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| 参考: | ワイド画面への対応については別途、節を設けて解説しています。既に従来版の RonDo をご利用で、今回新たに NR70/V で使用される方はそちらをご覧ください。 |
また、このパッケージは試用版です。インストール後、2週間は正規版のすべての機能をお試しいただけますが、それ以降、後述の外部記憶メディアに関する機能と、壁紙表示機能が使用できなくなります。あらかじめご了承ください。
なお、RonDo annesso は バージョン 3.5 以上の OS を搭載した Palm デバイス専用 のソフトウェアです。それ以外のデバイスでは、従来のバージョンの RonDo をご利用下さい。そちらは OS 3.0 以上であれば、どのデバイスでもお使いいただけます。従来版は PalmTech. にてダウンロード可能です。
本ドキュメント中では、特に断りのない限り、RonDo という記述はパッケージに同梱されている RonDo annesso 02 を表します。
| 注意: | 本取扱説明書では操作解説のために画面例(スクリーンショット)を掲載していますが、バージョンおよび動作環境の違いによってお使いのデバイスで表示されるものと多少の相違がある場合があります。 |
本バージョン(2002 年 6 月リリース)での主な変更点は下記の三点です。
アーカイブを展開してできるディレクトリの中にある RonDo-Trial.prc を、通常のアプリケーションと同様、HotSync で Palm デバイスにインストールします。アプリケーションのインストールについては、お使いの Palm デバイスのマニュアルなどをご覧下さい。
なお、旧バージョンの RonDo(annesso でないバージョン)ないし DiDA をお使いの方は、念のため、事前に旧バージョンを削除することをお勧めします。既に旧バージョンの RonDo annesso をお使いの方は、そのまま上書き導入することで、現在ご利用中の設定を引き継ぐことができます。
標準のアプリケーション・ランチャーのメニューの[削除]から RonDo を削除することができます。RonDo の削除機能では RonDo 自身を削除することはできません。
もしその他の方法で削除する場合、RonDo 本体以外に RonDo が作成しているデータベースや設定データも合わせて削除するようにしてください。RonDo の再インストールの際などに予期せぬ障害を引き起こす可能性があります。
なお、RonDo の追加設定で RonDo を標準ランチャーに設定して利用している場合、RonDo を削除する前に必ず、同設定画面の「RonDo をホームに割り当てる」のチェックを外してください。チェックが入ったまま削除を行うと、標準のランチャーが使用できなくなります。
| 重要: | RonDo を標準ランチャーにしたままで、RonDo を削除してはいけません。 |
| 参考: | RonDo を標準ランチャーにしたままで RonDo を削除した場合、もう一度 RonDo をインストールし、設定を回復してから削除し直すことで復旧できます。 |
RonDo を起動すると、右のような画面が表示されます。表示されているアイコンをタップすると対応するアプリケーションが起動されます。アイコンは上下のハードウェア・スクロール・ボタンか、ジョグダイアルの回転によってスクロールさせることができ、ジョグダイアルの押し込みによって画面右上に表示されているアプリケーション(スクリーンショットで言えば[メール])を起動することもできます。
画面右下の exit をタップすると、RonDo は終了し、代わりに標準のアプリケーション・ランチャーが起動します。
アイコンは基本的に、アプリケーションの名前の順に表示されます。まずアルファベットの名前を持つアプリケーションがアルファベット順(A→Z)で並び、その次に日本語名のアプリケーションが五十音順に並びます。
画面下部にはユーザーが任意に設定できる「バナー」と「現在の日付と時刻」、「電池の残量と
RAM の残り容量」がそれぞれ3秒ずつ交互に表示されます。バナーの内容と表示が切り替わる周期は、ユーザーが任意に変更する(後述)ことが出来ます。また、表示部分をタップすることで即座に表示を切り替えることもできます。
RonDo では一画面に4つのアイコンが表示されます。表示されていないアプリケーションを起動するには、アイコンをスクロールさせていく必要があります。基本的なスクロール操作はジョグダイアルもしくはハードウェア・スクロール・ボタンで行います。
ジョグダイアルでは上下にダイアルを回転させることで、アイコンを回転させることができます。このときのスクロールの方向は、ちょうどダイアルを回すのと逆の方向になります。実際に試していただければお分かりかと思いますが、アイコンの並んだ輪を、直接、指で回しているようなイメージになります。
一方、ハードウェア・スクロール・ボタンでは上を押すとアイコンが上にスクロールし、下を押すとアイコンは下にスクロールします。また、実際にはこのボタンはページ・スクロール操作を行うためのボタンですので、初期状態では一回ボタンを押すごとにアイコンは4個ずつスクロールするようになっています。
なお、ジョグダイアルでも押し回し操作を行うことでページ・スクロールを行うことができます。このページ・スクロールについては、設定によって「アイコン何個分をスクロールさせるか」を変更することができます。(後述)
画面に表示されている4個のアイコンの内、右上に表示されているものは「カレントのアイコン」となります。画面左上にはそのアプリケーションの名称が表示されます。ジョグダイアルを軽く押し込むと、その時点でカレントのアプリケーションが起動されます。前述のスクロール操作で目当てのアプリケーションを探し、それが右上に表示されている状態でジョグダイアルを押し込む、というのが RonDo の基本操作となります。
以下、応用てきな操作について個別に解説します。
RonDo は電車の中で吊り革につかまっている時など、スタイラスを使わずに操作をしたい時に威力を発揮します。RonDo の画面にはアイコンが四つ表示されますが、これらは後述の設定により、それぞれ四つのアプリケーション・ハードウェア・ボタンに対応させることができます。先ほどのスクリーンショットを例に取ると、
| [予定表]ボタン | [支払メモ]が起動します。 |
| [アドレス]ボタン | [環境設定]が起動します。 |
| [To Do]ボタン | [メモ帳]が起動します。 |
| [メモ帳]ボタン | [メール]が起動します。 |
という風になります。紛らわしく感じるかもしれませんが、アイコンをスクロールさせるとそれに従ってボタンに対応するアプリケーションも変化していきます。通常ならハードウェアボタンから呼び出すことのできない、つまりスタイラスを使わないと起動できないアプリケーションも、RonDo からならボタンで呼び出すことができるわけです。
なお、この機能は標準状態ではオフになっています。
スタイラスを使うと、RonDo の操作はさらに柔軟になります。
RonDo を起動した状態でアプリケーションの名前の頭文字をグラフィティ入力することで、その文字から始まる名前のアプリケーションまでジャンプします。該当するものがなければ、その直後の文字(J なら K、K もなければ L、L もなければ M‥‥)から始まるアプリケーションまでジャンプします。(ただし、この場合、その直前のアプリケーションも表示されます。)
また、日本語名のアプリケーションについては、空白文字(スペース)を入力することで、日本語名アプリケーションの先頭までジャンプします。バックスペースを入力すると、先頭に戻ります。
グラフィティ入力によるスキップでは、同じ文字を続けて入力することで、一つずつ次のアプリケーションに移っていくことができます。空白文字なら、日本語名のアプリケーションを次々に移っていきます。
なお、数字を入力するとその数の分だけアイコンが進み、「改行(右上から左下へのストローク)」を入力することでその時点で右上に表示されているアプリケーションが起動します。
また、RonDo では後述の「リング」を複数用意することによってカテゴリ分けを実現していますが、スタイラスで「左右のカーソル移動」をグラフィティ入力することでリング間を移動することができます。
さらに画面上でスタイラスを上下左右に滑らせることでリング移動やアイコンのスクロールを行うことができます。左右はリング移動、上下はアイコンのスクロールに対応しています。
以下、スタイラスによる操作をまとめます。
| 文字入力: アルファベット | その文字から始まる名前のアプリケーションへジャンプします |
| 文字入力: 空白文字(スペース) | 日本語名アプリケーションの先頭へジャンプします |
| 文字入力: バックスペース | 全アプリケーションの先頭へジャンプします |
| 文字入力: 数字 | 数の分だけアイコンが進みます |
| 文字入力: 改行 | 画面右上に表示されているアプリケーションが起動します |
| 文字入力: 「左右のカーソル移動」 | リングを一つ分、前後に移動します |
| 画面上でスタイラスを上/下に | アイコンがページ・スクロール(後述)で設定された個数分だけスクロールします |
| 画面上でスタイラスを左/右に | リングを一つ分、前後に移動します |
RonDo に表示されるアイコンは、スタイラスでドラッグすることができます。画面右下に三つ並んで表示されているツール・チップにアイコンをドラッグすることで、以下の四つの機能を呼び出すことができます。
| アプリケーションをリングに登録します | |
| アプリケーションを赤外線で送信します | |
| アプリケーションを削除します | |
| アプリケーションをメモリースティックや SD カードなどの外部の拡張メモリカードにコピーします なお、このアイコンは、デバイスにカードが挿入されている時のみ表示されます。 |
|
ドラッグ中は選択されたアプリケーションが枠で囲まれ、ドラッグにしたがってスタイラスの位置にも四角の枠が描かれていきます。ペン先が上記のいずれかのツール・チップに入ると、ドラッグされてきた枠は消えて、チップが反転します。(このとき、そのチップの機能が画面下部のバナー表示域に表示されます。)
この状態でスタイラスを離すと、チップの機能が実行されます。下のスクリーンショットは[メモ帳]アプリケーションがドラッグされて、[リング登録]チップにドロップされるところです。この場合、[メモ帳]がリングに登録されます(後述)。
→
→ 
なお、アプリケーション削除を行う場合は確認を求めるダイアログが表示されます。削除したくない場合はそこでキャンセルしてください。
赤外線による転送(ビーム)の際は赤外線通信のダイアログが表示されます。転送を中断したい場合は赤外線通信が進行中であることを示すダイアログで[キャンセル]ボタンをタップすることにより、転送をキャンセルすることができます。
初回起動の状態では、上述のツール・チップと同じ列に6つのアイコンが並んでいます。このエリアはユーザーが自由に設定できる7つのソケットを持つカスタム・チップ・バーになっています。デフォルトでは以下のようなチップが登録されています。これらの機能はチップをタップしたり、あるいはチップの上にアイコンをドロップすることで起動されます。
| タップすると一つ前のリングに移動します | |
| タップするとポップアップ・リストが表示され、選択されたリングにジャンプできます | |
| タップすると次のリングに移動します | |
| タップするとデバイスをロックして電源をオフにします | |
| タップすると電源をオフにします | |
| タップするとクレードル/ケーブル経由の HotSync を開始します | |
| ドロップされたアプリケーションを Bluetooth で送信します(Bluetooth 対応デバイスのみ) |
これらのカスタム・チップは、該当のチップをソケットの外へドラッグすることで取り外すことができます。またチップをドラッグして別のチップの上にドロップすることで、二つのチップの位置を入れ替えることができます。
カスタム・チップ・バーの中でブランクになっている部分をタップすると、チップ登録用のポップアップ・リストが表示されます。リストから必要な機能を選択して指定してください。なお、このリストで Cancel を選択すると現状のまま何の変更もされません。- none - を選択するとソケットはブランクになります。
| 注意: | Bluetooth のチップはデバイスが Bluetooth に対応している場合にのみ表示されます。 |
また、画面に表示されているアイコンをカスタム・チップ・バーにドロップすることで、ソケットに該当のアプリケーションやリングを登録することが可能です。アプリケーションを登録した場合は、そのチップをタップすることで該当アプリケーションが起動します。リングを登録した場合は、そのチップをタップすることで該当リングに移動しますし、そのチップの上にアプリケーション・アイコンをドロップすることでアプリケーションをそのリングに登録することができます。
また特定の仕様に準拠したアプリケーションをチップ化すると、そこにアプリケーション・アイコンをドロップすることで「データを受け渡しての特殊起動」を行うことができます。この機能についてはいずれ改めて仕様を公開します。
RonDo では通常のアプリケーション起動の他にいくつか追加の機能を持っていますが、これらの機能に素早くアクセスできるように、クイック・ファンクション・リストという仕組みがあります。
クイック・ファンクション・リストはポップアップ形式のリストで、対象のアプリケーションが画面右上に表示されている時に、
のいずれかの操作によって呼び出すことができます。
クイック・ファンクション・リストには以下のような項目があります。
| Cancel | 何もせず、リストを抜けます | |
| Jump to | リストからリングを選択し、対象リングにジャンプします | |
| to Ring | アプリケーションをリングに登録します | |
| Beam | アプリケーションを赤外線で送信します | |
| Delete | アプリケーションを削除します | |
| Launch* | アプリケーションを起動します。ただし、起動を履歴に残しません | |
| Blueetooth | アプリケーションを Bluetooth で送信します。デバイスが Bluetooth に対応していない場合は表示されません。 |
これらの操作の内、to Ring 以下の三つの機能は「ドラッグ・ドロップ」によって行う場合とほぼ同じです。ただし、Beam では、確認を求めるダイアログを表示せず、そのまま赤外線送信を開始します。
Jump to をタップすると行き先リングを選択するポップアップリストが表示されます。リストからリングを選択することで、対象のリングへジャンプします。リングについての詳細は次節で解説します。
Launch* を選択すると対象のアプリケーションを起動しますが、後述のアプリケーション起動履歴を記録がオンになっている場合でも、履歴を更新せずに起動を行います。
Bluetooth を選択すると対象のアプリケーションを Bluetooth で送信します。ただし、この項目はデバイスが Bluetooth に対応している場合のみ表示されます。
RonDo では、「リング」という仕組みによって、アプリケーションのカテゴリ分けを行うことができます。リングには任意のアプリケーションを登録することができます。
Palm デバイスに多くのアプリケーションがインストールされていると、RonDo でいくらくるくる回しても、なかなか目当てのアプリケーションが出てこない、ということもあります。そこで、RonDo にはユーザーのお気に入りのアプリケーションを目的に応じて自由に分類できる、リング(Ring)という仕組みが用意してあります。
RonDo の起動時、画面右上にはリング・アイコン
が表示されます。これが、リングの切り替えボタンになります。アプリケーションの起動と同様に、このアイコンに対して、アイコンのタップ、リング・アイコンが画面右上にある時のジョグダイアルの押し込み、などの操作によってリングを切り替えることができます。また、カスタム・チップ・バーのリング移動チップでリングを切り替えることもできます。
この他、前述の「カーソル移動のグラフィティ入力」によってリングを切り替えることができます。バックボタン搭載機では、バックボタンによってリングを切り替えることもできます。以下、リングの切り替え方法をまとめます。
上述の操作ではリングが一つずつ切り替わっていきます。なお、これらの「リングの順次移動」では、特定のリングをスキップするように設定することができます (後述)。
さらに、リング・アイコンが右上にあるときにジョグダイアルの長押しを行うか、同じくリング・アイコンが右上にあるときに画面左上のリング名表示部分をタップするとリング選択用のポップアップリストが表示されます。ここでリングを選択すると、対象のリングに直接ジャンプします。また、リング登録用のチップ
をタップすることで、同じくジャンプ用のポップアップ・リストが表示されます。カスタム・チップ・バーのチップにも、同様の選択ジャンプ用のリスト呼び出しの機能を持ったチップがあります。
また、バックボタンを搭載した CLIE では、バックボタンによってリングを切り替えることができます。バックボタンを押下すると、その時点でリング・アイコンが選択されていればリングを通常とは逆の方向に切り替えます。リング・アイコンが選択されていない場合はリング・アイコンにジャンプします。
| Hint: | ジョグダイアルの押下とバックボタンを使い分けることで、リングを自由に選択できます。リング・アイコンが選択されていない場合は、一度バックボタンを押下してください。 |
リングへアプリケーションを登録するには、前述の通り、アイコンをドラッグして[リング登録]チップにドロップするか、前述のクイック・ファンクションで[to Ring]を選択します。続いて現れるリング選択のポップアップリストから、登録先のリングを選択します。
| Hint: | リング選択用のポップアップリストとクイック・ファンクションのポップアップリストはジョグダイアルで操作することができます。 |
カスタム・チップ・バーに特定のリングが登録されている場合は、そこにドロップすることで直接、そのリングにアプリケーションを登録することもできます。
なお、RonDo のリングでは、通常のアプリケーション・ランチャーのカテゴリ分けとは異なり、一つのアプリケーションを複数のリングに重複して登録することができます。アプリケーションの種類に応じたカテゴリ分けだけでなく、自分にとって使いやすいように、それぞれのリングにアプリケーションを配置してみてください。
RonDo のリングからアプリケーションを除外するには、アイコンをドラッグして[リング登録]チップにドロップするか、クイック・ファンクションで
[to Ring]を選択し、続いて現れるリング選択のポップアップリストから [Remove] を選択してください。なお、全リングの内の「1番目のリング」はすべてのアプリケーションが名前順に登録されているリングで、特別にベース・リングと呼びます。アプリケーションをこのベース・リングから除外することはできません。
グラフィティ入力エリアにある[メニュー]をタップし、[リング]プルダウンから[リング新規作成]を選択すると、「新しいリングの作成」ダイアログが開きます。このダイアログでリングの名前を入力してください。入力の上限は
32 文字(日本語全角文字で 16 文字)ですが、表示の具合を考えると、入力用のフィールドに収まる程度の文字数にする事をお勧めします。
このダイアログには「リングの順次移動でスキップする」と「起動順にソートして表示する」という二つのチェックボックスがあります。これらについては次節で解説します。
またその下には「壁紙」という欄がありますが、これらはリングごとの壁紙を設定するためのものです。壁紙については後ほど改めて説明します(8. 壁紙の設定)。
一番下にある文字表示の「前景色設定」と「背景色設定」では、そのリングで表示される文字の色(前景色)とその背景になる色を指定することができます。壁紙などに合わせてお好みの色合いを設定してください。まず、右側の□(四角形)をタップすることで表示されるダイアログから色の指定を行います。左側の□はチェックボックスで、ここにチェックを入れることで指定した色が有効になります。
グラフィティ入力エリアにある[メニュー]をタップし、[リング]プルダウンから[リング設定変更]を選択すると、「リング設定変更」ダイアログが開きます。このダイアログでは、現在表示されているリングに関して、リングの名前や起動順ソートのオン/オフ、およびリング切り替えでスキップするかどうかを変更することができます。
「リングの順次移動でスキップする」というチェックボックスにチェックを入れると、リング・アイコンのタップなどによるリングの切り替えでは、このリングをスキップするようになります。このようなリングにはポップアップ・リストからのリング選択によるジャンプでなければ移動できません。
「起動順にソートして表示する」というチェックボックスにチェックを入れると、そのリング内のアイコンは最後に使われたものから順に表示されるようになります。このチェックがない場合はアプリケーションの名前順の表示となります。
ただし、ベース・リングとメモリースティック・リングについては、起動順のソートはできません。
「壁紙」および「前景色設定」と「背景色設定」は新規作成時と同様の項目です。
グラフィティ入力エリアにある[メニュー]をタップし、[リング]プルダウンから[リングの削除]を選択すると、現在その表示されているリングを削除することができます。確認を求めるダイアログで[**削除**]をタップすると、リングは削除されます。
リングを削除しても、そのリングに登録されているアプリケーションは削除されません。
なお、ベース・リングと「その次のリング」は削除することが出来ません。この、「ベース・リングの次のリング」を、特にホット・リング(Hot Ring) と呼びます。(ただし、ベース・リングもホット・リングも、名称についてはユーザーが任意に変更することができます。) また、メモリースティックや SD カードなどを管理する annesso リングも削除することが出来ません(次節)。
メモリースティックや SD カードなどの外部メモリとして使用できるメディアについては、ユーザーが設定するその他のリングと同様に扱うことができます。このリングを特別に annesso リングと呼びます。
annesso リングは RonDo によって自動的に作成されます。名前やスキップ属性、壁紙についてはユーザーが自由に変更することができます。ただしリング自体の削除と、起動順のソート設定はできません。
annesso リングの操作については後述します。
グラフィティ入力エリアにある[メニュー]をタップし、[RonDo]プルダウンから[基本設定]を選択すると、RonDo の動作に関する基本的な設定を変更するダイアログ(右スクリーンショット)が表示されます。以下、設定の各項目を説明します。
このチェックボックスがオンになっている時、RonDo を通じて起動されたアプリケーションは自動的にホット・リングに登録されます。
このチェックボックスがオンになっていると、RonDo から行われたアプリケーション起動の履歴が記録されるようになります。このチェックボックスがオンになっている限り、アプリケーションが起動されるたびにこの履歴が更新され、前述の「起動順にソートして表示する」がオンになっているリングでの、アプリケーションの登場順が変化していきます。
逆にこのチェックボックスをオフにすると、履歴の更新は停止しますので、その時点での順番が保存されます。
この項目はジョグ・ダイアル搭載機専用です。
このチェックボックスがオンになっている時、ジョグダイアルを長押しすると、前述のクイック・ファンクションが利用できます。Hack やその他の機能拡張でジョグダイアルの長押しを RonDo に処理させたくない場合、オフにしてください。
RonDo の画面下部に表示されるバナー表示域に関して、以下の3項目の設定が変更できます。
| バナー表示のオン/オフ | チェックボックスでオリジナル・メッセージ表示の有無を切り替えます。オフにすると、メッセージは表示されず、「日付と時刻」、「電池残量とメモリの残り容量」だけが交互に表示されるようになります |
| 周期 | 表示内容が切り替わる周期を0〜9秒の間で指定します。 0を指定すると表示切り替えはオフとなり、表示エリアがタップされるまで表示内容は変更されません |
| バナー文字列 | オリジナル・メッセージを編集するフィールドでメッセージを変更できます。上限は 32 文字(日本語全角で 16 文字)ですが、実際に表示できる幅はそれより小さいため、表示しきれない文字は切りつめられてしまいます |
RonDo 起動中、アプリケーションボタンを押すことで、対応する位置にアイコンが表示されているアプリケーションが起動するように設定することができます。この設定はボタンごとに個別に指定することが出来ます。
この欄のチェックボックスのチェックを外すと、そのボタンは RonDo のアイコン表示状態に応じて処理されるようになります。
なお、システムの設定から RonDo 自体を起動するようにしているボタンのチェックが入っていると、そのボタンは RonDo 起動中はリング移動ボタンとして使用することができます。
ハードウェア・スクロール・ボタン(上下ボタン)の押下、ジョグ・ダイアルの押し回し、画面上での上下ドラッグ操作の三種類の操作はページ・スクロールとして処理されます。デフォルトではこの操作ではアイコン4個分のスクロールを行うようになっていますが、ここではスクロールされるアイコンの数を1個、4個、7 個のいずれかに指定することができます。
グラフィティ入力エリアにある[メニュー]をタップし、[追加設定]プルダウンから[追加設定]を選択すると、「RonDo の追加設定」ダイアログが開きます。ここでは下記の4項目を設定することができます。
| 重要: | このダイアログでの設定は、ユーザーの予期しない動作の原因となることがあります。特に[ホーム]への割り当てについては、この点をあらかじめご承知おきください。 |
このチェックボックスをオンにすると、ハードウェア・スクロール・ボタンによるアイコンのスクロール方向が逆になります。
この項目はジョグ・ダイアル搭載機専用です。それ以外のデバイスではこの項目の設定は無視されます。
このチェックボックスがオンになっている場合、ジョグダイアルの操作に対する処理を
RonDo 内で完結して処理するようにします。より具体的に言うと、Hack やその他の拡張機能に対して、ジョグダイアルのイベントを渡さない、ということです。デフォルトではオンになっていますが、何らかの理由でジョグ操作を他の
Hack などに処理させたい場合、このチェックボックスをオフにしてください。
このチェックボックスをオンにすると、グラフィティ入力エリアにある[ホーム]をタップした時に表示される、標準のアプリケーション・ランチャーを RonDo に置き換えることができます。
| Hint: | [ホーム]を置き換えた場合でも、exit をタップすることで標準のランチャーを起動することができます。 |
この機能によって RonDo を標準ランチャーにした時は、その状態のままで RonDo を削除することのないよう、十分にご注意ください。万一、誤って削除してしまった場合は、もう一度 RonDo をインストールして、ホームへの割り当て設定を解除してから削除し直すことで復旧できるはずです。
なお、安全のため、RonDo の実行中にデバイスがリセットされた場合、この「割り当て」は自動的に解除されます。その後、RonDo
を起動すると、右のような画面が表示されますので、RonDo がフリーズするなどの障害によってリセットを行った場合は、ここで「割り当て解除」をタップしてください。それ以外のケースでのリセットや、単に
RonDo をバージョンアップした場合などは、ここで「割り当て継続」をタップすることで、割り当て設定を継続することができます。
RonDo annesso では、メモリースティックないし SD カードなどの外部の拡張メモリカードに保存されたアプリケーションを選択して起動することができます(後述)。ここでは、その際の動作に関わる設定を変更することができます。
このチェックボックスをオンにすると、拡張メモリカードからアプリケーションを起動した後、次に RonDo を起動する際に、直前のリングである annesso リングでなく、ベースリングに戻ります。外部メディアのスキャンには多少の時間がかかりますので、annesso リングからの起動を頻繁に行う方以外はオンにしておいた方がいいかもしれません。
このチェックボックスをオンにすると、拡張メモリカードからアプリケーションを起動した後、起動されたアプリケーションのデータを自動的にカードに書き戻すことができます。
このチェックボックスをオンにすると、データの書き戻しの際、ユーザーの確認をとりません。同じファイル名のファイルがカード上に存在する場合にも、そのまま上書きします。
このチェックボックスをオンにすると、拡張メモリカードからアプリケーションを起動した後、起動されたアプリケーションとそのデータが自動的にデバイス本体から削除されるようになります。(削除しない限り、そのアプリケーションはそのまま本体に残ります。)
このチェックボックスをオンにすると、対象のアプリケーションの自動削除を行う際に、ユーザーの確認をとりません。
| Hint: | 自動保存/削除には多少、時間がかかります。RonDo に戻った時の即応性が低下してしまいますので、必要のない限り自動保存/削除機能はオフの方がよいでしょう。オンの場合は、確認の有無を用途に合わせて指定してみてください。 |
グラフィティ入力エリアにある[メニュー]をタップし、[追加設定]プルダウンから[表示設定]を選択すると、「画面表示の設定」ダイアログが開きます。ここでは下記の4項目を設定することができます。なお、最後の2項目は、お使いのデバイスによっては無効な設定項目ですので、画面に表示されないことがあります。
ここでいう位置情報とは、画面左側、アプリケーションの名前の下に表示される 4th app of 19 apps. などの表示のことです。Palm デバイスでは「文字の描画」にけっこうな処理時間をとられますので、これを [縮小] か [無効] にすることで、多少、動作が速くなることがあります。
RonDo ではアイコンのスクロールを1回あたり3コマで描画しています。ここで [高速] を指定するとこの描画処理を2コマに落とします。[無効] にするとアニメーション表示を止め、1スクロールごとに1コマ(スクロール完了後の状態)のみを描画します。これにより、動作速度が多少改善されるかもしれません。
N700C 以降の CLIE では 320 x 320 のハイレゾ・モードを使用することができます。RonDo もこのハイレゾ・モードでの動作をサポートしていますが、このチェックボックスでそれを有効/無効に設定できます。ここで [無効] を指定するとハイレゾ・モードをサポートするデバイスでも 160 x 160 の画面モードで動作します。ハイレゾをサポートするデバイスではデフォルトでハイレゾ・モードで動作するようになっているのですが、基本的にハイレゾ・モードは通常のモードよりも動作が遅くなりますので動作速度を抜本的に改善したい場合はローレゾ・モードをお試しください。
なお、この項目はハイレゾ・モードをサポートしないデバイスでは表示されません。
N600C 以降のカラー対応 CLIE では 16 ビットカラー・モードを使用することができます。RonDo もこの 16 ビットカラーでの動作をサポートしていますが、このチェックボックスでそれを有効/無効に設定できます。しかし、ハードウェアの制約上、16 ビットカラー・モードではアイコン描画の際にどうしても「ちらつき」が出てしまいますので、デフォルトでは 8 ビットカラー・モードで動作するようになっています。
ここで [有効] を指定すると、RonDo は 16 ビットカラー・モードで動作するようになります。16 ビットカラーを使用した壁紙はこのモードでなければ表示できません。(また逆に、このモードでなければ 16 ビットカラーを使用した壁紙を作成することができません。)
画面がちらついても構わないから綺麗な壁紙を表示したい、という場合には、ここで [有効] を指定してください。
なお、この項目は 16 ビットカラー・モードをサポートしないデバイスでは表示されません。
| 重要: | Palm m505 や WorkPad c505 などの PalmOS 4.0 搭載のカラー・デバイスもそれ自体は 16 ビットカラー・モードに対応しているのですが、CLIE 以外のデバイスでは実行時に動的に使用できるメモリの量に制限があるために、RonDo に関しては 16 ビットカラー・モードで動作することができません。ご了承ください。 |
RonDo annesso では、メモリースティックや SD カードなどの外部の拡張メモリカード内にある特定のディレクトリを、 RonDo のアプリケーション保管場所として利用することができます。限られたデバイス本体の RAM をやりくりする中で、そうした外部メディアを退避場所として使用できるわけです。PC などからそのディレクトリにソフトをコピーしておけば、HotSync を行わずに、RonDo から直接起動することができます。
| 重要: | 現在の Palm の仕様では、そのような外部のメモリカード上のプログラムを、本当に「直接」起動することはできません。RonDo annesso でも、内部的な動作は自動的に本体にコピーし、その上で起動する、という仕様になっています。 |
なお、RonDo annesso では、/palm/programs/rondo/ というディレクトリを使用します。本体に挿入されているメディアにこのディレクトリが存在しない場合、RonDo は自動的にこのディレクトリを作成します。
annesso リングはその他のリングとほぼ同じように扱うことができますが、デフォルトでは「リングの順次移動でスキップ」されるようになっています。この状態では、クイック・ファンクションの Jump To や画面左下のリング・アイコンのタップで表示されるリングのポップアップリストから、annesso リングを選択するか、画面右下のメモリースティック・チップないし SD カード・チップをタップすることで annesso リングにジャンプすることができます。
なお、annesso リングにはデフォルトで、外部拡張メモリのメディアの種別に対応した名前がついています。お使いのデバイスが CLIE であれば Memory Stick、Palm m500 シリーズないし WorkPad c505 では SD Card という名前になります。
| Hint: | メモリースティック・リング上で「リングの設定変更」を行えば、順次移動でもスキップしないようにすることができます。 |
外部メディアへのアプリケーションのコピーは、通常の「リングへの登録」と同じ手順で行うことができます。annesso リングにアプリケーションを登録すれば、アプリケーションはデータごと外部メディアにコピーされます。
このとき、対象アプリケーションのプリファレンス(設定)が、RonDo のデータベースに自動的に登録されます。外部メディア(annesso リング)に保存したアプリケーションを RonDo から起動する時には、このプリファレンスが自動的に復元されますので、ユーザーは外部メディアに移した時と同じ環境でアプリケーションを使い始めることができます。
| 注意: | コピーの際、外部メディア内の rondo ディレクトリに同一のファイルが存在している場合には上書きするかどうかの確認を求めるダイアログが表示されます。 |
なお、コピーが終わった時点で、RonDo はそのアプリケーションを本体から削除するかどうか確認を求めるダイアログを表示します。もう本体に置いておく必要がない場合には、ここで「削除」を指定してください。
一旦、annesso リングに移動した後は、他のリングと操作方法は変わりません。アイコンをタップすればアプリケーションが本体にコピーされ、自動的に起動しますし、ドラッグ・アンド・ドロップやクイック・ファンクションなどによって、赤外線転送や削除、リングへの登録が可能です。なお、annesso リングでは、アプリケーションは名前の順にソートされています。
外部メディア上にあるアプリケーションを起動/リング登録/赤外線転送する場合には、アプリケーションはいったん、本体に自動的にコピーされます。これは現在の Palm の仕様では回避できない挙動なのですが、このために、拡張メモリカード上のアプリケーションに対してそれらの操作を行う際には、本体側の RAM 容量に、対象アプリケーションのサイズの3倍程度の空きが必要になります。
前述の追加設定で「自動削除」を有効にしている場合、annesso リングから起動したアプリケーションは RonDo に戻った時点に自動的に削除されます。「自動保存」も有効になっている場合はアプリケーションのデータを外部メディアに書き戻します。この時、外部メディアが挿入されていないなどの理由でセーブが失敗した場合には、自動削除は行われません。また、RonDo が自動削除を行う前にデバイスがリセットされた場合も、自動削除は行われません。
なお、赤外線での転送を行った場合、「自動削除」の設定に関わらず、転送が終了すると同時にコピーされたアプリケーションは自動的に本体から削除されます。この時は、アプリケーションのデータは転送されません。
RonDo annesso では、各アプリケーションが持っているデータをアプリケーションとまとめて扱うようにしています。RonDo でアプリケーションを外部メディアに移す時にはそのアプリケーション上で作られたデータなどは、アプリケーションと一緒に外部メディアに格納されます。逆に、起動時など、アプリケーションを外部メディアから本体にコピーする時には同一ディレクトリにあるそのアプリケーションのデータはすべて本体にコピーされます。
| 重要: | DOC リーダーなどの一部のアプリケーションでは、扱われるデータが、同じ用途の他のアプリケーションとも共通で扱われるようになっているため、RonDo 側からはアプリケーションとデータの関連を一対一で厳密に対応させることができません。このためデータの自動コピーが行われないケースもあります。 |
また、各アプリケーションの設定も RonDo が自動的に保管するようになっています。外部メディアにアプリケーションをコピーする時、そのアプリケーションの設定は RonDo のデータベースに登録されます。その後、本体から同アプリケーションを削除しても、RonDo 上で外部メディアからのコピーを行えば、そのタイミングで RonDo の設定データベースから設定が復元されます。たとえば、データ閲覧用のアプリケーションでの表示フォントの種別の設定や、シェアウェアなどのレジスト情報などが保存されますので、一旦本体から削除したアプリケーションなどを再び使用する時に、設定を最初からやり直す手間を省くことができます。
なお、RonDo の設定データベース内に保存されている設定は、RonDo の annesso リング内にある同一アプリケーションを RonDo からの操作によって削除する際に、自動的に削除されます。
RonDo annesso ではリングごとに設定できる「壁紙」をサポートしています。CLIE に付属の PG Pocket で閲覧できる PictureGear Pocket フォーマットの画像(以下、PGPF 画像)を取り込んで、リングごとの壁紙を任意に設定することができます。なお、PGPF 画像はそのままでは表示に時間がかかりますので、壁紙用のフォーマットに変換して保存する必要があります。(変換後、元の PGPF 画像は削除しても構いません。)まず、以下の手順で壁紙用フォーマットの画像データを作成してください。
壁紙の素材となる PGPF 画像は事前にデバイスにインストールしてあるものとします。グラフィティ入力エリアにある[メニュー]をタップし、[リング]プルダウンから[壁紙管理]を選択すると、「壁紙の設定」ダイアログ(右スクリーンショット)が開きます。
まず画面の右側はデバイス内に保存されている PGPF 画像データの一覧です。右上のリストからデータを選択すると、右下にそのサムネイル(縮小画像)が表示されます。
この状態で [<< 変換] ボタンをタップすると PGPF 画像が壁紙用のフォーマットに変換され、画面左側の壁紙画像データの一覧に追加されます。
画像フォーマットの変換を行っている間、「画像変換中... 52 %」などのように、変換の進捗を示すダイアログが表示されます。画像の内容にもよりますが、基本的には数秒から数十秒以内で終了します。なお、元の PGPF 画像が 16 ビットカラーを使用していて、かつその時点で RonDo が 8 ビットカラーないしモノクロ 16 階調で動作している場合、変換終了後に減色処理が行われます。この処理には数十秒ないしそれ以上かかることがあります。
左右の削除ボタンはそれぞれ「選択された壁紙画像」か「選択された PGPF 画像」を削除します。このボタンをタップすると確認のダイアログが表示されますので、本当に削除しても構わない場合は[**削除**]ボタンをタップしてください。
前項の手順で壁紙画像を作成したら、グラフィティ入力エリアにある[メニュー]をタップし、[リング]プルダウンから[リング設定変更]ダイアログを呼び出して、リングの壁紙として設定することができます。
画像の一覧から画像を選択するとサムネイルが表示されます。作成した画像の中から対象のデータを選択して設定してください。
なお、旧バージョンの RonDo で作成した壁紙データもそのまま使用することができますが、これらの古いデータに対しては、基本的な互換性は保っているものの、データ形式が一部異なるために、現行バージョンではサムネイルの表示ができません。
また、旧バージョンで作成し、設定していた壁紙は、新バージョンに移行することでいったん、設定が解除されることがあります。この場合、再度設定を行うことでまた表示されるようになります。あらかじめご了承ください。
旧バージョンの壁紙をお使いの場合や、あるいは元の PGPF 画像のサイズが小さい場合には右のスクリーンショットのように[パターン]という設定項目が表示されます。
[右下] を選択すると画像は「右下寄せ」で、[左上] を選択すると「左上寄せ」で、[タイル] を選択すると同じ画像4枚を画面に敷き詰めるようにして壁紙を表示します。
設定した壁紙は何度でも変更できます。また、画像として - none - を選択することでそのリングでは壁紙を使用しないように設定することもできます。
なお、壁紙の一覧リストの横にある[...]ボタンをタップすると「壁紙の設定」ダイアログを直接開くことができます。
| 参考: | 壁紙の有無は画面の描画スピードにあまり影響しません。 |
オリジナルの壁紙を使用する場合、まず素材となる PGPF 画像を作成する必要があります。このフォーマットの画像は CLIE に付属している PC 用のソフト PictureGear Lite などを使って作成できます。詳細な作成法についてはここでは触れませんが(PictureGear Lite の使用説明書をご覧ください)、基本的な手順について説明しておきます。
まず素材を用意します。RonDo で表示される壁紙画像は最終的には 160 x 130 ないし 320 x 260 のサイズになるのですが、PictureGear Lite で変換する場合、画像が自動的に正方形に変換されますので、元画像としては、なるべく正方形のものを用意するようにしてください。長方形の画像などを変換すると短辺方向に黒一色の余白が追加されてしまいます。
変換時には色数を指定することができます。8 ビットカラーか 16 ビットカラーを選択できますが、これらはそれぞれ「任意色の 256 色パレット」か「任意色の 65536 色パレット」を使用した画像を作成する、ということになります。
一方、RonDo では 16 ビットカラー表示が可能なデバイスでは 16 ビットカラーで動作するように設定することができますが、そうでない場合、8 ビットカラーで動作します。このとき、RonDo ではアイコンを表示する関係上、元画像の「任意色の 256 色パレット」に対し、「固定の 216 色パレット」を使用しているため、RonDo 上で壁紙に変換する際に、元画像からさらに減色が行われることがあります。
| Hint: | 「256 色パレット」から「216 色パレット」に落とす際、グラデーションがつぶれる等、思った通りの画像にならないことが多々あります。専用の画像加工ツールなどがあれば、減色はあらかじめ行っておいた方がよいでしょう。 |
| 参考: | 一方、16 ビットカラーで RonDo を動作させる場合、ハードウェアの制約上、画面描画時に「ちらつき」が出るようになります。これは当面、仕様としてご了承ください。 |
準備ができたら素材画像を PictureGear Lite の出力サービスで .prc 形式に変換します。このとき、HotSync でインストールされるように予約しても構いませんし、メモリースティックに保存することもできますが、後者の場合、RonDo annesso の壁紙設定ではメモリースティックにはアクセスしませんので、別途 MSGate などで画像を本体側に移す必要があります。
画像サイズで 320 x 320 を選択すると、ハイレゾ・モード以外では正しく表示されません。圧縮はどちらでも構いませんが、しておいた方がいいでしょう。
なお、インストールした画像は PG Pocket でも閲覧できますが、前述の理由により、PG Pocket で見る画像と完成後の壁紙とでは使用できる色数が違う場合がありますし、RonDo では画像の下部 30 ピクセルほど(ハイレゾ・モードでは 60 ピクセル)が表示されません。この点についてはあらかじめご了承ください。
文字は壁紙の上に直接、上書きされますが、アイコンはものによっては周囲が白抜きになる場合があります。このため、アイコン表示域は2番目の例のように白ないし薄い色が来るようにしておく方が綺麗になるようです。なお、モノクロの場合は文字が表示される部分には何も描かれていない方が視認性がよいので、四方の枠と右下のワンポイント、というデザインが基本になります。
RonDo のパッケージにはサンプルの壁紙が同梱されています(下表参照)。
HR フォルダには 320 x 320 のハイレゾ・デバイス用の壁紙を、LR フォルダには 160 x 160 の通常の液晶に対応した壁紙を収めています。ファイル名に 16bit と記してあるものは 16 ビットカラーのデバイス専用で、256 と記してあるものは 256 色しか使用しない、通常のカラーデバイス用の壁紙となります。mono とあるのはモノクロデバイス向けの白黒2色で作成した壁紙です。
なお、PEG-NR70/V 用に作成したワイド画面対応の壁紙のサンプルを EX フォルダに収めています。サイズは 320 x 480 で作成しています。
| wallpaper フォルダ | HR フォルダ | Cochem_16bit.prc | コッヘムの広場の風景(ドイツ) |
| Heidelberg_16bit.prc | ドイツ・ハイデルベルグ城の庭園(下スクリーンショット1) | ||
| orange_256.prc | オレンジをテーマにした壁紙(下スクリーンショット2) | ||
| PalmTechBlue_16bit.prc | 青をテーマにしたシンプルな壁紙(下スクリーンショット3) | ||
| LR フォルダ | orange_256_LR.prc | オレンジをテーマにした壁紙のローレゾ版 | |
| sampleBG_256_LR.prc | 青をテーマにしたシンプルな壁紙(アイコンつき) | ||
| sampleBG_mono_LR.prc | モノクロのシンプルな壁紙 | ||
| EX フォルダ | Sphere_16bit.prc | 球形とグラデーションをテーマにした壁紙 | |
| Grid_16bit.prc | 格子をテーマにした壁紙 |
以下、一部のスクリーンショットを掲載します。



本バージョンの RonDo は、CLIE PEG-NR70 のワイド画面に対応しています。画面最下部の下向きの矢印ボタンをタップすることでグラフィティ・エリアが消え、その分、RonDo の画面が広がります。
この状態では画面に7個のアイコンが半円状に表示され、追加の情報などはその半円の中に表示されるようになります。このとき、半円の中央にあたるアプリケーションがジョグダイアルによる起動等の操作の対象となります。また、ハードウェア・ボタンによる起動については、半円の下側に位置する四つのアイコンがそれぞれのボタンに対応します。
なお、各種設定画面はワイド画面対応ではないため、いずれかの設定を開くと、グラフィティ・エリアが再度表示されますが、設定を終了し通常画面に戻るとまた元のサイズに復元されます。また、メイン画面の表示領域サイズは次回起動時にも引き継がれます。
壁紙に関しては前述の通り、EX フォルダにワイド画面専用壁紙のサンプルが2枚、収録されています。ご利用ください。
RonDo では、デバイス本体にインストールされているアプリケーションのデータを保持しており、それを利用してアプリケーションのアイコンを表示したり、またそれを起動したりしています。
このデータを一から収集するにはかなりの時間がかかるので、RonDo では起動される度にデータを収集するのではなく、前回収集したデータを元に、変更点(アプリケーションが追加/削除された)だけをチェックするようにしています。
このため、RonDo は以下の条件に適合する場合、通常よりも起動にかかる時間が長くなります。
こうしたデータベースの更新が行われている時には、起動時に「データベース更新中...」と表示されます。
なお、アプリケーションを追加したのに RonDo がそれを表示しない、アプリケーションを削除したのに RonDo にまだそれが残っている、といったような不整合が起きた時、あるいはそうしたアプリケーションの増減が無いにも関わらず起動時に毎回「データベース更新中...」と表示される場合には、既存のデータを破棄して新たにデータを収集しなおすことで、この状態が解消されることがあります。[メニュー]をタップし、[RonDo]プルダウンから[リフレッシュ]を選択することで、データの再収集を行うことができます。
アイコンのスクロールは上下ともにループするようになっています。つまり、最後のアプリケーションの次には最初のアプリケーションが、最初のアプリケーションの前には最後のアプリケーションが表示されます。
RonDo の起動中に電源ボタンやオート・パワー・オフなどによって電源が切れた場合、電源オフの間にハードウェア・アプリケーションボタンを押すと、[環境設定]などで設定してある通常のアプリケーションが起動します。これはユーザーの予期しないアプリケーション起動を防ぐためです。
アプリケーションの削除機能では、同一 CreatorID のデータベースがすべて削除されますので、そのアプリケーションが作ったデータなども同時に消去されます。このとき、アプリケーションのプリファレンスもクリアされます。ただし後述の起動可能データについては扱いが異なります。
赤外線転送機能および外部拡張メモリへのコピーでは、コピー防止プロテクトのかかったアプリケーションは転送できません。それらのアプリケーションを転送しようとした場合、転送ができない旨を告げるダイアログが表示され、転送はキャンセルされます。
起動可能データとは、それ自体はアプリケーションではないものの、特定のアプリケーションとの関連づけによって、ランチャーから直接実行されるように作成されたデータベースです。たとえば Web クリッピングなどはこの仕組みを利用しており、特定の Web サイトのデータを抽出してアイコンを作成することで、そのアイコンをタップすると対象サイトのデータがビューアーから閲覧できるようになっています。RonDo annesso ではこの「起動可能データ」の仕組みに対応しています。
RonDo annesso では起動可能データは通常のアプリケーションと同様にアイコンとして表示され、また通常のアプリケーションと同様に操作することができます。起動すると、対応する親アプリケーションが呼び出され、該当データが表示されます。基本的に操作についてはほぼ全面的に通常のアプリケーションと同様ですが、一点だけ異なっているのは、削除を行った時に、関連データは削除されないということです。
RonDo annesso は基本的に無保証のソフトウェアです。一通りのデバッグはしてありますが、何か見落としがあるかもしれませんし、他のソフトとの競合や OS のバージョンなどによって予想外の障害が発生する可能性もあります。こうした障害によって生じうるあらゆる損害に対して、作者および配布元は一切の責任を負わないものとします。RonDo annesso は、必ず、御自身の責任において使用されるようお願いします。詳細についてはパッケージ同梱の使用許諾書をご覧ください。
RonDo の使用に際して生じた疑問、バグ・レポート、改善の要望などにつきましては、以下のアドレス宛の電子メールにてご連絡ください。
サポート用メール・アドレス: palmtech@mbh.nifty.com
バグについては、バグの内容、発生した時の状況、その後の挙動などについて、なるべく詳しい報告をしていただければ対応しやすくなります。同様に改善案についても、可能ならなるべく具体的なものをお願いします。
RonDo annesso のパッケージの一部、あるいはすべてについて、作者の許可なく転載ないし二次配布することは固く禁止いたします。詳細についてはパッケージ同梱の使用許諾書をご覧ください。
現時点では既知の問題はありません。何かお気付きの点がありましたら、サポート用メール・アドレス(palmtech@mbh.nifty.com)までお知らせください。
このところ、おおよそ二ヶ月に一度、というペースでリリースアップするようになっていますが、やはり以前ほど大きな変更は入らなくなってきました。単純に時間的な問題もあるとは思うのですが、よし、こういうことをしよう、というアイディアがなかなか出なくなってきている、というのもあります。今回は自分が使い始めたこともあり、Bluetooth に対応してみましたが、気持ちとしてはそういう小手先の実装で済むものではなく、もっと大きな仕掛けを作りたいというところもあったりします。
前回リリースでも書いたように、まだまだこのソフトでやるべきことは残っていると思っています。これからも当分、このソフトに向き合っていこうと思っておりますので、ぜひ今後とも RonDo をよろしくお願いいたします。;-)
CLIE、PictureGear および PictureGear Pocket、Memory Stick(メモリースティック)はソニー株式会社の商標です。Palm、HotSync は Palm, Inc. またはその子会社の登録商標であり、PalmOS は Palm, Inc. またはその子会社の商標です。