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PalmOS 上で動くアプリケーションを書く時、コンパイラなどのツールとして何を使うか。主な選択肢は今のところ二つあるんですが、CodeWarriror for PalmOS の方は特に説明もいりませんので ;-)、ここでは PRC-Tools について説明します。プラットフォームとしては Windows が対象となります。Linux や FreeBSD、あるいは Mac OS X などの PC-UNIX でも、セットアップの手順を除けば通用する部分があるかもしれません。 なお、このページは 2002 年 1 月に改訂しました。場合によってはこのページの情報が古くて役に立たなくなっている可能性もありますので、その点はあらかじめご了承ください。たぶん、2002 年 6 月くらいまでは大丈夫だと思います。;-) 下準備PRC-Tools は SourceForge 上で開発されているオープン・ソースの開発ツールですので、導入に当たってはまずそのプロジェクト・サイト(ちなみにプロジェクト名は GCC for PalmOS です)に行っていろいろ覗いておきましょう。既に Cygwin 導入済みの方はもうここでパッケージを取ってくるだけでよいのですが、まだの場合はまた後でここに来ます。 あと、とりあえずご本家ということで、palmos.com には足を運んでおきましょう。ここのディベロッパー向けページ (http://www.palmos.com/dev/) にはいろいろと情報があるのでブックマークしておいた方がよいのですが、今回はここはあまり当てにできません。PRC-Tools もここで扱われているのですが、ちょっと情報が古いので無視してください。 インストールまず、前提となる Cygwin からです。Cygwin というのは公式サイトによれば a UNIX environment for Windows だそうです。要は Windows でも UNIX 的な道具立てと環境でいろいろやるためのセットで、コアになる dll とプログラム群から成り立っています。で、palmos.com での PRC-Tools の解説は Cygwin の b20.1 というバージョンを前提にしているんですね。このバージョン b20.1 の dll と現行バージョンの dll には互換性がありませんので、ここではもうさっくり無視して、なるべく新しめの方向で行くことにします。 というわけで、公式サイトでセットアップ用のプログラムをダウンロードします。公式サイトのトップページにもいたるところにリンクがありますが、要はこれです。 http://www.cygwin.com/setup.exe この setup.exe はただのセットアップ用のドライバーで、インストールされるパッケージの実体は含まれていません。これを実行するとパッケージを Internet 経由で引っ張ってきたり何だりということもできます。が、この辺の解説は省略します(これが分からない、とかだと話にならないので)。パッケージにはいろいろなプログラムが入っていますが、何が必要か分からない場合は全部導入してください。:-) 続いて PRC-Tools の本体です。2002 年 1 月現在では 2.1 Pre 3(2.0.92) というのが最新リリースです。このバージョンの prc-tools-2.0.92-cygwin.tar.gz というパッケージをダウンロードします。これは先ほどの Cygwin の setup.exe に対応していますので、また setup.exe を実行し、Install from Local Directory でこのパッケージを指定すれば導入できます。 PRC-Tools 自体の導入については Installing prc-tools on Windows というドキュメントがありますので、それを見ていただければ特に問題ないかと思います。 また、実際の開発には以上に加えて PilRC というリソース・コンパイラと SDK が必要になります。それぞれ、 http://sourceforge.net/projects/pilrc/ http://www.palmos.com/cgi-bin/sdk40.cgi からダウンロードしてください。PilRC の方は同じく Cygwin のパッケージですので PRC-Tools と同様の手順でインストールできます。なお、SDK については以前のバージョンのものが http://www.palmos.com/dev/tech/tools/archive.html にあります。必要に応じて入手してください。 インストールの後以上でセットアップは問題なく終了するものと思います。基本的にはデフォルトのままやっていけば特に問題がありませんし、ドキュメントを読めば大体の問題は解決するでしょう。ただ、あれこれと英語を読むのがなぁ、という話はありますので、問題があった人は、まず以下の点をチェックしてみるとよいでしょう。
また潜在的な問題の可能性となりますので、できれば以下の点もチェックしておきましょう。
さらにその後PRC-Tools のサイトからサンプル・コードでも拾ってきてそれを試しに make してみましょう。アプリケーション作成の流れを追うだけですが、これだけでずいぶんいろいろ分かります。C がそれなりに分かっていれば、本当にこれだけで、PalmOS 用のプログラムは書けるようになります。実際のアプリケーション開発については、いずれ稿を改めて触れようと思います。 困った時にはいろいろと頼れるところもありますが、基本的には自助努力が最大の武器です。はまりにはまって煮詰まって、あがきもがいた揚げ句にふっと解決する、というのが開発の醍醐味です。;-) で、そうして苦しんだ経験というのは、知識よりもむしろ応用の利くスキルとして身になります。 どうしてもどうにもならない時には、私に mail してみるというのも気休めにはなるかもしれません。;-) 回答をお約束したりはしませんが、その質問によって、あるいはこのページが充実する可能性もあります。宛て先は palmtech@mbh.nifty.com でどうぞ。 |
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2000-05-18 16:44:46 |