はじめ

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61号

■春の別姓おしゃべり会
2001/03/25 P2:00-4:30 エルパーク仙台創作アトリエ
試験に出る(出た)夫婦別姓
〜今学校ではどんなことを学習しているんだろう〜:報告

土屋聡

今回は、宮城県内の男子校で家庭科を担当しているOさんに来ていただき、高校での様子をお話ししてもらいました。教科書や資料集も見せてもらいましたが、出版社によっての差はあるものの、かなり詳しい内容が教えられているんだなあという感じでした。生徒が、すぐに多様な暮らし方や選択的夫婦別姓について理解するとは、限らないと思いますが(むしろ、教えられたことに全てに頷くことは、望まれることではないと思いますが)、いろいろなことを考える機会があるということは、いいことなんだなあと感じました。Oさんのパワフルなお話に、なんだか授業をうけている生徒の気分になりましたよ。大沼さん、ありがとうございました。

また、今回のタイトル通り、夫婦別姓のことが家庭科の試験に出たんだよという話もありました。大沼さんの学校ではないのですが、ほっほー、そんな時代なんですね。別に喜ばしいことってわけでもないのですが...(試験に出るから、ここ覚えなさい!って言われた記憶は、ありませんか? 私は、嫌な印象として残っています。)せめて、これからのカップルには、姓の選択を相談し合う機会くらい「あたりまえ」にしてほしいものです。

さて、家庭科のことにとどまらず、いつものようにあれこれ話す会でした。参加者は、11名(男性は2名)。初めての方は、3名でした。

Aさんは、通称使用の女性。公務員。婚姻届を出してから1年半。ネームプレートは、本名なのですが、あちらこちらで戸籍名にせめられ、大変。そこで、ペーパー離婚を考えているけれど、どんなものなのだろうということで、今回来たとのことでした。お連れ合いも、仕事が入らなければ来れるとよかったけれど...とのこと。そうですね。ちょっと乱暴だったかもしれませんが、私はペーパー離婚を勧めました。しかも今月中にペーパー離婚。お連れ合いが大反対しているのでなければ、事実婚のほうが矛盾はありません。問題も起きません。しかも、年度始めからの「A姓100%」のスタートは、職場の理解も得やすいと考えたからです。これって意外と重要だと思います。年度途中なら、なんやかんやと言う人も、年度初めからなら、パスってこと、あります。名簿関係も、スムーズだと思うのです。「別姓通信」を読んでいる方で、4月から新たなスタートを切った方は、いらっしゃいませんか?

Bさん。公務員の女性です。Bさんは、役場の中が、いかに男女不平等なままかをお話しされました。育児休業の届け出も、女性ならすんなりなのに、男性ならば、手続きが複雑とのことでした。女性が育児をするのはいいけれど、男性が育児をするという場合、他に育児をする女性がいないかを調べるのだそうです。これって、おかしいですね。ある管理職が「男はおっぱいでないじゃないか!」って言ったなんて、ちょいと驚きですよ!

Cさん。事実婚の女性です。親の方もだんだん理解をしてきて「うちの○○○は、事実婚だもんね」なんてセリフも聞かれるとのこと。そうですね、だんだんに普通になってくるんですよね。初めは、不安があるのですが、なんてことないじゃんって、分かってくるもんなんですよね。

Dさん。通称使用の女性。宮城県には、教職員の特約退職制度があるのですが、その中での困ったことについて、みんなで相談したりしました。育児は、大事です。育児環境を整えることって、もっともっと力を入れていいことなんだと思いますよね。

この他にもいろんな話に及び、予定時間終了後も、場所を移して、あれこれ話しました。

Bさんのお話の中で、給湯室に表が貼ってあるって話がありました。その表は、どの職員がどの茶碗なのか、何時にどんなお茶またはコーヒーを出せばいいのか、コーヒーには砂糖を入れるか...などが書かれてあるんだそうです。しかも(というか、予想通り)表を作るのも、お茶などを準備し、出し、片づけるのも、当然のように女性なのだそうです。おかしいという声を上げても、それを伏せようとするのは、女性。これって、あんまりにも、旧態依然の封建社会。おかしいですよね。そして、そのおかしさが、そのままになっているにも関わらず、「男女共同参画社会」の云々と、文字にだけはなっていく....。来月は、このことがテーマです。ともすると、男性が悪い! 「頭の固いおやじたちは!」と、考えがちな傾向が感じられる昨今ですが、実は女性が女性差別をあたため、守っていたりするのではないでしょうか。あなたの職場、あなたの家庭、あなたの地域、そして、あなた自身、どうですか? あなたの次回への参加を、お待ちしています(文書での参加もありです。当日、会で紹介します。メール、手紙、ファックスもお待ちしています。)