歴史標識案内所

もしあなたが見知らぬ土地や時代に行った場合、
うかつに行動するのはとても危険です。
そのようなときは、まず標識を確認して安全の確保に努めましょう。

このページを使って、ご家族とよく話し合いましょう。
また、参考にした道路標識を推測してみましょう。


・・・くれぐれも本気にしないでくださいね(^^;

標 識 名   称 解          説 公示日
辻斬り注意  この標識がある場所での夜道の一人歩きはやめましょう。
 また、身分の高い人(例:徳川家光など)が正体を隠して辻斬りを行っている場合がありますので、返り討ちにする場合は十分気をつけましょう。
 類似標識として、幕末の京都市中などでよく見かけられる「天誅注意」があります。
2000.2.29
茶店あり  峠、辻などの交通要所で見かけられます。
 疲労感、空腹感を生じている場合は、無理をせずに休憩をとりましょう。また、必要に応じて杖、笠、予備の草鞋などを購入しましょう。
 ただし、うっかりしている食いしん坊の仲間を連れている場合は、団子等の食べ過ぎによる旅程の遅れが生じる可能性がありますので注意が必要です。(参考:TBS系月曜夜8時)
2000.2.29
忍び注意  この標識がある場所では、暗殺、破壊工作、流言飛語などの謀略や情報漏れに気をつけましょう。
 また、地域によって名称が異なるので注意が必要です。(例:伊賀、甲賀、風魔、乱破、透破、軒猿、黒脛巾組など)
2000.2.29
力士注意  江戸、大阪などの大都市のほか、勧進相撲が行われる寺社などの近辺で見かけられます。道幅の狭い道路を通行する際は路肩に注意しましょう。
 また新選組隊士は、酔った力士がからかってきてもむやみに斬りつけてはいけません。(参考:大阪角力事件)
2000.2.29
鬼出没注意  大江山、鬼ヶ島などをはじめ、日本各地で見かけられます。
 この標識がある場所での一人歩きは避けましょう。また、必要に応じて専門家(例:源頼光と四天王、桃太郎など)に退治を依頼しましょう。
 鬼婆が出没する地域(例:安達ヶ原など)では、標識の絵が金棒から出刃包丁になっていますが、その場合でも注意事項は変わりません。
2000.2.29
奥の細道あり  主に東日本各地の主要街道・史蹟・名勝などで見受けられます。
 旅行者の創作活動の妨げとなる行為は慎みましょう。
2000.4.7
鹿の通り道あり
(馬も通行可)
 この標識がある場所では、急斜面を下って背後を突いてくる源氏の奇襲に備えましょう。(参考:一の谷の戦い)
 平家側に奇襲の注意を促すその他の標識として、倶梨伽羅峠で見かけられる「火牛の計注意」があります。この場合、角に松明をつけた牛に気をつけて通行しましょう。
2000.8.9
酒気帯び歩行注意  酒気を帯びての歩行は、判断力や認識力の低下に繋がりますので極力控えるようにしましょう。
 また京都の油小路で見かけた場合、元新選組隊士である御陵衛士は、酒宴帰りの闇討ちに気を付けましょう。万が一同志が暗殺された場合、遺体回収の際にも襲撃者が現れる危険性がありますので、十分な注意が必要です。(参考:油小路事件)
2000.10.18
鉄砲注意  日本においては天文十二(1543)年以降に見かけられます。
騎馬隊を率いている武田家の武将は、三段撃ち等に気をつけて戦いましょう。(参考:長篠の戦い)
 また他家の武将も、鉄砲の扱いに精通した部隊(例:雑賀・根来衆、伊達家の騎馬鉄砲隊など)には十分に注意しましょう。
2000.10.18
大蛇注意  この標識がある場所では大蛇に遭遇する可能性があります。
大蛇の中には複数の頭を持つものもいますので、退治する際は安全のため大量の酒を飲ませて寝込みを襲うなどの方法をとりましょう。(参考:スサノオノミコトのヤマタノオロチ退治)
 また、結婚の約束を反故にした相手が大蛇に化けて追いかけてくる場合がありますので、特に若い僧侶は気をつけましょう。(参考:道成寺における安珍清姫伝説)
 ただし、地域によっては蛇を神もしくは神の使いとして崇めている場合もありますので注意が必要です。
2001.2.8
黒船注意  幕末において、日本各地の沿岸部で見かけられます。
各藩は守備兵の増員や台場の建造などを行い、沿岸警備の強化に務めましょう。
 また、江戸近海において一度に4隻以上の黒船が現れた場合、幕府が倒れる原因ともなりますので注意しましょう。
2001.2.8
同心巡回区域  定町廻りおよび臨時廻り同心の巡回区域を示しています。
不審者を見かけたときやトラブルに巻き込まれたときは、巡回中の同心を探し出し、的確な判断や助けを仰ぎましょう。
隠密同心を含めて「三廻り」と呼ぶこともありますが、隠密同心は捜査の必要上、変装をしている場合があります。この場合、むやみに声をかけたりして捜査の邪魔をしないよう気をつけましょう。
 また、江戸市中警戒のための辻番・自身番などが各所に設けられていますので、必要に応じて有効に活用しましょう。
2001.4.26
鵺(ぬえ)出没注意  平安時代の京都御所付近で見かけられます。
通常の魔物払いで用いられる鳴弦や僧侶の読経などは効果がありませんので、退治をする際は専門家(例:源頼政など)に依頼しましょう。また退治した後は、忘れずにうつぼ船に乗せて桂川に流しましょう。(参考:「平家物語」 「源平盛衰記」 )
2002.6.20
籠城あり  主に城館等の近辺で見かけられます。
籠城側に対してむやみに力押しで攻めると、射撃・落石等の反撃により甚大な被害を被る恐れがありますので、できるだけ兵糧攻め・水攻め等を用いて自軍の兵の消耗を防ぐと共に、長期戦に備え兵站の確保を確実に行いましょう。
 また城攻めに要する兵力は、守備側の3倍以上が必要といわれています。城に攻めかかる際は、少人数での行動は控えましょう(隠密行動を除く)。
2008.1.3
真田家注意  主に信濃国真田郷近辺で見られますが、時代が下がると大阪城付近でも見かけられるようになります。
 上田城付近においては、寡兵と侮ってうかつに戦いを仕掛けると、予想を上回る反撃により多大な時間の遅れが生じ、関ヶ原の戦いに間に合わなくなる恐れがあります。
 また大阪の役(大坂冬の陣・夏の陣)の際には、「真田丸」と呼ばれる出城の建造、徳川家康の本陣めがけての突撃などにより大変な苦戦を強いられますので、徳川方は十分注意しましょう。(なおこれに前後して、「真田信繁(幸村)が、十人程度の配下を引き連れて徳川方の動静を探っていた」といった情報がありますが、当所では現在のところ確認できておりません。) (参考:真田十勇士)
2008.1.3
渡世人通行止め  主に関所や大都市の入り口等で見かけられますが、特に関東地方(通称:関八州)で多く見られます。
 渡世人の中には罪を犯して逃亡中の者や、間道を抜けようと関所破りをする者がいます。一般市民はトラブルに巻き込まれる恐れがありますので、渡世人にはむやみに近寄らないようにしましょう。
 また鉄火場など、渡世人が集まるような風紀上好ましくない場所への出入りもひかえましょう。
2002.6.20
知行地あり  その土地が、大名・旗本・御家人等に俸禄として与えられた領地であることを示しています。
 知行の増減や配置替え等により区域の変更が生じますので、常に最新の動向に目を配りましょう。
2002.6.20
奉行所あり  奉行所があることを示しています。
 目安箱に投書する人や、お白州で裁きを受ける人などは、この標識を目標にして行きましょう。
 また、北町と南町が月番で職務を交代しますので、事前に確認してから行きましょう。
(なお「桜吹雪の彫り物をしている町奉行が、遊び人に扮して秘密裏に捜査を行なっている」という情報が一部で流れておりますが、当所では現在のところ確認できておりません。)
2002.6.20
百鬼夜行あり  この標識がある場所では、夜間になると魑魅魍魎の類が数多く徘徊します。
 その間の外出は控えるか、もしくは高位の僧侶・神官あるいは陰陽師といった人々と共に行動しましょう。
2002.6.20
上意討ち  個人の判断でみだりに罪人を罰すると、逆に罰した側が罪に問われる恐れがあります。
 罪人を罰する際は、まず主君の命を受けてから行いましょう。
2005.5.3
アームストロング砲
進入禁止
 幕末の江戸、特に上野あたりで見かけられます。
 違反があると旧幕府軍の瓦解が早まりますので、彰義隊をはじめとした江戸駐屯部隊は取締りを強化しましょう。
 類似標識として、長岡藩周辺で見かけられる「ガトリング砲注意」があります。
2000.2.29
鎖鎌使用禁止  鎖鎌は鎌で斬りつける他に、武器や体に鎖を巻き付けて動きを封じ込めたり、分銅で打撃を加えることもできるため、相手と離れたままでも有利に戦いを進めることができます。
 しかし、人の往来の激しい場所や狭い場所で分銅を振り回すのは大変危険です。
 この標識がある場所では、鎖鎌の使用は控えましょう。
 また、それ以外の場所で鎖鎌を使用する際にも、周囲に関係のない人や障害物などがないか確認し、相手と十分な距離を保った上で戦いに臨みましょう。
2005.5.3
刀の長さ制限  規定の長さを越す刀の持ち歩きを禁止します。長さは場所や時代によって異なりますので気をつけましょう。
 また、類似標識に「大鍔および角鍔禁止」「朱鞘および黄鞘禁止」などがありますので、かぶき者は注意して通行しましょう。(参考:大小刀の寸法及び頭髪髴毛(とうはつふつもう)の制)
2000.2.29
島津兵注意  主に九州地方で見かけられますが、時代が下るにつれ他の土地でも見かけられるようになります。
 強兵を以って知られる薩摩隼人は、敵に回すととても手強い相手となりますので十分に気をつけましょう。
 戦国時代には関ヶ原でも見かけられますが、東軍側は寡兵と思って侮ると中央突破・捨てガマリなど、思わぬ反撃を受けることになりますので注意が必要です。
 また、幕末になると京都・江戸などの主要都市の他、東北地方でも見かけられるようになります。幕府および左幕派の諸藩は、薩摩藩および薩摩藩士(脱藩藩士を含む)の動向に気を配りましょう。
2000.8.9

一番槍  戦場において、敵将のいる方向を示しています。
 先陣を切って敵将に槍をつける一番槍は、合戦後の論功行賞で非常に有利になります。
 類似標識として、真っ先に太刀で打ちかかって行く一番太刀打ち、その戦において一番最初に首級をあげる一番首、敵の城や砦へ一番最初に乗り込む一番乗りなどがあります。
 いずれも大いに賞されますので、戦場に出た際は張り切って戦いましょう。
2000.12.19
出島あり  長崎近辺で見かけられます。
 商売、学問などで長崎へ行く人は、気を緩めずに目的地を目指しましょう。
2000.2.29
大名行列優先  主要街道沿いや城下などで見かけられます。
 歩行者は大名行列の妨げにならないよう路肩に寄り、土下座をして通り過ぎるのを待ちましょう。
 また、大名行列側は状況に応じて無礼討ちが認められていますが、相手が外国人の場合、むやみに切りつけると国際問題に発展する恐れがありますので注意が必要です。(参考:生麦事件)
2000.6.23
町火消しあり  江戸市中で見かけられます。
 火事を見つけた際は可能な限り初期消火に努めるとともに、この標識の近くにある番屋に連絡して半鐘を鳴らしてもらいましょう。
 火消しには、その他にも定火消し・大名火消しなどがありますが、火災の際にはこれらの組織が入り乱れ、消し口(けしぐち)争いなどで衝突することもよく起きます。
「火事と喧嘩は江戸の華」といわれますが、一般の人々は危険ですので近くには寄らないようにしましょう。
2008.1.3
札所あり  日本各地の霊場、特に四国地方で数多く見かけられます。
 お遍路さんは気をつけて巡礼の旅を続けましょう。
 また、それ以外の通行人もお遍路さんにはできる限りの手助けをしてあげましょう。
2000.6.23
法螺貝鳴らせ  この標識がある場所では、修験者は状況に応じて法螺貝を鳴らしましょう。
 また戦場でも見かけられますが、その場合はさまざまな合図を目的として鳴らされますので、聞き漏らしのないよう注意しましょう。
2000.12.19
未確認飛行物体および
地球外生命体あり
※FBI(連邦捜査局)からの正式見解があるまでお待ちください。 2000.4.7
(仮)

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