はじめ

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68号

違いをおおらかに生きられる世の中になってほしい

日笠真理子 

別姓の会の定例会では、親子ともどもお世話になりました。アットホームであったかい雰囲気だったので、子連れでも肩身の狭い思いをせずにすみました。思い切って二人で足を運んでみてよかったです。どうもありがとうございました。

参加して一番強く感じたのは、今まで別姓をめぐる体験をじっくり聴いたり、ありのままに素直に語るということがなかったなあ、ということです。今回、それができたことで、とても癒されるのを感じました。(話している途中で声が詰まったりして、ちょっと恥ずかしかったですが)今まで自覚していなかっただけで、結婚してからこの5年間、通称使用をけっこう心細さを感じながら、肩肘張ってやってきていたのかもしれないと気付きました。

特に仙台に来てからの1年半は、別姓を使うことにより一層疲れを感じるようになっていました。誰に何を言われたわけでもないのに、ほとんど専業主婦という生活を送っているため、また慣れた職場・土地を離れ、日笠真理子を知る人のいない環境でのスタートだったため(関東を離れるとき「これで日笠真理子と名乗る必然性はなくなったね」と言われたこともありました)でしょうか。(自分の考え方を変える必要もありますが、でももっと、違いをおおらかに生きられる世の中になってほしいものだなあ、と思います。)だから「別姓の会」は、大げさでなく私にはオアシスに見えました。

体験談を分かち合うという面だけでなく、様々な情報・知識を得るという意味でもとても有意義なひとときでした。

また、今までは別姓を男女差別反対の意思表明として、また自分のアイデンティティの問題としてしか捉えてきていませんでしたが、もっと戸籍のこと、婚外子差別のことも知りたいと思うようになりました。

今後も発送作業や定例会に参加したいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。