Jack Higgins No.5

非情の日

原題  THE SAVAGE DAY
訳者名  村杜伸
出版社  ハヤカワ文庫(NVヒ1-7)
ページ数  272

introduction

元イギリス情報部少佐サイモン・ヴォーンはエーゲ海の刑務所の独房にいた。ある月曜日、イギリス輸送軍団代将ハリー・ファーガスンが面会にやってきた。IRAの一派に奪われた50万ポンドの金塊の行方を調査するなら釈放するという。折しもアイルランドでは、アイルランド共和国軍(IRA)がそれぞれの主張の下に各派に分裂し激しい内部抗争が生じていた。
武器取引人ジュリアス・マイヤーのところにIRAから取引の打診があった。ヴォーンはマイヤーの代理人となってベルファストを訪れ、彼は一人の暗い瞳の若者と出会う。
武器を必要とするIRAの各派とイギリス軍が入り乱れ、血と陰謀がヴォーンを襲う。

北アイルランド紛争をテーマにし、自由と独立のために闘う一人の若者。射撃の腕が超一流でノラ・マーフィに憧れるビニー・ギャラハーは、最初のうちはただの可愛げのない若者にすぎないが、彼の精神に危うさを感じ次第に追ってしまう。
そして不真面目な振る舞いを好む性格の悪い主人公。でも、これが格好よかったりする。魅力的

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