■サンダーバード(Thunderbird)をカスタマイズ:
配色やフォントなどを自分好みに!

アウトルックエクスプレスを使っている人におすすめしたいメールソフト、モジラ・サンダーバード(Mozilla Thunderbird)は、各種設定ファイルを編集することで、配色やフォントなどを自由に変えることができます。

「メールソフト乗り換え案内:サンダーバード(Thunderbird)」でもちょっとふれましたが、ここでは、以下のようなもっとつっこんだカスタマイズを紹介しましょう。( )内は、編集する設定ファイルを意味しています。

なお、各種設定ファイルの編集は、サンダーバードを終了してからにしてください。各種設定ファイルを編集してからサンダーバードを立ち上げると、変えた部分が有効になります。

■メッセージ表示画面・メッセージ作成画面(本文部分)の背景色と前景色を変える(user.js)

メッセージ表示画面の色を変えたところの画像 メッセージ作成画面の色を変えたところの画像

メッセージペインの背景色と前景色、メッセージウィンドウの背景色と前景色、メッセージ作成画面(本文部分)の背景色と前景色を同時に変えます。前景色というのは、文字の色を意味しています。

/* メッセージ表示画面の背景色と前景色を変える */
/* 前景色は文字の色 */
user_pref("browser.display.background_color", "#faebd7");
user_pref("browser.display.foreground_color", "#000000");

この設定をすると、メッセージのソース画面の前景色と背景色も、連動して変わります。

わざわざ「user.js」に書かなくても、メニューの[ツール]→[オプション]→[表示]→[書式]から、文字色と背景色は変えられます。ただ、色をこまかく指定したい場合は、user.jsを使うしかないでしょう。

なお、いったんuser.jsに書いた指定は、自動的に「prefs.js」に転記されます。もとに戻したいときは、user.jsとprefs.jsの両方から、設定を削除するようにしてください。

■メッセージ作成画面(本文部分)の引用部分の色を変える(userContent.css)

メッセージ作成画面の引用部分の色を変えたところの画像 メッセージ作成画面(本文部分)の引用部分は、最初の設定では、青色で表示されています。この色を変えます。

/* メッセージ作成画面(本文部分)の引用部分の色を変える */
span[_moz_quote=true] {
color: #000000 !important;
}

「userContent.css」は、サンダーバードの最初の設定では存在しません。したがって、自分で作成して、「chrome」フォルダに保存してください。userChrome.cssと同じように、文字コードは「UTF-8」にしておきます。userChrome.cssの作り方は、「メールソフト乗り換え案内:サンダーバード(Thunderbird)」をどうぞ。

■メッセージのソース画面の色を変える(userContent.css)

メッセージのソース画面の色を変えたところの画像 メッセージのソース画面の色を変えます。ここでは、「color」が文字色、「background-color」が背景色になります。なお、「font-size」を指定することもできます。

/* メッセージのソース画面の色を変える */
body#viewsource{
color: #8b4513;
background-color: #afeeee;
}

メッセージ作成画面(本文部分)の色と同じでよければ、わざわざこの指定をする必要はありません。

■フォルダペインのフォントやフォントサイズ、色を変える(userChrome.css)

フォルダペインのフォントなどを変えたところの画像 フォルダペインのフォントやフォントサイズ、色を変えます。「color」が文字色、「background-color」が背景色になります。

/* フォルダペインのフォントやフォントサイズ、色を変える */
#folderTree treechildren{
font-family: "MS UI Gothic" !important;
font-size: 13px;
color: #191970;
background-color: #faebd7;
}

わかりづらいかもしれませんが、「color」で指定した文字色は、ミッドナイトブルーという色です。

■メッセージリストペイン(スレッドペイン)のフォントやフォントサイズ、色を変える(userChrome.css)

メッセージリストペインのフォントなどを変えたところの画像 メッセージリストペイン(スレッドペイン)のフォントやフォントサイズ、色を変えます。「color」が文字色、「background-color」が背景色になります。

/* メッセージリストペイン(スレッドペイン)の */
/* フォントやフォントサイズ、色を変える */
#threadTree treechildren{
font-family: "MS UI Gothic" !important;
font-size: 13px;
color: #191970;
background-color: #faebd7;
}

フォルダペインと同じく、「color」で指定した文字色は、ミッドナイトブルーです。

■アドレス帳の左ペインのフォントやフォントサイズ、色を変える(userChrome.css)

アドレス帳の左上ペインのフォントなどを変えたところの画像 アドレス帳の左ペイン、「個人用アドレス帳」などと書いてある部分のフォントやフォントサイズ、色を変えます。「color」が文字色、「background-color」が背景色になります。

/* アドレス帳の左ペインのフォントやフォントサイズ、色を変える */
#dirTree treechildren{
font-family: "MS UI Gothic" !important;
font-size: 13px;
color: #2e8b57;
background-color: #faebd7;
}

「color」で指定した文字色は、シーグリーンという色です。

■アドレス帳の右上ペインのフォントやフォントサイズ、色を変える(userChrome.css)

アドレス帳の右上ペインのフォントなどを変えたところ アドレス帳の右上ペイン、名前やメールアドレスの一覧が表示される部分のフォントやフォントサイズ、色を変えます。「color」が文字色、「background-color」が背景色になります。

/* アドレス帳の右上ペインのフォントやフォントサイズ、色を変える */
#abResultsTree treechildren{
font-family: "MS UI Gothic" !important;
font-size: 13px;
color: #2e8b57;
background-color: #faebd7;
}

「color」で指定した文字色は、シーグリーンという色です。

■アドレス帳の右下ペインのフォントやフォントサイズ、色を変える(userChrome.css)

アドレス帳の右下ペインのフォントなどを変えたところの画像 アドレス帳の右下ペイン、「カード」が表示される部分のフォントやフォントサイズ、色を変えます。「color」が文字色、「background-color」が背景色になります。

/* アドレス帳の右下ペインのフォントやフォントサイズ、色を変える */
#CardViewInnerBox{
font-family: "MS UI Gothic" !important;
font-size: 16px;
color: #2e8b57;
background-color: #faebd7;
}

「color」で指定した文字色は、シーグリーンという色です。白抜きになっている「連絡先」という文字の色と、リンクになっているメールアドレスの色は変わりません。あと、右下ペイン上端がわずかに白くなってしまいますが(つまり、指定した色で塗られない)、なんでこうなるのかは不明です。もっとうまいやり方があったら、お知らせください。

■メニューなどのフォントとフォントサイズを変える(userChrome.css)

メニューなどのフォントを変えたところの画像 「メールソフト乗り換え案内:サンダーバード(Thunderbird)」でも書いたように、メニューなどのフォントを一括して変えます。

/* メニューなどのフォントを変える */
menu, menuitem {
font-family: "MS UI Gothic" !important;
font-size: 12px !important;
}

「12px」は9ポイントにあたります。10ポイントにしたいときは「13px」としてください。

■ヘッダビューのフォントを変える(userChrome.css)

ヘッダビューのフォントを変えたところの画像 メールヘッダを表示する「ヘッダビュー」のフォントを変えます。

/* ヘッダビューのフォントを変える */
#msgHeaderView{
font-family: "MS UI Gothic";
font-size: 12px;
}

「12px」は9ポイントにあたります。10ポイントにしたいときは「13px」としてください。

■ステータスバーのフォントを変える(userChrome.css)

ステータスバーのフォントを変えたところの画像 ステータスバーのフォントを変えます。フォントサイズは変更しないほうがいいでしょう。

/* ステータスバーのフォントを変える */
statusbar#status-bar{
font-family: "MS UI Gothic";
}

この指定で、アドレス帳などのステータスバーのフォントも変わります。まあ、なんというか、ここまでこだわって指定しなくてもいいような気もしますけどね(笑)。

■オプションのウィンドウ幅を広げる(userChrome.css)

サンダーバードは、メニューの[ツール]→[オプション]→「表示」→「フォント」で、使用するフォントを変更することができます。ところが、使用するフォントによっては、オプションのウィンドウの右端が切れることがあります。右端が切れないようにするためには、オプションのウィンドウ幅の最小値を指定しておきましょう。

/* オプションのウィンドウ幅を広げる */
prefwindow{
min-width:700px !important;
}

「700px」でも右端が切れるときは、さらに大きい値にしてください。

■アカウント設定のダイアログ幅を広げる(userChrome.css)

オプションのウィンドウ幅と同じく、使用するフォントによっては、アカウント設定の右端が切れることがあります。右端が切れないようにするためには、アカウント設定のダイアログ幅の最小値を指定しておきましょう。

/* アカウント設定のダイアログ幅を広げる */
dialog#accountManager{
min-width: 900px !important;
}

「900px」でも右端が切れるときは、さらに大きい値にしてください。

    *
いかがでしょうか。けっこう変えられるものですよね。いろいろと試行錯誤して、自分好みのサンダーバードにしてくださいね。