常念二の沢(左俣)
2001年4月29日
7:15三股
10:15稜線
12:15前常念
12:50滑走開始
13:501900m地点
14:45稜線
16:00三股


左:赤線はGPSによる実測滑降ルート、青線は推測登り返しルート 右:今回の滑降ルート
積雪期しか三股からは入ったことがなかったがGWともなると、登山補導員が登り口で待ち受けていた。1600m付近までは中途半端に雪が付いていて夏道もはっきりせず、かといって直登するには藪が出ていてヤナ感じ。稜線にたどり着くと前常念が見えてきた。
2150mの稜線から前常念
尾根に入ると蝶が岳が見えてきた。沢には結構雪がついていてこちらも滑るにはいい感じ。一方二の沢の方は下の方は雪がないので、中電堰堤までの渡渉がいやなので二の沢本谷は諦め左俣にはいり2150mの稜線に登りかえすことにする。


左:蝶が岳 右:二の沢左俣、雪が広がっているあたりの手前で登り返すとするか
前常念にたどり着く。雪上に現れた避難小屋を初めて見たが、はて入口はどこにあるのか?


左:避難小屋 右:前常念から乗鞍・穂高方面
さて、二の沢への滑り込みは、雪が少なくなってガレているせいもあり、一の沢側から回り込むとする。一の沢にも雪がきれいに付いていてここも良さそうだ(と思った)。そして、滑走開始。一の沢側からトラバースしようとすると、そこには割と厚い弱層があったのだ。雪崩を起こしてしまった。さすがに重い雪なので速度こそ遅く、破壊力こそなさげだが人を埋めるには充分な量だ。下に人がいなくてよかった。今の時期ならば表層が雪崩れるなんて思ってもみなかった。反省。

一の沢、実は弱層が潜んでいた
そして、二の沢に回り込み松本平めがけて滑降開始。街にめがけて滑降(滑走じゃないよ)できる場所なんてそんなにないだろう。そして左右がせまくなりルンゼ滑降状態。

二の沢(左俣)。この先は結構狭かった
やがて、デブリがひどくなり南側の樹林帯に逃げ込む。樹林帯もまばらなところがあり、そこをつないで滑走。やがて谷が緩やかに曲がるところで、雪崩のあとに出くわす。比較的木が太くの破断面が新しかったので、たまたま今年だけ大きな雪崩があったのか?

恐るべし雪崩れパワー
そして、1900m付近から登り返し予定どおり、2150mの稜線に登り返す。
おまけ
登り返し時にみた感じでは、二の沢本谷と左俣の合流部(1650m)付近までは、沢沿いの樹林も密でなく滑走も難しくないと思う。合流部からは、去年沢登りした感じでは特に問題はないので(ただし、1カ所滝がありこれは北側を巻く)中電堰堤−林道まで問題なくいけると思う。