裁きの日

原題  DAY OF JUDGMENT
訳者名  菊池光
出版社  ハヤカワ文庫(NVヒ1-5)
ページ数  317

introduction

舞台は1963年東西ドイツ。
<復活連盟>の「聖なる愚か者」コンリン神父は、東ドイツからの亡命者を援助するため極秘に東ドイツへ潜入するが東側に逮捕されてしまう。一ヶ月後のケネディ・アメリカ大統領のベルリン訪問を睨み、東側はコンリン神父を利用したかったのだ。アメリカ、西ドイツ、そしてバチカンは、各組織の適任者を元イギリス陸軍情報部のヴォーン少佐の下へ集結させ、神父奪還作戦を展開する。

「ベルリンの壁」時代に行われた、東ドイツからの亡命者は大変な数にのぼるという。支援する組織と東ドイツ政府との、表に出ない闘い。東ドイツ政府が望むことと国民が欲することのすれ違いを、宗教を通じて明確にした良作。

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