はじめ

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72号

仙台市男女共同参画推進条例 全会一致で可決4月1日施行へ

樋口典子 

 仙台市男女共同参画推進条例は、3月14日議会で、全会一致で可決されました。提言を受けたものの、仙台市は議会の合意を得ることができるような着地点を探らざるを得ず、条例は後退したものとなりました。しかし、どの議員が、男女共同参画に関し、どのような考えをもってこの後退を合意としたのかは、全議員が賛成のため、市民からはわかりにくいものになっています。市民ネットは、16日の報告会で、一連の条例に関する議員の発言、会派ごとの対応などを一覧にまとめました。さらに、議会へのロビイングや個別に得た議員の考えについて情報の共有をしました。提言の精神を生かした条例の制定のために力を尽くした議員もいましたが、多数の議員が提言案に反対意見をつきつけたという現状が浮かび上がりました。条例について意見を求められるのは、ある意味脅威でもあったのではないかという報告もありました。そうした議員を選んでいるのも市民です。議員の質とそれを選ぶ市民の質は決して乖離しているわけではありません。残された課題は多く、男女共同参画に理解のない議員の背後にいる市民層への正確で解りやすい情報の提供もしていく必要があると考えられます。さらに、提言とは隔たる条例文を作成した行政の責任も問うていかなければならないのではないでしょうか。この4月には仙台市議会議員選挙があります。一緒に「男女平等のまち 仙台」を創っていこうという議員を増やすことが、大切です。また、普段から政策を決定する議員に情報をどう届けていくのか、日常的なロビイングの必要も指摘されました。また、次の行動提案の中で、条例成立に伴い「男女共同参画推進協議会」が設置され、ここで実施計画が議論されます。この協議会は条例に基づくため、ジェンダーフリー協議会より権限が強いものになると思います。市民は関心を失っていないこと、それ以上に、実効性のある計画をつくり、実施していくよう参画と監視を続けようという意思があることを示していきましょう。市民ネットは、昨年11月29日の結成時に、条例の制定まで会を続けることとしていました。条例の成立を受け、市民ネットは解散いたします。ホームページ(http://www.kaigamori.com/jyourei/)は、これから条例づくりをすすめる他市町村の力になることができればということで、当分閉めないでおくこととしました。今回の教訓を次の行動にいかし、条例を実効性あるものにしていきましょう。 ※総賛同者数 賛同団体:31 個人賛同:85名