■ブラウザー乗り換え案内:ファイアーフォックス(Firefox)

ウィンドウズユーザーの多くは、ウェブページを見るとき、インターネットエクスプローラー(Internet Explorer)というソフトを使っていることでしょう。ひょっとしたら、「インターネットエクスプローラー」というなまえすら知らずに、ばくぜんと使っているかもしれませんね。

ウェブページを見るためのソフトが「ウェブブラウザー」で、インターネットエクスプローラーは、ウェブブラウザーの1つです。でもって、よのなかには、インターネットエクスプローラー以外のウェブブラウザーも、いろいろとあります。

まあ、インターネットエクスプローラーに不満がなければそれでいいんですが、ここでは、だれでも無料で使えるモジラ・ファイアーフォックス(Mozilla Firefox)をおすすめしておきましょう。

このページだけで、ファイアーフォックスのインストールから各種の設定まで、ざっくりと説明します。ちょっと長めですが、どうぞお読みください。

なお、ファイアーフォックスの最新バージョンは「21」系です。

1. ダウンロードしてインストールしよう

モジラジャパンのファイアーフォックスのページから、ファイルをダウンロードしてください。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、インストールがはじまります。ウィンドウズビスタ、ウィンドウズ7を使っている人は「ユーザーアカウント制御」というダイアログボックスが表示されるので、「はい」を選びます。インストールについて特にむずかしいことはないので、「次へ」ボタンを押していけばいいでしょう。

インターネットエクスプローラーを使っている場合、ファイアーフォックスを最初に立ち上げるときに、「お気に入り」や保存されたパスワードなどを取り込んでくれます。もし、なんらかの理由でうまく取り込めなかったときは、ファイアーフォックスのメニューの[ファイル]→[設定とデータのインポート]を選んで、取り込むようにしてください。

念のため、以下のフォルダーの場所をおぼえておきましょう。「\」マークが出てきてわけがわからない、という人もいると思いますから、フォルダーをダブルクリックして開いていく順番を、Cドライブから順に書いておきます。

【ファイアーフォックスをインストールした場所】
ウィンドウズXP、ウィンドウズビスタ、ウィンドウズ7ともに、
  • C:\Program Files\Mozilla Firefox
    • Cドライブ→「Program Files」→「Mozilla Firefox」
【各種設定ファイルのある場所】
ウィンドウズXPの場合は、
  • C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\(意味のないアルファベットの文字列)
    • Cドライブ→「Documents and Settings」→「(ユーザー名)」→「Application Data」→「Mozilla」→「Firefox」→「Profiles」→「(意味のないアルファベットの文字列)」
ウィンドウズビスタ、ウィンドウズ7の場合は、
  • C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\(意味のないアルファベットの文字列)
    • Cドライブ→「ユーザー」→「(ユーザー名)」→「AppData」→「Roaming」→「Mozilla」→「Firefox」→「Profiles」→「(意味のないアルファベットの文字列)」

各種設定ファイルのある場所のことを、「プロファイルフォルダー」とか「プロファイルディレクトリ」といっています。ここには、ファイアーフォックスで入力したパスワードや、検索したキーワードの履歴などといった大切な情報が記録されています。「意味のないアルファベットの文字列」という名前がついているのは、こうした大切な情報のありかを、できるだけわかりづらくするため。要するに、セキュリティーをすこしでも高めるためにこうした名前をつけている、というわけです。

トラブルシューティング情報の画像 プロファイルフォルダーをかんたんに開きたいときは、メニューの[ヘルプ]→[トラブルシューティング情報]を選んでください。「プロファイルフォルダ」の「フォルダを開く」ボタンを押すと、プロファイルフォルダーを開くことができます。

2. ファイアーフォックスの特徴は?

ファイアーフォックスを立ち上げると、こんな画面が表示されます。

ファイアーフォックスを立ち上げたところの画像

インターネットエクスプローラーとは、ちょっとちがってますよね。

みためだけでなく、ファイアーフォックスの用語は、インターネットエクスプローラーとはちがっています。メニューの[Firefoxヘルプ]を選ぶと、ファイアーフォックスのヘルプサイトが開きます。このヘルプサイトを、てきとうなキーワード(「Internet Explorer」と、なにか知りたいことのキーワードを組み合わせる)で検索してみるといいでしょう。

それでは、ファイアーフォックスの特徴を、いくつか紹介しましょう。

◆タブ

ブラウザーのウィンドウを何枚も開いていろいろなページを見る、というのはとてもめんどうですよね。ファイアーフォックスでは、1つのウィンドウのなかにたくさんのページを開くことができます。これが「タブ」機能です。

ファイアーフォックスのスタートページで、なにか適当なキーワードで検索してみてください。グーグルの検索結果が表示されましたよね。検索結果のリンクのどれかを、マウスの左ボタンではなく、マウスのホイール部分でクリックしてみてください。ちなみに、ホイール部分でのクリックを「中クリック」とか「ミドルクリック」とか「ホイールクリック」といっています。

ファイアーフォックスのタブの画像

どうでしょう? こんなふうに、タブが表示されましたよね。

最初の設定では、あたらしく開いたタブがすぐにアクティブになりません。これではちょっとわかりづらいので、次のように設定しておきましょう。

メニューの[ツール]→[オプション]を選んで、「タブ」アイコンをクリック。以下のようにチェックをつけてみてください。なお、メニューが表示されていないときは、[Alt]キーを押しましょう。これでメニューが(一時的に)表示されます。

タブの設定の画像

「タブが選択されるまでページを読み込まない」のチェックは、お好みでどうぞ。そのほかの項目には、チェックをつけなくてかまいません。

新しいタブで開きたいときは、とにかく「中クリック」してみましょう。ただ、「中クリック」しても反応しないリンクもあります(ジャバスクリプト=JavaScript=で新しいウィンドウを開かせるような場合)。そんなときは、通常のクリック(左クリック)を使ってください。

開いたタブを閉じるには、

という3つのやり方があります。どれでもお好みでどうぞ。

◆トラッキング拒否通知

ウェブサイトはさまざまな方法で訪問者の行動を分析しています。たとえば、どんなキーワードでそのサイトに到着したのか、そのサイトのどのページにどれくらいの時間滞在したのか、どのリンクをクリックしたのか、どのページからほかのサイトへ出ていったのか……などなど。

こうした行動分析にもとづいて、たとえば「○×さん、あなたにおすすめの商品があります」などといったレコメンデーションサービスが行われています。訪問者の行動は、いまやそれぞれのウェブサイトに筒抜けになっている、といっても過言ではないでしょう。

ファイアーフォックスではウェブサイトに対して、こうした行動追跡(トラッキング)を拒否する、と通知することができます。

メニューの[ツール]→[オプション]を選んで、「プライバシー」アイコンをクリック。「トラッキングの拒否をWebサイトに通知する」にチェックをつけておきましょう。

トラッキング拒否の設定の画像

ただし、トラッキング拒否通知は万能ではありません。ウェブサイト側がトラッキング拒否通知を無視すれば、それまでだから。とはいえ、個人のプライバシーをまもるためには、チェックをつけておいたほうがいいでしょう。なお、トラッキングを拒否することで、レコメンデーションサービスがうまく機能しない場合があるようです。

◆検索バー

「ロケーションバー」の右側にある小さな窓が、「検索バー」です。ここにキーワードを入れて虫メガネボタンをクリックするか[Enter]キーを押すと、いちいち検索エンジンのページを開かなくても検索結果が表示されます。検索結果は、現在開いているタブのなかに表示されます(ちなみに、キーワードをなにも入れないで検索すると、えらんだ検索エンジンのトップページが表示されます)。

検索バーを見るとわかるように、最初の設定では、検索エンジンは「グーグル」になっています。検索エンジンのアイコンの上でクリックすると、メニューが出てきて、検索エンジンを変えることができます。

一度選んだ検索エンジンは、ファイアーフォックスを終了しても記憶していてくれます。したがって、つねにグーグルで検索したい場合は、グーグルのアイコンを選んでおけばいいでしょう。

[検索バーの管理]の画像 検索エンジンのアイコンをクリックしたメニューの[検索バーの管理]を選ぶと、メニューに表示される検索エンジンの順番を並べ替えることができます。

また、「検索語句の候補を表示する」にチェックをつけておくと、検索キーワードの候補表示が使えるようになります(最初の設定で、チェックがついています)。

検索キーワードの候補表示の画像 検索バーになにかキーワードを入れてみてください。入力が終わるとすぐに、候補となるキーワードがドロップダウンリストで表示されますよね。これが、検索キーワードの候補表示機能。この機能はいまのところ、検索エンジンに「グーグル」「ウィキペディア」を選んでいる場合に、有効となります。

さて、検索バーにキーワードを入れるとき、いちいちマウスポインターを検索バーに持っていってクリックする……というのはめんどうですよね。そんなときは、「キーボードショートカット」を使いましょう。検索バー関連のキーボードショートカットを紹介しておきます。

キーボードショートカットについては、メニューの[ヘルプ]→[Firefoxヘルプ]を選んで、「キーボードショートカット」の項目を参照してください。

それから、検索バーの幅は、マウスで自由に変えることができます。ロケーションバーとのさかいめにマウスポインターを持っていくと、マウスポインターの形が変わります。この状態で、マウスの左ボタンを押したままマウスを左右に動かすと、検索バーの幅が変わります。

    *
ファイアーフォックスの特徴としてはもう1つ、最初の設定のままで「ポップアップウィンドウをブロックする」というものがあります。ウェブページを見ていて、突然、広告のウィンドウが表示された、という経験のある人もいますよね。ファイアーフォックスを使えば、もう、ポップアップウィンドウに悩まされることはありません。

3. 設定を変えて、もうすこし便利にしよう

ファイアーフォックスは、自分好みの設定にすることができます。便利な設定のいくつかを紹介しましょう。

◆メニューをつねに表示しておく

ファイアーフォックスのおもなメニューは、左上の「Firefox」ボタンを押すと表示されます。これで十分、というのが開発者の考え方なんでしょうが、私はまちがいだと考えています。なぜなら、左上の「Firefox」ボタンには「メニュー」を連想させる要素がまったくないから。ボタンだと判断して押そうとするのは、ソフトウェアになれている人だけでしょう。

そんなわけで、メニューをつねに表示する方法を紹介しておきます。

まず、[Alt]キーを押して、メニューを表示してください。メニューの[表示]→[ツールバー]→[メニューバー]をクリックして、チェックをつけます。これで、メニューがつねに表示されるようになりました。メニューを表示しなくてもだいじょうぶなほどファイアーフォックスになれたのであれば、このチェックをはずせばいいでしょう。

◆ファイアーフォックスを立ち上げたときのページを変える

ファイアーフォックスを立ち上げたときに開くページは、自分で自由に変えられます。このあたりは、インターネットエクスプローラーと同じですね。

ホームページの設定の画面

メニューの[ツール]→[オプション]を選んで、「一般」アイコンをクリック。「Firefoxを起動するとき」を、「ホームページを表示する」「空白ページを表示する」「前回終了時のウィンドウとタブを表示する」から選んでおきましょう。

ちなみに、複数のページを最初に開くこともできます。開きたいページをタブで開いておいて、「現在のタブグループを使用」ボタンを押してください。これで、ファイアーフォックスを立ち上げたとき、複数のページをいっきに開くことができます。

◆表示に使うフォントを変えてみる

最初の設定では「MSPゴシック」になっているので、これを“まともな”フォントに変えておきましょう。

フォントの設定の画面

メニューの[ツール]→[オプション]を選んで、「コンテンツ」アイコンをクリック。「既定のフォント」を、たとえば「ウェブページを見やすくするフォント」で紹介した「NFモトヤシーダ1」あたりに変えておきます。

◆ツールバーアイコンを小さくする

「小さいアイコン」にチェックをつける画像

メニューの[表示]→[ツールバー]→[カスタマイズ]を選ぶと、こんな設定画面が表示されます。ここで「小さいアイコン」にチェックをつけて、「完了」ボタンを押しましょう。ツールバーのアイコンが小さくなります。お好みでどうぞ。

4. 便利な「アドオン」を使ってみよう

ファイアーフォックスには、さまざまな機能を追加する「アドオン」(拡張機能)が用意されています。どんなアドオンがあるのかは、メニューの[ツール]→[アドオン]を選んでみてください。新しいタブが開いて、そのなかにアドオンの一覧が表示されます(アドオンマネージャ)。

アドオンマネージャの画像

左上の「アドオン入手」をクリックしてください。右下のほうにある「すべてのアドオンを見る」をクリックすると、ファイアーフォックス用アドオンのページが開きます。

ここでは、

を紹介します。

なお、インストールしたアドオンは、メニューの[ツール]→[アドオン]で確認できます。並びはアルファベット順です。

◆タブミックスプラス(Tab Mix Plus)

「Tab Mix Plus」のページにある「Firefoxに追加」ボタンを押してください。もし「このサイト(addons.mozilla.org)からはFirefoxにソフトウェアがインストールできない設定になっています」というメッセージが出たら、「許可」ボタンを押してください。

タブミックスプラスをインストールするところの画面

そうすると、こんな画面が表示されます。「今すぐインストール」ボタンを押すと、タブミックスプラスがインストールできます。

タブミックスプラスのインストールが成功したところの画面

インストールが終了すると、こんなメッセージが表示されます。「今すぐ再起動」ボタンを押しましょう。

セッション復元機能の問い合わせ画面

ファイアーフォックスを再起動すると、ファイアーフォックスのセッション復元機能を有効にするか、というメッセージが表示されます。ここでは「はい」を押してください。

メニューの[ツール]→[Tab Mix Plusのオプション]を選ぶと、タブミックスプラスを設定できます。初期設定のままでも問題なく使えますし、英語のオンラインヘルプも参照できますが、とりあえず、私がやっているおもな設定を紹介しておきましょう。

【リンク】

タブミックスプラスのオプション「リンク」の画面

ここでは、以下のように設定しています。

「シングルウィンドウモードを有効」にすると、ファイアーフォックスのウィンドウはつねに1つだけとなります。したがって、新しいウィンドウでポップアップするような画像も、すべてタブで開くようになります。

【イベント】

タブミックスプラスのオプション「イベント」の「新規タブ」画面

「新しいタブ」は、最初の設定のまま使っています。

下にある「ピン留めしたタブ」というのは、アイコンだけになって左側に移動したタブのこと。てきとうなタブの上で右クリックして、[タブをピン留め]を選ぶと、そのタブがピン留めされます。

ピン留めしたタブの画面 ピン留めされたタブは、[Ctrl]+[W]では閉じることができません。でもって、ピン留めされたタブをロックするかどうか、という設定なんですが、タブのロックについては、もうすこしあとで説明しましょう。

タブミックスプラスのオプション「イベント」の「タブを開く」画面

「タブを開く」タブでは、以下の部分にチェックをつけています。

この設定で、検索バーにキーワードを入れて検索すると、新しいタブに検索結果が表示されるようになります。

タブミックスプラスのオプション「イベント」の「タブを閉じる」画面

「タブを閉じる」タブでは、以下のように設定しています。

このあたりの設定は、お好みですね。

なお、「最後のタブを閉じたとき、ウィンドウ自体は閉じない」にチェックをつけると、[Ctrl]+[W]で最後のタブを閉じたときにファイアーフォックスは終了しない――という動作になります。

[Ctrl]+[W]で最後のタブを閉じたときにファイアーフォックスが終了する――という動作にしたい場合は、チェックをつけないようにしましょう。

タブミックスプラスのオプション「イベント」の「タブのマージ」画面

ファイアーフォックスのウィンドウが複数開いている場合、1つのウィンドウにまとめたい、というときもありますよね。複数のウィンドウを1つのウィンドウにまとめることが、「すべてのウィンドウを一つにマージする」。「マージ」(merge)は、「結合する」とか「合併する」という意味です。したがって、ここの設定は、「リンク」のところで「シングルウィンドウモードを有効」にしていない場合にだけ、関係してきます。

私の場合、「リンク」のところで「シングルウィンドウモードを有効」にしているので、ここの設定はなにもいじっていません。

タブミックスプラスのオプション「イベント」の「タブ機能」画面

「タブ機能」タブでは、以下のように設定しています(最初からこの設定だと思いますが)。

「記憶するタブの数」は、お好みでどうぞ。

【表示】

タブミックスプラスのオプション「表示」の「タブバー」の画面

「タブバー」タブでは、以下のように設定しています。

このあたりの設定は、お好みでどうぞ。ちなみに、ここのスムーズスクロールは、タブバーをスクロールするときの設定です。おまちがえなく。

タブミックスプラスのオプション「表示」の「タブ」の画面

「タブ」タブでは、以下のように設定しています。

「ハイライト」は、タブに表示される文字の色などを変えて、めだたせること。「スタイルをカスタマイズ」ボタンを押すと、いろいろと設定できます。最初の設定では、未読のタブのタイトルに表示される文字が赤っぽい色のイタリック体で表示されるようになっています。

「プログレスメーター」というのは、タブを読み込むときに、タブの上部に表示されるバーのこと。タブの読み込み状況を示します。バーの色はふじ色。私は必要とは思わないので、プログレスメーターを表示しないようにしています。

タブ幅の固定については、好みがわかれるところでしょうね。私は固定幅のほうが好きなので、こんなふうに設定しています。

タブミックスプラスのオプション「表示」の「ツールバー」の画面

「ツールバー」タブでは、タブミックスプラスのいくつかの機能をツールバーに登録できます。わたしは特に設定していません。

【マウス】

タブミックスプラスのオプション「マウス」の「マウスジェスチャー」の画面

タブミックスプラスのオプション「マウス」の「マウスクリック」の画面

ここでは、最初の設定のまま使っています。「マウスクリック」タブを見るとわかるように、タブバーで中クリックすると、最後に閉じたタブを復元することができます。

【メニュー】

タブミックスプラスのオプション「メニュー」の「タブのコンテキストメニュー」の画面

「タブのコンテキストメニュー」は、タブの上やタブバーの上で右クリックしたときに表示されるメニューです。ここでは、以下の部分にチェックをつけています。

これで、タブの上で右クリックしたときのメニューに[機能の許可]が表示されます。たとえば、あるページでジャバスクリプトを無効にしたいときは、[機能の許可]から[JavaScript]のチェックをはずせばいいわけです。

ところで、メニュー項目にある「タブを凍結」「タブを保護」「タブをロック」――ってなに?という人もいるでしょう。これらはタブミックスプラスのとても便利な機能なので、かんたんに説明しておきます。

タブミックスプラスで「タブを保護」したところの画面 「タブを保護」したタブには、図のようなアイコンが表示されます。タブを保護すると、そのタブを閉じることができなくなります。

タブミックスプラスで「タブをロック」したところの画面 「タブをロック」したタブには、図のようなアイコンが表示されます。タブをロックすると、そのページのリンクは、すべて新しいタブで開かれます。新しいタブを開くために、中クリックする必要がありません。

タブミックスプラスで「タブを凍結」したところの画面 「タブを凍結」したタブには、図のようなアイコンが表示されます。「タブを凍結」は、「タブを保護」と「タブをロック」をいっきに行います。

タブの凍結・保護・ロックはとても便利な機能なので、みなさんもぜひ、使ってみてください。

タブミックスプラスのオプション「メニュー」の「ページのコンテキストメニュー」の画面

「ページのコンテキストメニュー」には、なにも設定していません。

タブミックスプラスのオプション「メニュー」の「『ツール』メニュー」の画面

「[ツール]メニュー」は、ファイアーフォックスのメニュー[ツール]に追加して表示されるメニューです。ここでは、以下のようにしています。

あとで説明するセッションマネージャを、私は使っていません。そんなわけで、こんなふうにしているんですが、最初の設定のままにしておいてもかまわないでしょう。

タブミックスプラスのオプション「メニュー」の「ショートカット」の画面

「ショートカット」では、タブミックスプラスのさまざまな機能にショートカットキーを割り当てることができます。わたしは、最初の設定のまま使っています(重複しているショートカットキーは削除しました)。

【セッション】

タブミックスプラスのオプション「セッション」でファイアーフォックス本体のセッション復元機能を使う画面

「セッション」というのは、おおざっぱにいうと、ブラウザーがどんなウェブページを表示していたのか、という情報です。ファイアーフォックスでは、アドオンを使わなくても、ふつうに終了したときのセッションと、異常終了したときのセッションを、それぞれ保存・復元できるようになっています。

したがって、ファイアーフォックス本体のセッション復元機能を使うなら、「Firefox内蔵のセッション復元機能を使用する」にチェックをつけておいてください。私はこちらの設定にしています。

タブミックスプラスのオプション「セッション」でタブミックスプラスのセッションマネージャを使う画面

ファイアーフォックス本体のセッション復元機能を使わず、タブミックスプラスのセッションマネージャを使うのなら、「Firefox内蔵のセッション復元機能を使用する」のチェックをはずして、「セッションマネージャを有効にする」「クラッシュリカバリーを有効にする」にチェックをつけます。

タブミックスプラスのセッションマネージャを使うと、ブラウザ起動時に、セッションを復元するかどうか問い合わせる、などといった高度な設定が可能になります。こうした機能が便利だと思うのなら、タブミックスプラスのセッションマネージャを使えばいいでしょう。

    *
タブミックスプラスのすべての設定が終わったら、「OK」ボタンを押してください。タブミックスプラスはとてもたくさんのことができるアドオンですから、設定をいろいろと変えて試してみることをおすすめしておきます。

◆Open With(オープン・ウィズ)

このページはファイアーフォックス以外のブラウザーで開きたい、とくに“ファイアーフォックスおことわり”のサイトをインターネットエクスプローラーで開きたい――。そんなときに便利に使えるアドオンが「Open With」です。

「Open With」へ行って、「Firefoxに追加」ボタンを押しましょう。インストールしたら、ファイアーフォックスを立ち上げなおします。

まずは設定ですね。メニューの[ツール]→[アドオン]→[拡張機能]を選んで、「Open With」の「設定」ボタンを押しましょう。

Open Withの設定画面

右側に表示されているのが、インストールされているブラウザーの一覧です。設定したいブラウザーをクリックしましょう。つぎに左側で、Open Withのメニュー項目が表示される場所(メインメニューなど)や、メニュー項目の表示のしかたを選んでいきます。

Open Withのメニュー項目が表示される場所は――

メニュー項目の表示のしかたは――

Open Withのメニュー画像 コンテクストメニューに「メニュー項目として表示」を選ぶと、こんな感じになります。設定した結果はすぐに反映されるので、いろいろと試してみるといいでしょう。

5. 「テーマ」や「ペルソナ」で気分を変えよう

みため(外観)を変えたところで、ブラウザーの機能は変わりません。でも、ブラウザーは毎日使うソフトだけに、みためを変えればすこしは気分もちがってくるでしょう。

ファイアーフォックスには、みためを変える2つの方法があります。1つは「ペルソナ」(Personas)。ペルソナでは、メニューバーからタブバーまでと、いちばん下に表示されるアドオンバーのみためを変えることができます。もう1つは「テーマ」。テーマでは、ファイアーフォックス全体(オプション画面などもふくむ)のみためを変えることができます。

ペルソナが使えるのは、テーマがデフォルトのときだけ。したがって、全体のみためを変えたいならテーマ、部分的なみためを変えたいならデフォルトのテーマでペルソナ――といった使いわけが必要になります。

ペルソナもテーマも、アドオンとしてたくさん用意されています。

ペルソナやテーマを変えるときは、メニューの[ツール]→[アドオン]を選んで、左上の「アドオン入手」をクリック。さらに右下のほうにある「注目のPersonas」の「すべて見る」(ペルソナ)や、「すべてのテーマを見る」(テーマ)をクリックしてください。

ペルソナのページの画像

ペルソナもテーマもいくつかのジャンルにわけられているので、いろいろと探してみるといいでしょう。

ペルソナのページでは、ペルソナの画像の上にマウスポインターを乗せると、そのペルソナが一時的に適用されます。気に入ったペルソナがあったら、「Firefoxに追加」ボタンを押しましょう。ペルソナは、ファイアーフォックスを再起動しなくても適用されます。

テーマのインストールのしかたは、アドオンと同じです。ファイアーフォックスを再起動すると、インストールしたテーマが適用されます。

6. ファイアーフォックス本体や拡張をアップデートするとき

メニューの[ツール]→[オプション]を選んで、「詳細」アイコンをクリック。「更新」タブを見てください。

更新の設定の画面

最初の設定では、上の図のように

ようになっています。つまり、ファイアーフォックス本体のアップデートは、自動的にやってくれるんですね。基本的には手間いらず。アドオンが新しいバージョンのファイアーフォックスに対応していないときも、そのむねのメッセージが出ます。ふつうに使っているぶんには、特に問題は起こらないでしょう。

    *
というわけで、ファイアーフォックスのインストールから設定まで、ざっくりと説明してみました。ファイアーフォックスはいいですよ。特に、タブ機能は、ほんとに便利だなあ、と実感するはず。みなさんもぜひ、試してみてください。