夫婦別姓 いま、未来
樋口典子
秋晴れの9月30日午後、プラザ「おでって(宮城県北部から岩手にかけての方言でお手伝いとか手助けとかという意味)」の中にあるもりおか女性センターで夫婦別姓の講座を行いました。
岩手県で夫婦別姓についての講座などを行うのは数年ぶりということで、別姓のことを聞きたい、語りたいという熱い思いをもたれた方々の参加がありました。
前半は選択的夫婦別姓とは?法改正にむけての現在の動き、世論調査ではどうだったのか?諸外国との比較、婚外子差別って何?などの話をインターネットの画面などを使って話をさせていただきました。
後半はグループに分かれて、自分たちの生活の中で、実際困っていること、話したいことなどを出してもらい、集まった皆さん交流を行いました。
「外国籍の人と婚姻をしているが、こちらは夫婦別姓もできるのに日本国籍をもっている人同士では別姓を名乗れないのはおかしい。」
「息子が別姓をしたいという女性と一緒になりたいと話をしてきた。自分(母親)としてはそのような考えをもつ人を息子が選んだということにとても誇りを持っているが、連れ合い(父親)は全く聞く耳をもたず、息子が姓を変わることや届を出さない結婚は認めないと言っている。どのように説得できるか知りたくて来た。」
などの話が出され、やはり一日も早い別姓法制化が必要と再認識をしました。
この講座を企画した女性施策推進の担当の方も「なかなか『別姓』というと変に行き過ぎた個人主義などとアレルギーも持つ人も多く、講座を実現するのに大変努力をしました。」と話されており、頭が下がる思いでした。
終わったあとに、岩手県の元気な女性の皆さんとおいしい「そば」に舌鼓をうち、今後のネットワークを約束して帰途につきました。(仙台についた途端大雨でそれはびっくりでしたが・・)