「イカルJapanese Grosbeak)アトリ科 と  リョウブ  
      冬の雑木林にイカルの群れがやって来て、
リョウブの実を盛んに食べています。夫婦仲が良く、 
      
「キーコーキーコーキー」  「お菊二十四」 と冬でも囀っています。
アトリの仲間は、嘴(くちばし)が体のわりに大きく、ペンチのような嘴で、
硬い木の実を上手に割って食べるので、
「イカル」「豆まわし」とも呼ばれています。黒い頭巾に、黄色い嘴翼の白い紋が特徴で、たいへんきれいな鳥です。
 

    
   リョウブ(令法)  もち花の木よも呼ばれ、リョウブ飯にする食用になる木です


 リョウブの林 小峰台の雑木林

「イカル」  いかる【斑鳩・鵤】 アトリ科の鳥。全長約二三センチメートル。体は灰色、頭、翼、尾は光沢のある黒色。くちばしは太い円錐形で黄色。東アジアの特産種で、日本各地の低山帯にすみ、主食は木の実。鳴き声が月日星(つきひほし)ときこえることから三光鳥ともいう。あさなきどり。まめまわし。まめころがし。いかるが。まめうまし。じゅずかけ。《季・夏‐秋》 

「リョウブ」 りょうぶ(リャウ‥)【令法】 リャウブ科の落葉小高木。各地の山地に生え、庭木ともされる。高さ二〜五メートル。幹は茶褐色を帯びなめらかで斑状にはげる。葉は楕円形で長さ一〇〜一五センチメートルになり縁には鋸歯がある。初夏、先の深く五裂した白い小花を密につけた花穂を枝先に数本出す。果実は球形で径約五ミリメートル。材は器具や細工物、上品の薪炭材になる。若葉はゆでて食べられる。漢名に令法・山茶科を当てる。はたつもり。《季・春》     Microsoft    / Shogakukan  Bookshelf より  1988/国語大辞典(新装版)小学館