はじめ

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70号

盛岡二高新聞部のみなさん、ありがとう

土屋聡 

 秋の相談会を、10月20日に行いました。場所は、いつものエルパーク仙台です。今回は「家族の絆を考える」というタイトルにしました。というのは「別姓は、家族の絆を損なう」「家族の崩壊」などと、よく言われることがあるけれど、実際「家族の絆」とはどんなもんなんでしょう?と、みんなで考えてみたかったからです。しかしながら、テーマの通りに相談会が進むことは、あんまりありません。毎回、いろんな方が、それぞれの目的・相談を持って、いらっしゃるんです。今回は、高校生が取材に来ました。
 盛岡二高の新聞部の皆さんが4名、顧問の先生が1名、わざわざ盛岡から長距離バスで、いらっしゃったんです。ちなみに、盛岡二高は、岩手県内唯一の公立女子高なんだそうです。新聞部の皆さん以外は、いつも参加している会員だったので、取材の会という感じになりました。
 高校生からの質問は、次のようなものでした。
・どうして、こういう会を作ったのですか。
・会員と、性別の割合を教えてください。
・どんな活動をしていますか。
・会をやっていて、よかったこと・大変だったことは、どんなことですか。
・これからの目標を、教えてください。
(個人で答えてほしいこと)
・なぜ、別姓にしましたか。
・別姓にして、よいところ・悪いところを、それぞれ教えてください。
・親戚や、親などの反応は、どうでしたか。
・子どもの姓は、どうなりますか。
・どんな制度になっていますか。
・「家族」の概念は、どのようなものと考えていますか。
・別姓に関する男性の関心と女性の関心は、それぞれどのようなものでしょうか。
...まだいろいろあったかもしれませんが、私がメモしていたものは、こんな感じでした。答えていた会員は、5名。ついついみんな長くしゃべっちゃっていましたっけ。また、会員間でも、感じ方・考え方は、いろいろでした。
 最後に、高校生にも少しだけ質問しました。「あなたは、別姓を選びそうですか」。すると、こんな答えでした。
・別姓にしたいです。父親が母親に命令するみたいに話しています。
 ちょっと違うと思います。別姓なら、平等と感じます。
・今の姓が好きです。だから、今の姓を残したいです。
・したい人がするべきだと思います。
・事実婚ではなく、ちゃんとした別姓ならいいです。
なるほど。ありがとうございました。これから、いろんな人と出会い、いろんなことがきっとあります。今回の出会いが、何かの糧になればいいなぁと、思っています。
 それにしても、わざわざ盛岡から来ていただき、ありがたいなぁと感じました。新聞部の取材だけでなく、いわゆる「総合的な学習の時間」で、あれこれと調べたりする機会が、学校教育上、結構あるんです。本来、きちんと出会うこと・体験することが、大きなねらいなのですが、忙しさもあって、インターネット検索でサイトをコピーしておしまいにしたり、メールでのやりとりだけだったりってこと、多いんです。盛岡二高の新聞部は、脚を運んできて、会ってくれました。さすがです。私も、ちゃんといろんな方に会いに行かなくてはならないのだよなぁと、感じさせられましたよ。盛岡二高新聞部の皆さん、本当にありがとうございました。