夫婦の姓を考えるシンポジウム(福島)報告
樋口典子
2月23日(土)ふくしま女性フォーラム主催で「夫婦の姓を考えるシンポジウム」が福島県はじめ埼玉県などから約50名の出席者により二本松市の福島県男女共生センター「女と男の未来館」で開催されました。コーディネーターはTV局ディレクターで、ふくしま女性フォーラム会員の斉藤美幸さん、パネリストとして、衆議院議員自民党法務部会長の佐藤たつおさん、福島大学行政社会学部教授の富田哲さん、福島子育て情報ネットワーク代表の水嶋いづみさん、別姓を考える会の樋口典子がそれぞれの立場から話をしました。
富田さんは学者の立場から、諸外国や歴史的に見た別姓について、水嶋さんからは地域で別姓はどのように受け止められているか、樋口からは市民活動をしている立場から、具体的な別姓を望む声について述べられました。佐藤たつおさんからは自民党の法務部会長としての立場から、「選択的夫婦別姓」と言ってしまったことから、全ての人が夫婦別姓を選択しなければならないと誤解をした面がある。別姓もオプションとして選べる制度と説明して理解を得るようにしている。働く女性が2000万人を越えた現在、たとえ1%の人が別姓制度が必要であれば、法改正をするのが議員の務めである。今回の国会で是非、閣法として民法改正案を提出したい。一部、例外的夫婦別姓法制化との報道があったが、法としては例外という文言は使えない。まだまだ多数の自民党内の反対派の議員を説得するために使った言葉である。そして、日本全国から別姓が必要であるとの声をどんどん議員に伝えてほしい。そのためならば、部会長として色々な集会などに出席する準備をしている。と話されました。
なお、佐藤部会長の発言のみですが、テープおこしをした原稿があります。ほしい方は樋口(nohiguchi@kaigamori.com)までお申込ください。