はじめ

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73号

「手書き」という手段もありますよ

D・マックス 

 再び役所を通した書類の話題ですが(※)選挙案内のハガキについて、管轄の選挙管理委員会に問いあわせてみました。その結果、印刷された名前自体は住民票をもとに作成するので、旧姓で出すことはできないという解答を頂きました。
 これはなかば予期していたので、「それでは戸籍名の横か上に旧姓を書き加えて持っていってもかまわないでしょうか? 仕事上でも日常生活の上でも旧姓で通しているので戸籍名では自分の一票だという実感が持てないのです」と、質問を変えてみたところ、それはかまわないそうです。ただ、選挙人名簿のほうが戸籍名になるので、「○○さんですね?」といった職員からの呼びかけは戸籍名になりがちだと思いますが、その点はご了承願います、とのことでした。電話でのやりとりでしたが、質問に答えてくださった方は、万一窓口で何か言われたら私の名を出してください、と自分から名乗ってくれて(役所ではめったにない経験でした)とても丁寧でした。
 保険証もそうでしたが、戸籍名しか印字されない場合でも、「手書き」という手段はかなり広範囲に使えるのではないでしょうか。印刷されたものに比べて重みがない、自己満足にすぎないという見方もできますが、すくなくとも意思表示にはなりますし。
※「別姓通信」72で《私の本名はこっちなのに!》という文章を書いてくださったD・マックスさんです。前号で載せられないでしまった分を、掲載しました。(土屋聡)