(自由の女神とマンハッタン遠景)
週末に2日の年休を加えて4連休とし、ニューヨークに旅行してきました。事前に計画を十分に立てて現地ツアーなども利用し、また天候にも恵まれ、短期間ではあったもの充実した観光となりました。なお直前にはリーマンブラザースの倒産などの金融危機が発生。また国連総会の時期とも重なるなど、思い出深い旅行となりました。
上空からマンハッタンを望む。
中央がエンパイア・ステート・ビル
メトロポリタン美術館
地下鉄
オクラホマシティ(OKC)からダラスフォートワース(DFW)経由でラガーディア空港(LGA)に入りました。飛行機については、OKCからニューアーク空港(EWR)へのノンストップ便(一日一便)を使おうか随分考えましたが、価格や便数を考慮しDFW経由としました。
LGAは市中心部(マンハッタン)から近く、着陸前には眼下にニューヨークの高層ビル群や自由の女神などを眺めることができ、気持ちが高ぶりました。
LGAからはタクシーでホテルへ。所要時間は30分ほど、料金はチップ込みで$35ほど。妻と二人だったのでシャトルや空港バスより少し高い程度です。白タクに引っかからないかと少し不安でしたが、正規乗り場から乗車すれば心配ないと思います。
マンハッタンに入ると、ビルが立ち並ぶ中に人がたくさん歩いており、クルマは渋滞してクラクションがあちこちで鳴らされ・・・と東京都心のような雰囲気。アメリカにもこういうところがあるのだなあ、としみじみ思いました。クルマでの移動が主であるオクラホマでは街中でも人はあまり歩いていないし、道路もそれほど渋滞せずクラクションを鳴らす人など稀です。今まで見てきた他の州の都市も、だいたい似たようなものでした。歩行者が多いと思ったのはサンフランシスコくらいですが、サンフランシスコの歩行者の多くが観光客や買い物客であるのに対し、ニューヨークではスーツ姿のビジネスマンが多く、歩くスピードは明らかに速い印象でした。
ホテルには午後3時頃にチェックイン。部屋で少し荷物を整理した後、軽食を取りに近くのデリレストランへと向かいました。週末の土曜日であったためか一部の道路は歩行者天国となっており多数の屋台が出ていました。レストランでホットドックを食べた後、地下鉄を使ってメトロポリタン美術館へ。
窓口でメトロカードを$10分購入。$1.50ほど余分にデポジットされていました。さて地下鉄ですが、このカードをスライド式の読み取り機に通して改札ゲートを通ります。一律$2なので出るときにはカードは不要で、ゲートを出て行くだけです。路線番号と駅をチェックしておけば迷うことはないと思います。安全面についてですが、昼間はそう問題ないですが、夜は怪しげな乗客が結構見受けられたので、「普通の」客の多い場所や車両を選んだ方が良いと思いました。車両自体は路線にもよりますが概ね問題ないと思います。ただ、駅構内は空調が効いていないため少し蒸し暑く、壁が剥げ落ちていたり小便臭かったりするケースもありました。
メトロポリタン美術館は土曜日は夜9時まで開館しており、スケジュールの都合で行ける時間帯がここしかなかったため、最初に行くこととしたものです。館内は広大であるため、パンフレットを入手して館内図を眺め、中世ヨーロッパ→印象派→古代ギリシャ・ローマ→古代エジプト、と見て回ることとしました。
とにかく知った画家、絵画の目白押し。じっくり見ていたら何日もかかりそうでしたが、歩き回って有名な絵画を見つけてはしばし眺める、を繰り返しました。館内には無数の小部屋に分かれており、基本的には作家別に展示されているため、お目当ての作家の小部屋に来たらお目当ての絵を探す・・・というスタイルで回りました。結局は網羅的に見て回っているわけで、かなり疲れました。それでもレンブラント、ルーベンス、モネ、ゴッホ、ゴーギャンなど、名画を多数眺められて良かったです。古代ギリシャ・ローマ彫刻も印象的でした。
午後8時前に美術館を出て、夕食を取るため日本料理店へ行きました。お店では懐石料理のコースを注文。少々値が張りましたが、大変に美味しかったです。
地下鉄を使い、午後10時半頃にホテルに戻りました。
自由の女神を真下から望む。
当日は快晴
South Street Seaport
国連本部
ブロードウェイ劇場街
ホテルの1階にあったStarbucksでコーヒー、サンドウィッチを買い、部屋で朝食を取りました。(ホテルの朝食は高かったので・・・)
この日の日中は日系旅行会社の現地ツアー、ニューヨーク一日観光ツアーに参加しました。周りが日本人ばかりで現地気分が味わえない、というのはありますが、日本語ガイドも付くし、短時間であちこち見て回れて楽なので。同行者の大半は日本からの旅行者のようでした。
ツアーのバスはホテルからブロードウェイ、タイムズスクエア、エンパイアステートビル、ソーホー、金融街など車窓から見て回り、マンハッタンの端のバッテリーパークへ到着。ここから自由の女神のあるリバティー等へ船で渡ります。乗船時にはよく行列するのだそうですが、当日は割と空いていました。ただ船は観光客で一杯でした。遠目には、東京お台場の複製のごとく小さく見えていた自由の女神像ですが、船で近づくとかなり大きく、驚きました。島に上陸後は女神像の回りをぐるっと一周し、また海峡越しにマンハッタンのビル群を眺めました。
リバティー島から戻った後は、バスに再び乗車し、ワールドトレードセンター跡地(グラウンドゼロ)を車窓から観察。これがあのテロの現場か、と食い入るように眺めました。その後サウスストリートシーポートで昼食。ブルックリン橋を見ながら、ホットドックにかぶりつきました。
午後は再びバスに乗り、国際連合本部(国連総会直前だったのですが、交通規制はまだそれほどでもなく、すぐ前から眺めることができました)、リンカーンセンター(芸術劇場群)、ダコタハウス(高級アパート。ジョン・レノン最期の地)、メトロポリタン美術館など眺め、ロックフェラーセンタービル前で解散となりました。
なお、バスから下車する際に転倒して右足を捻挫してしまいましたが、その後も気合と根性で歩きました。
ロックフェラーセンターや五番街を少し散策した後、セントラルパークにほど近いカフェで軽食をとり、ホテルにいったん戻りました。そして午後6時前に再びホテルを出て、ブロードウェイへ徒歩で向かいました。ブロードウェイはショーの看板だらけの上にすごい人出で、新宿を思い出しました。
ブロードウェイでは事前に予約していたライオン・キングを観劇。オクラホマ駐在はミュージカルが苦手な方であり、最初のうちは英語がよくわからず眠りそうになり妻につつかれて起こされたりしていましたが、面白い登場キャラクターや音楽などに次第に引き込まれ、最後まで楽しむことができました。
エンパイアステートビルから
Downtown方面を望む
SOHO。ユニクロがある
五番街。高級店が並ぶ
Downtown夜景。
手前はSouthstreet Seaport
この日もホテルの1階にあったStarbucksでコーヒー、サンドウィッチを買い、部屋で朝食を取りました。
まずは地下鉄に乗ってエンパイアステートビルへ。夜景が美しいそうなのですが、ここはとにかく混むという話を聞いていたので、朝一番で行くこととしました。ビルは狙い通りに空いており、すんなりと86階の展望台に上がることができました。眼下には、まるでシムシティ(ゲーム)のような光景が。北側にはミッドタウンのビル群の向こうにセントラルパーク、東側にはイースト川の向こうにクイーンズやブルックリン、南側には少し先にダウンタウンや金融街のビル群、その向こうには自由の女神、西側にはハドソン川の対岸にニュージャージーを眺めることが出来ました。エンパイアステートビルの周囲には高いビルがそれほどないため、眺めは抜群でした。
次にソーホー(SOHO)に行きました。SOHOはSouth Of HOuston(Houston通りの南)の略で、昔は倉庫街だったのですが、その後芸術家の街となり、さらに現在の高級ブランドショップ街に変化したという地区ですが、建物外観は昔の倉庫のまま維持されています。Louis Vitton、Prada、Coach、Channelなど高級ブランドに混じって、Uniqloの看板がありました。日本のユニクロが出店したものですが、店内には動くマネキンやロボットなどもあり、かなり気合が入っていました。ちなみに赤い正方形に「ユニクロ」と白いカタカナで書かれているのがアメリカでのロゴとなっています。SOHOの東のNORITA(NOrth ITAly、イタリア地区の北)なども散策し、ウィンドウショッピングをした後、オイスターバーのレストランに入って生牡蠣やマグロのサラダなどを食べました。
午後はマディソン街や五番街を散策。こちらは銀座に近い感じであり、SOHOよりもさらに高級で、Tiffany、Hermes、Cartier、Bulgari、Celeneなどを見て回りました。ここでも結局ウィンドウショッピングだけで、特に買い物はしませんでしたが。また高島屋があり、地下の喫茶コーナーで緑茶を飲んで休憩しました。また近代美術館(MOMA)には入りませんでしたが、道路の向かいにあるMOMAグッズの売店を少し見て、ホテルにいったん戻りました。
夜は再び日系旅行会社の現地ツアーに参加。ホテル送迎付きのディナークルーズで、食事を取りつつ夜景を楽しむというもの。船はハドソン川の港から出てバッテリーパークの沖を回り、ブルックリン橋をくぐった少し先でUターン。そして自由の女神のリバティー島の付近を航行し、最初の港に戻る、というものでした。この日は月曜日であったためにビルの窓は明るく(残業ご苦労様です)、特にブルックリン橋周辺の夜景は最高でした。またライトアップされて青く輝いた自由の女神は孤高な雰囲気を漂わせ、昼とは違う雰囲気でした。あまりの夜景の美しさに、ついつい写真を取りまくってしまいました。
セントラルパークからミッドタウンの
ビル群を望む
ダコタ・ハウス
最終日の朝はセントラルパークを散策することとしました。ホテルから公園への途中でベーグルとコーヒーを買い、公園の中の並木道(モール)のベンチで朝食としました(本当は芝生広場で食事したかったのですが、残念ながら11時までは閉鎖とのことでした)。その後ジョン・レノンゆかりのストロベリーフィールズ(ダコタハウスの側)や、池や噴水などを見て散策して回りました。天気も良く、すがすがしい朝を過ごすことができました。公園の中や近隣のホテルで土産を買い、11時前にホテルに戻りました。
11時半頃にホテルをチェックアウトし、タクシーでLGA空港へ向かいました。国連総会の関係で、タクシーは北のハーレム経由のルートをとりました。昼間ではあったのですが、ハーレムはやはりちょっと雰囲気が違う感じでした。少し遠回りではあったものの、料金や時間は行きとさほど違わず、空港には12時頃到着しました。
さて予約していた午後2時過ぎのDFW行きの便に機械でチェックインしようとすると・・・何と機材都合で欠航との情報が。空席は午後5時の便までないとのこと。その前の便でキャンセル待ちしても2席とれないと意味がないので、やむなく5時の便でチェックイン。荷物をカウンターで預けようとすると係員の人が、1時の便があるので確認してみます、とのこと。そして運よく1時の便で2席確保でき、またDFWからOKCの便も変更できたとのことで、ラッキーでした。このように欠航となった場合、機械ではなくカウンターで相談した方が良いようです。ちなみに預託手荷物は現在、料金を取られるのが普通になってきていますが、迷惑料ということか、帰路は無料でした。
LGAでの時間はほとんどなかったのですが、プレッツェルとホットドック(またも)を買って昼食に頬張りました。DFW便、OKC便と乗りついで、OKCには午後5時過ぎに帰着。喧騒の大都会から、地平線が広がるオクラホマの大地へと無事に戻ってきました。