターネットなどで気軽に得られる便利さを活用しつつも、人と人が出会い、いろいろなお話を聞いたり話したりして思いを「伝え合い」「考え合う」ことの大切さ、嬉しさをしみじみ感じたひとときとなりました。
 さてさて、今回の会での話題をごく簡単にまとめると・・・・
 法律婚をし相手の姓に改姓して三年ほどのKさんのお話を受けて話題の中心は「Howto事実婚」でした。Kさんは現在、職場や友達関係で通称使用をしてはいるが、現状のままではしっくりいかないので、できるなら事実婚にしたいと考えている。事実婚をしてのデメリットは何かあるか、また事実婚をする事に対して母親が反対しているので何か対策はあるかというKさんからの二つのご質問にお答えする形で話を進めました。
 そこで一つ目の質問の「事実婚のデメリット」について。
 今回の出席者の中で「事実婚」をしている方が5組いたので、それぞれの生活を振り返ってデメリットのようなものを出し合ってみました。そこで挙げられたデメリット一つ目は郵便物や宅配物の受け取りなどについて。「法律婚」していると「姓」が同じだったり「〜さんの奥さん」ということでなんの証明もいらずに「パートナー」宛ての郵便物などを受け取ったり「パートナー」に受け取ってもらえるが、「事実婚」だと委任状などが必要になることがあること。そして、デメリット二つ目は、税金の「配偶者控除」が受けられないこと。社会保障面では「事実関係上結婚関係」にあれば「法律婚」をしている人たちと同様のサービスを受けたり権利を主張できる(たとえば扶養手当や連れ合いの保険に加入できる、遺産の相続権があるなど)のですが、税金となると法律上の手続きをしている人、つまり「法律婚」している人のみにしか法律上の権利、この場合は「配偶者控除」はしてくれないようです。(「配偶者控除」についてはそのあり方事態が疑問視されている今日この頃、会としてももう少し勉強してみたいと思います。) 今回は以上の二点がまず挙げられましたが、実際、事実婚している当人たちはそれらを「デメリット」としては、さほど感じてはいない様子でした。結婚しているといっても「パートナー」宛ての手紙はあくまでも「パートナー」のものだから、煩わしくても「委任状」のようなものが必要となるのはある意味当然ではないかという話も出ました。その考えの背景には「結婚しているパートナー」であっても、それぞれ自分とは違うひとりの個人という意識がそこにあるのだと感じました。また「配偶者控除」のように、〜の配偶者だからとか、「内助の功」をしているからといって税金を控除したり保護してもらうような形ではなく、一人ひとりの「個人」が「個人として」大切にされるような法律上の保護や権利がもっと考えられていくべきではないかと私は思いました。それから、事実婚のデメリットとというか心配としてよく上がってくる「生まれてくる子どもがかわいそう」なのではないかということについても話題になりました。が、「子どもがかわいそうということはない」という考えでみんな一致しました。ちょうど妊娠中のIさんからも「事実婚のカップルから生まれてきた子どもがかわいそうだと考える人たちのほうの偏見のよう考え方こそ問題だと思う。」というもっともな、そして説得力のあるお話も出されました。
 次に二つ目のご質問の「事実婚をするにあたっての親や周囲への対策など」について。
 この話題に関してもそれぞれの経験談がいろいろ出されました。それらを書いてみると・・・
・「事実婚」をすることを心配する親や親戚などは多かったが、二人が仲良く暮らしている「実  績」を積んでいくうちに、だんだんに「理解」が得られていった。周囲へ理解を求めつつも、ま ずは「実績」で攻めていくのも一つの方法ではないか。
・「ペーパー離婚」を親たちには内緒のうちにしてしまったカップルの例もある。こっそり「事実 婚」してしまうのも一つの方法だろう。
・「事実婚」をしていることをわざわざ職場や友達には話してはいない。
・周囲の理解を得るために自分たちなりの「披露宴」や事実婚の宣言のような「あいさつ状」を  作って配った。
 私の文章力で書いてしまうとこんな数行になってしまうのですが、それぞれにそれぞれの背景があり、歴史がありで、それぞれがこれまでのことを語りはじめるうちに場はさらに熱くなり、あっという間に会の終了時刻になってしまいました。
 ・・・そうそう仙台みやげのおすすめは「萩の月」と「牛タン」、そしてラーメンのおいしいところは・・・等々の話題でも盛り上がりました。結局、おみやげは何にしたのかな? こんど教えてくださいね。またのお越しをお待ちしています。

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