Florida(2006.12)

(Seven Mile Bridgeを渡りKey Westへ)

 年末のクリスマス休暇を利用して、12月24日(土)〜30日(土)にかけてフロリダに旅行してきました。
 前半はOrlandoのWalt Disney Worldで4つのテーマパークを満喫。後半は米国最南端のKey West、ついでMiami Beachで過ごしました。Orlandoでは天気があまり良くなく、やや寒い日もありましたが、Key WestやMiamiはさすがに暖かく、日中は30℃になり暑いほどでした。

Southwest Airlines


Southwestの機体。
青+赤のほか、茶+赤の機体もある
 オクラホマからは往復とも飛行機、ルートはSt. Louis経由でOrlandoに入りました。航空会社はSouthwest航空を選択しました。

 Southwestは格安航空会社ではありますが、経営状態が非常に良く、また事故が少ないことで知られる優良会社です。
 Southwestでは座席は指定されておらず、実質早い者勝ちです。チェックインのタイミングによりABCの3グループに分けられ、身障者・子供連れの優先搭乗の後、Aグループから順に機内に乗り込むこととなります。各グループの中は先着順なので、搭乗口にはだいたい1時間ほど前から列が出来ています。チェックインはインターネットの同社サイトで24時間前から受け付けられており、Aグループを確保できれば不満はないと思います。
 またSouthwestの乗務員はカジュアルで、服装はGパンが当たり前であるほか、ジョークを言ったりして乗客を喜ばせたりします。社員の仕事への満足度はかなり高く、また給与も結構良いのだそうです。

Walt Disney World

 23日はOrlandoに到着後、レンタカーを借り、最初の滞在地であるWalt Disney Worldへ向かいました。気温は25度ほどで、やや蒸し暑い感じでした。

 ホテルはWalt Disney World内で確保しており、そのホテル、Disney All-Star Music Resortにチェックイン。Musicをテーマにしたホテルで、外観は凝っているのですが、中身は中のやや下の水準といったところでした。特にドライヤーが無かったのが難点で、4泊自然乾燥する羽目になりました。ただ朝から晩まで外出して寝るだけなので、ドライヤーと湯沸しポットさえあればこの程度で十分と思います。ちなみに園内宿泊者には、パーク営業時間外に入園できたり、駐車場が無料となったり、空港からの無料シャトルが利用できたり(レンタカーを使ったので利用しませんでしたが)といった特典がありました。

 この日はDisney Downtownに行きました。Disney DowntownにはレストランやDisney関連のお店が並んでいて、夕食とウィンドウショッピングを楽しみました。

Epcotのシンボル、Spaceship Earth
 Walt Disney Worldには4つのテーマパーク(Magic Kingdom、Epcot、MGM Studio、Animal Kingdom)があるのですが、翌24日はまずEpcotに行きました。

 Epcotは企業の先端技術を用いたアトラクションが集まった「Future World」と、池を囲んで各国のテーマ館が並ぶ「World Showcase」の2つのエリアから構成されています。通常の開園時間は9時だったのですが、園内宿泊者の特典で8時から入場。映像による空中散歩を楽しめる「Soarin」、宇宙飛行を体験できる「Mission SPACE」など人気アトラクションをこの1時間で体験。またファストパスを確保しつつ、午前中に多くのアトラクションを楽しみました。フランス館でフランス料理(アメリカンな印象でしたが)の昼食をとった後、午後はWorld Showcaseを見て回りました。夜はレストランがどこも混んでいたため、フランス館でパンを買って済ませました。Epcotの印象は科学万博といった感じで、なかなか良かったです。

MGM StudioでのExtreme Stunt Show
 25日は雨の予報であったため、MGM Studioへ行きました。実際の映画撮影Studioをテーマにしており、ショーが中心です。スタントショーや人魚姫、美女と野獣などのショーを楽しみました。

 また夜のショーは噴水に映像を映すなどさすがに凝っていました。ただこの日はやはり雨模様で寒く、夜のショーは屋外であったためこの日以降風邪気味となりました。

Magic KingdomのMusical Stage Show
 MGMの夜のショーの後、Magic Kingdomへ行きました。ここは東京ディズニーランドとほぼ同じ内容であるため、東京ディズニーランドにないアトラクションと、シンデレラ城でのショーを見ただけで済ませました。

 それにしてもクリスマスとはいえ、Magic Kingdomは東京ディズニーランドを上回るすごい混雑でした。

Animal KingdomでのKilimanjaro Safari
 26日は天気が回復し、Animal Kingdomへ行きました。Animal Kingdomはその名の通り動物をテーマにしており、サファリで実際の動物を観察したり、恐竜や昆虫の世界を楽しんだりしました。ディズニーにしては変わった趣向で、かなり楽しめました。

 夜は再びEpcotに行ってドイツ館のレストランで食事した後、花火のショーを鑑賞し、シメとしました。
 どれも楽しめましたが、個人的な評価としてはEpcot、Animal Kingdom、MGM、Magic Kingdomの順かと思います。
 また東京ディズニーリゾートのアトラクションは、これらのテーマパークから取り入れられているものが少なくないこともわかりました。

Key Westで危機一髪?


ワニ横断注意!
この写真は帰路に撮影したものですが、夜はちょっと怖いかも。


Seven Mile Bridge。
右は以前使われていた橋のようです。
 27日はホテルにある売店で土産を買った後、Orlandoを出発し、Florida Turnpikeを南へと進みました。200マイルほど走り、Miamiを通り過ぎるとTurnpikeは終わり、US-1(国道1号)を走ることとなります。このUS-1はフロリダ半島の南端からさらにFlorida Keys(フロリダ列島)へと伸びており、小さな島々を42の橋で結び、Key Westへと至っています。Overseas Highwayと呼ばれ、世界一美しいハイウェイと称されています。

 さてUS-1はしばらく沼地の中を走るのですが、途中「Crocodile Crossing」(ワニ横断注意)の標識があったのには驚きました。長い橋を渡ると、Florida Keysの中で最大のKey Largoです。この島を抜ける頃から左手に大西洋、右手にメキシコ湾が望めるようになります。海岸は珊瑚礁であり、またマングローブに覆われていることが多かったです。Florida Keysのほぼ中間にあるMarathonという街で日没となりました。Marathonの先がSeven Mile Bridge、その名の通り約7マイル(11km)の橋を渡ります。まさに海中道路。窓を全開にして、海の風をいっぱいに吸い込みました。

 Key Westに着いた時には既に真っ暗になっていました。市街地の道を少し迷った末、本日の宿泊先であるホテル、Doubletree Grand Key Resortの駐車場にようやくたどり着きました。・・・のですが、何か様子が変です。パトカーや消防の車が多数あります。チェックインのためにフロントに行こうとすると、立入制限のための黄色いテープが張ってありました。これは何かあったようだと思いました。テープをくぐってフロントに行ってみると、ロビーは多数の宿泊客でごった返していました。フロントの対応を待つ列に並ぶと、ホテルの従業員が「We allocate all guests to other hotel」と言っているのが聞こえました。何か事件があってホテルの客を他のホテルに移しているようです。「4階で煙・・・」とか「全員避難・・・」などと言っているのが聞こえました。しばらく待った後、ようやくフロントの従業員と会話をすると、今日はこのホテルには泊まれないので他のホテルを紹介する、宿泊代金は全額払い戻し、紹介するホテルの宿泊費用はこちらで全額負担する、とのことで、Key West市内の他のホテルを紹介されました(紙を渡された)。「何があったの?」と聞いてみましたが、「お客様の安全のためです。詳しいことは言えません」との回答でした。

 紹介されたホテルへと向かい、フロントで先ほど渡された紙を渡すと、「こちらは既に満室です」と言われてしまいました。Doubletreeに電話をかけてもらったところ、「別のホテルを探すのでいったん戻ってきてくれ」とのことでした。やや憤慨しながらDoubletreeに戻ると、フロントの従業員は、先ほど通ったMarathonのホテルを紹介すると言いました。Marathonまでは約50マイル(80km)、US-1を戻ることになり、今度また満室、と言われると取り返しがつかなくなるため、本当に大丈夫か?と従業員にはしつこく確認したところ、FAXを入れたので大丈夫だと言うので、地図をもらった上で、Marathonに行くこととしました。

 先ほどは快適な海中道路のドライブであったが、夜は真っ暗で何も見えず、運転が疲れるだけです。45分ほど走り、21時半頃にようやくMarathonのホテル、Tranquility Bay Beach Resortへ到着。フロントに言って話すと、今度は大丈夫そうです。指示された部屋に行くと、海岸に面した2階構造の3-bedroom、2-bathroom、キッチン付きのとても良い部屋で、こんな日に泊まるのはもったいないほどでした。22時を過ぎて近隣のレストランはほぼ閉まってしまったが、US-1沿いでまだ開いていたレストランを見つけ、オープンテラスで生マグロのサラダなどを食べました。

 ホテルに戻ってお風呂に入り、さあ寝ようかと思うと携帯電話が無いことに気づきました。部屋のどこかに置き忘れたのかと思ったのだが、見あたりません。駐車場に行って車の中や付近を探したが、やはり見つかりません。さては先ほどのレストランに落としたか? Doubletreeで置き忘れたか? などと思い、レストランに探しに行こうかと思ったのですが、もう1時を過ぎており、妻の勧めもありとりあえず眠ることとしました。ただ無くした携帯電話のことが気になり、この日はあまり眠れませんでした。

 翌28日に朝一で昨晩行ったレストランに行ってみました。レストランはまだ開いていませんでしたが、オープンテラスには入ることが出来たので、座ったテーブルのあたりを探してみたのですが電話は見つかりませんでした。ホテルに戻って、インターネットで携帯電話を無くした際の手続きを確認し、日本の電話会社に電話して回線停止の依頼をしました。
海岸を少し散策した後、フロントでチェックアウトをすると、請求書の確認後、係員が「昨日携帯電話を無くされませんでしたか?」と言うので、「ええ」と答えると、「これですか?」と携帯電話を取り出しました。紛れもなく私の携帯電話であったので、「そうです。有り難うございます!」と受け取りました。駐車場に落ちていたとのことでした。丁重にお礼を言い、再びKey Westへと向かいました。

 昨晩と異なり、朝のSeven Mile Bridgeはやはり快適です。電話も見つかって気分的にも楽になり、眺めも快適です。

 Key Westに入り、まずはSouthernmost Pointへ。名前の通り、アメリカ最南端の地であり、碑(ブイ)が立っています。記念撮影を済ませ、少し付近を歩くと、地元新聞の自動販売機があり、そこには「Man dies, hotel shut down」の見出しが。間違いなく昨日のホテルの件と確信し、50セントで購入しました。
斜め読みしたところでは、Doubletreeで昨日昼、一酸化炭素中毒が発生し1人が死亡、6人が病院に運ばれ手当を受けている。これらの人々は4階に居た、一酸化炭素がなぜ発生したかは調査中、全員がホテルの駐車場に避難、ホテルは閉鎖となり宿泊客は他のホテルに移した、とのことでした。一日早く泊まっていたら私たちも危なかったかも、と少し怖くなりました。

 後で新聞をよく読んでみたところ、1週間前に食中毒と診断された患者が出たがこれも実は一酸化炭素中毒と見られる、少し前にもめまいや吐き気を訴えた宿泊客が居た、火災報知器が鳴っていたがホテル側は誤作動だと言っていた、などと書かれており、少し前に宿泊していたら中毒の可能性が高かったようです。また宿泊客が移されたホテルは、遠いところではマイアミだったとのことで、Marathonでも良かった方だったようです。DoubletreeはKey Westで2番目に大きい(収容人員の多い)ホテルだったとのことで、代替宿泊先の手配も大変だったそうです。
またその後、ネットの記事を確認したところ、Doubletreeは無期限の営業停止を州政府から命じられたとのことでした。

Southern Most Point。
水平線の向こうにはキューバがあります(見えません)。
 さてKey Westをその後も少し散策した後、海岸沿いのレストランで昼食をとりました。海の眺めは良かったのですが、テーブルには日がさんさんと降り注いでかなり暑く、日射病を避けるために頭にハンカチを乗せる羽目になりました。

 昼食後Key Westの市内を少しドライブした後、US-1をMiamiへと戻りました。結果的にSeven Mile Bridgeを2往復しましたが、実に快適でした。途中、とある橋の手前で赤信号となり待っていたところ、前の橋が徐々に持ち上がり、しばらくしてヨットが通っていきました。勝鬨橋と同じ構造で、5分ほど待ったのですが、後ろには大量の車が連なっていました。


Miami Beach


(ホテルから見たマイアミビーチ)


(ビーチから見たホテル群)
 Miamiには夜に到着し、Miami Beachのホテルにチェックインした後、Lincoln Road Mallにある寿司レストランで夕食をとりました。Lincoln Road Mallは歩行者天国となっており、レストランやショップが並ぶ洒落た通りで、久々に都会に来た気分になりました。レストランはいわばラテン系の寿司店だったのですが、ネタはさすがに新鮮でした。

 Key Westもそうですが、この時期のMiamiは宿泊料金が高く、1泊$400もザラというレベルでしたが、宿泊サイトのExpedia.comで検索し、$250程度でビーチを望めるホテルを確保しました(2泊)。ホテルはちょっと古い感じでしたが、部屋からの眺めは申し分なかったです。

 翌29日朝は少し寝坊して朝食の後、ホテルのベッドに寝そべって窓を開けてしばらく大西洋を眺めていたら、疲れが出たせいか眠ってしまいました。その後少し街を歩いてバナナを買い、ホテルに戻って昼食代わりに食べた後、ビーチに出てみました。妻も私も少し風邪気味だったので水着は断念、波打ち際に行く程度にとどめました。マイアミビーチは沖合がサンゴ礁となっているため普段は波が穏やかなのですが、この日は少し波が高く、遊泳禁止になっていたようでした。寄せる波に触ってみると、水温はわりと高いように感じました。

 ホテルに戻った後、ガイドブックに乗っている店をインターネットで予約したのですが、予約後にその店がマイアミでもマイアミビーチではなくマイアミの南西のCoral Gablesであることがわかりました(よく調べてなかっただけなのですが)。そこでネットでルートを検索し、30分かけてその店に向かいました。店では魚料理を堪能。値段は高かったですが、美味しかったです。

 最終日はMiamiを9時に出発。Florida Turnpikeを北へと戻り、Orlandoには13時前に到着しました。レンタカーを返却した後、空港で昼食をとり、16時発のSouthwestでセントルイス経由後、オクラホマのWill Rodgers World Airportには21時半頃に到着。気温は5度程度で、フロリダに慣れた体にはかなり寒く感じられました。

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