安形氏謹製

名水大全沖縄県編

08/07/13 更新.

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はじめに

 沖縄県の水文化や数々の井戸・湧水を紹介した本が,「沖縄の水の文化誌」(ボーダーインク,長嶺操著)です.そこに紹介されている水場はあまりに多く,まだ下記リストに反映させるには至っていません.


情報満載ページへのリンク

沖縄県の代表的な湧水

   環境省の集めた湧水情報. 環境庁湧水保全ポータルサイト代表的な湧水より

九州地方の湧水の旅IV(沖縄)

   南正時氏水の旅遥か全国湧水大名鑑より.実際に訪れた写真とともに数百箇所紹介.利用にあたっては上記インデクスページにある注記事項を熟読のこと;相互リンク

名水・湧水

   玉城村と首里周辺の湧泉(カー)を紹介. ハローねっとジャパン沖縄発1998年7月特集ページ


名水紹介(全18名水)と情報ページへのリンク

きょだのてぃみじ
許田の手水
なごし
名護市許田
  基盤湧水(砂層?)
 一人の侍がこの地に来ると娘が水を汲んでいた.侍が水を所望すると娘はみずからの両手を以って侍の口を湿らせた.それが縁で娘は侍と共に村を出ていったという.沖縄の過去の歴史を物語る伝説で,琉歌にも登場する. 
 
リンク(沖縄本島北部の自然):   沖縄マルチメディアTiLuLuより
おぎどうおおぐすく
荻道大城湧水群
なかがみぐんなかぐすくそん
中頭郡中城村荻道区、大城区
平成の名水百選(環境省2008年)(No.100)  
 10カ所ほどの泉が点在し,毎年一度湧水を巡って祈願する行事が今も継続されている. 
 
荻道大城湧水群-1:   ブログ「沖縄タウン情報-おきぐる」の2008.6.5記事より
荻道大城湧水群-2:   ブログ「沖縄タウン情報-おきぐる」の2008.7.1記事より
たからぐちひーじゃー
宝口樋川
なはし
那覇市首里儀保町
名水百選候補  
 首里にいくつかある,「龍樋」とよばれる水利施設で供給される湧水のひとつ. 
 
【参考文献】  水の旅:日本全国湧水ガイド204 (マガジンハウス, 2000) p.126 /  名水に会いたい (グラフ社,2006) p.230
すんがーひーじゃー
寒水川樋川
那覇市首里寒川町    
 首里の寒川町に立派な石積を残す水場. 
 
【参考文献】  水の旅:日本全国湧水ガイド204 (マガジンハウス, 2000) p.126 /  名水に会いたい (グラフ社,2006) p.230
かなぐすくうふひーじゃー
金城大樋川
那覇市首里    
 かつて主要道路だった石畳道脇の湧泉.この道は国王の通った道でもあり,この水で王に茶をたてたと言われる.首里には今も湧泉がたくさん残っているらしい.ここをかつて都としたのも頷ける. 
 
首里の井泉・樋川:   ハローねっとジャパン沖縄発特集「古都首里」より
萬川 うるまし
うるま市与那城町
名水百選候補  
 
きんおおかわ
金武大川
(ウッカガー)
くにがみぐんきんちょう
国頭郡金武町金武
町文化財 カルスト湧水
毎秒10リットル
 沖縄本島最大の湧泉といわれる貴重な存在.金武鍾乳洞からの水といわれている.若水・産水として使われてきた. 
 
金武町:   沖縄チャンプルーページより(リンク申し込み中)
 
【参考文献】  日本縦断おいしい水の旅 (グラフ社, 1993) p.228 /  湧水百選 (自由国民社,1994) p.202 /  名水の旅100選 (淡交社, 1994) p.201 /  日本列島名水を楽しむ旅 (講談社, 1998) p.105 /  名水を科学する (技報堂出版, 1994)
かきのはなひーじゃー
垣花樋川
なんじょうし
南城市(旧玉城村)垣花川原
名水百選(環境庁1985年) カルスト湧水
 島の生活には,安定した水資源の確保が欠かせない.そこでこのような日照りでも涸れない湧泉は重要な存在であった.長い歴史の中で,水の利用法にも独自のルールが出来上がった.集落から100mほど下がったところにあるので,かつては水汲みが大変な仕事だったという.ちなみに玉城村は「水の郷百選」に選定されている. 
 
リンク:   環境省名水百選公式Webサイトより
リンク:   宇田川さんWWWサイトの旅行記より;
リンク:   玉城村商工会のサイトより;
リンク:   ハローねっとジャパン沖縄発1998年7月特集「名水・湧水」より
リンク:    
 
【参考文献】  名水百選 (ぎょうせい, 1985) p.117 /  日本列島百名水 (講談社カルチャーブックス, 1991) p.120 /  日本縦断おいしい水の旅 (グラフ社, 1993) p.229 /  湧水百選 (自由国民社,1994) p.204 /  名水の旅100選 (淡交社, 1994) p.203 /  旅の森全国名水めぐり (昭文社, 1995) p.185 /  水の旅:日本全国湧水ガイド204 (マガジンハウス, 2000) p.126 /  名水に会いたい (グラフ社,2006) p.232 /  名水を科学する (技報堂出版, 1994)
なかんだかりひーじゃー
仲村渠樋川
(ウフガー)
南城市(旧玉城村) 名水百選候補
国指定文化財
湧水
 集落の中心にある石造りの水場(国指定文化財でもある).現在でも農業用水として用いられているほか,初ウビー・神シーミーなどで参拝者が多く訪れる. 
 
リンク:   ハローねっとジャパン沖縄発1998年7月特集「名水・湧水」より
リンク:   玉城村商工会のサイトより;
リンク:   宇田川さんWWWサイトの旅行記より;
 
【参考文献】  水の旅:日本全国湧水ガイド204 (マガジンハウス, 2000) p.127
うきんじゅはいんじゅ
受水走水
南城市(旧玉城村)   湧水
 琉球稲作発祥の地といわれる地に湧く二つの泉.古くから聖なる泉としてあがめられてきており,参拝者が多い. 
 
リンク:   玉城村商工会のサイトより;
リンク:   宇田川さんWWWサイトの旅行記より;
ひーじゃーがー ぎのわんし
宜野湾市大山
  カルスト湧水
 男川・女川の名前がある二つの樋から豊富な水が流れ落ちる. 
 
【参考文献】  水の旅:日本全国湧水ガイド204 (マガジンハウス, 2000) p.127
嘉手志の泉 いとまんし
糸満市大里
   
 桃原集落にある.南山城主に関する言い伝えをもつ水. 
 
【参考文献】  日本縦断おいしい水の旅 (グラフ社, 1993) p.231 /  水の旅:日本全国湧水ガイド204 (マガジンハウス, 2000) p.126
与座ガー 糸満市与座    
 生活用水・農業用水などに使われているが,なんと言っても特筆すべきは湧水プールであろう. 
 
【参考文献】  名水に会いたい (グラフ社,2006) p.234
むかーがー
盛加川
みやこじまし
宮古島市(旧平良市)平良字東仲宗根
  カルスト湧水
 宮古島は小さく平坦な島だが,湧泉は極めて豊富である.ただし多くは洞窟内なのでかつてはここでも水汲みは重労働だった.その宮古島第一の湧泉がこれ. 
 
【参考文献】  日本縦断おいしい水の旅 (グラフ社, 1993) p.233 /  湧水百選 (自由国民社,1994) p.206 /  名水の旅100選 (淡交社, 1994) p.205 /  水の旅:日本全国湧水ガイド204 (マガジンハウス, 2000) p.128 /  名水に会いたい (グラフ社,2006) p.236
ぼらがー
保良川
宮古島市(旧平良市)   カルスト湧水
 湧水を利用した天然プールが海に続いている. 
 
【参考文献】  名水の旅100選 (淡交社, 1994) p.205
あじのかー
按司の川
宮古島市(旧城辺町)   カルスト湧水
 宮古島の中では標高が高いところで湧く. 
 
【参考文献】  日本縦断おいしい水の旅 (グラフ社, 1993) p.234 /  湧水百選 (自由国民社,1994) p.208 /  水の旅:日本全国湧水ガイド204 (マガジンハウス, 2000) p.128
やまがーうぷかー
山川湧水
宮古島市(旧城辺町)   カルスト湧水
 海岸沿いにある湧泉.島にはこういうタイプの水が多いらしいが,全部は確かめられていないとのこと. 
 
【参考文献】  日本縦断おいしい水の旅 (グラフ社, 1993) p.235 /  湧水百選 (自由国民社,1994) p.209
高那鉱泉水 やえやまぐんたけとみちょう
八重山郡竹富町高那
  湧水?
 深い深い亜熱帯樹林の中に湧く水.この水をパイプで引水して(当初は人力による難工事だったらしい)観光資源としている. 
 
【参考文献】  日本の名水−おいしい水の旅− (読売新聞社, 1991) p.114

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まだまだ紹介しきれていない名水・文献が多数あります.今後にご期待ください. 安形 康 ( メイルはagatashi's Mail Address agata_atmark_k.u-tokyo.ac.jp)

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