my best '98
updated 99.1.10

ホームページを更新するという目的もあったせいか、98年はたくさんの良い本と出会うことができました。著作リストを作ったため全読という使命と、うっかり名作という区分を設けてしまったおかげで、食わずぎらいによる読み落としをしなくてすみました。


ホームページで紹介した小説はどれも面白いものばかりですが、本の数が増えてくると漠然としてしまう感があります。
それで98年に読んだ105冊の中から、あぁ面白かったぁ( ´-`)という本を12冊選んでみました。
これからの読書の参考になさっていただければ幸いです。



ベスト3ならこの三冊

 
猛き箱舟
船戸与一
98年はこれに尽きました。文庫4冊を本当に抱え込んで読んでしまった。なんと表現すればよいのか…衝撃的かなぁ。
STORM WARNING
脱出航路
Jack Higgings
けっ泣かされてたまるかってんだぁ、と思ってたのに大泣き。マルタ島のシーンは今でも三回くらいは泣けます。
THE SILENCE OF THE LAMBS
羊たちの沈黙
Thomas Harris
有名すぎて避けていたのだけど、読んでみたら犯罪心理学とレクター博士の虜。トマス・ハリスが寡作で残念。映画もよかった。

定番という気もするけど、さすが名作o(>< #)と思った5冊

THE EAGLE HAS LANDED
鷲は舞い降りた(完全版)
Jack Higgins
主人公クルト・シュタイナを「ロマンティックな愚か者」と評しますが、私はそういう主人公が大好きなんだとだいぶ後になって気づきました。ヒギンズを全部読もうとは思ってなかったけど、ついつい手が出てしまうのは、そんな愚か者に会いたくなるせいかも。
PHANTOM LADY
幻の女
William Irish
推理小説は随分読んだつもりでいたけど初アイリッシュの『幻の女』には仰天。あれだけの登場人物なのに犯人当てができなかった。それがまた快感でした。
THE SPY WHO CAME
IN FROM THE COLD
寒い国から帰ってきたスパイ
John le Carre
 
HIGH CITADEL
高い砦
Desmond Bagley
 
THE DAY BEFORE MIDNIGHT
真夜中のデッド・リミット
Stephen Hunter
現代戦の皮肉というか実状というか、とても面白い設定。「あぁ、結局そういうことなんだ…」と心に染みわたるエンディングでした。

少々マニアックな4冊

A PRAYER FOR THE DYING
死にゆく者への祈り
Jack Higgings
小ぶりな舞台設定で目新しさもなかったのに、なぜか心に残って仕方ない『死にゆく者への祈り』。
The Osterman Weekend
バイオレント・サタデー
Robert Ludlum
ラドラムは98年前半にだいぶ大作を読んでしまったので、後半に読んだ少々異色の二冊が面白かったなと感じました。
THE ROAD TO GANDOLFO
四億ドルの身代金
Robert Ludlum
『四億ドルの身代金』は「幸せ」がキーワード。登場人物がコミカルでスジの通った生き方をしていて、好きだなぁと思いました。ヒギンズの一冊もラドラムの二冊もそれぞれの代表作を数冊読んだ後の方が面白いかも。
AN UNSUITABLE JOB
FOR A WOMAN
女には向かない職業
P.D.James
前半がもたもたしていて、はぁ外れだったのね…、と読むのを中断しましたが、中盤以降、宝石のような言葉がきらきらと。クセになる作風。現在、全読のために買い集めている最中。


こうして並べてみると結局は有名どころばかりで、目新しさに欠けてしまいました。でも、そういうものかも知れません。今年も頑張ります。宜しくおつき合い下さいませ。<(_ _)>

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