いるんですね、同じように思う人が。
千葉圭子
初めてお便りします。東京にいて、定例会には出られないので、この別姓通信がくるのをいつも心待ちにしています。
さて、この前の別姓通信で、ぼんやりのんびりさんが書いていられたこと、私も、今年のお正月と数日前に経験しました。
私達は、去年結婚のパーティーらしきものをしたのですが、新住所のところに、2人別々のフルネームにしたにもかかわらず、年賀状には、わざわざ、彼のフルネームの横にちょこんと私の名前だけ書かれていたり、私だけの手紙に、わざわざ彼の姓をつけて書いてきたりしたものが結構ありましたね。私の友人などには、もう一度、「別姓にしているから」と言ったんですけど、親戚にも、まだはっきり宣言していないので、ほとんどといっていい程、私の姓は略されていました。
昔から、テレビでも、必ず妻の姓は略されていて、私はいつもそれを見る度、腹をたてていたんですが、同じ同性の友だちでさえ、同じように憤慨する人はいませんでした。だから、ぼんやりのんびりさんの文を読んで、すごく嬉しかったんです。いるんですね、同じように思う人が。
でも、悪気はないにしろ、どうして、人の名前という大事なところに、気を使わない人が多いのでしょうか。名前の字を間違って書いたり、呼んだりすることには気を使うのに。
結婚して、子供がいて、働いていない女性が、よく「夫の奥さんだったり、子供のお母さんで呼ばれることが多く、私の名前では呼ばれなくなった」と言っているのに、姓が省略されることには、あまり抵抗がないのはなぜなんでしょう。
世の中には、いろいろな人がいるということなんでしょうけど、少数派の人も、こんなに悩んだり、引け目を感じないですむ世の中になってほしいです。