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(司会:田部)それでは始めに辻野のほうから御挨拶させていただきます。
(辻野)どうも皆様、2年間ありがとうございました。今月11月9日に辞表を提出いたしまして、11月10日に新しい株主による役員選定という作業が行われ、同日株主総会の後に新役員による役員会が開かれて現在に至っている形になっています。その株主総会の時に辞任の方が受理されまして、退くという形になりました。
これはもう目前に迫ったJリーグということを考えた場合に、さらに横浜FCをパワーアップさせて、安定させて、強くしていく、強固なものにするような形にするためには、これは奥寺康彦氏しかいないだろうということで、後任に奥寺氏になってもらうことになりました。私の方からは以上です。
(田部)それでは新しく横浜フリエスポーツクラブ代表取締役ゼネラルマネージャーという職に就きました奥寺のほうから御挨拶申し上げたいと思います。
(奥寺)今、辻野さんのほうから紹介がありまして、これから代表取締役としてやることになりました。自分自身としては、あまりやりたくないというのはおかしいんですが、こういう重責というのは本当にできるのかというのはありまして、すぐには返事はできなかったんですけれども、やはりここまできたらやるしかないかなというのが半分あります。ですから、私自身初めての経験ですし、またこの横浜FC、横浜フリエスポーツクラブを、本当のサッカーチームとして、サッカークラブとして少しづつ大きくしていって、そして将来は総合スポーツクラブという夢もありますし、そのための基盤を作っていきたいなと思います。これは自分にとっては重責ですし、また我々の後ろにはソシオの会員も沢山おりますし、また会社との関係も大変なことも出てくると思うし、しかし、考えることは1つです。このチームはサッカーをやって、そのチームが勝っていって、J2に入ってJ1を目指すという目標がしっかりしていればそれに附随する、何をしなければいけないことというのは、ついてくると思います。ですから、まず我々はどんなチームなんだということをしっかりわきまえながらやっていきたいなと思いますし、私の力というのはそれほど大きなものではないし、みなさんの協力がなければやっていけないと思っています。ですから、そういう人たちの協力を得ながら、しっかりとしたクラブを作っていきたいなと思っています。辻野さんにも、そのためにも手伝っていただきたいし、もっともっとこのチームをよくするために働いていただきたいなと思っています。以上です。
(田部)新しい株主、新しい体制、取締役一覧についてはお手元にお配りした資料を御覧ください。御質問のあるかたいらっしゃいますか?
-まず新しい株主なんですが、奥寺さんについてはソシオの方と話があったと思うんですが、残りの8社なんですけれども、この8社を選ばれた基準はどんなものだったのでしょうか?
(奥寺)ここに挙げています各会社はですね、我々の法人ソシオだったり、それから我々との仕事関係、また法人ソシオになっていただけるところを選ばさせていただきました。そして、ここに挙げられている8社は、本当に我々と親密な関係を持っていまして、仕事の関係とかもやっていますから、信頼できる会社ということでお願いし、そして快諾していただきました。ですから、ここで我々としては良い会社に株をもっていただいたなという自信はあります。
-まずここに出ている会社で、今のところスポンサーだとか法人ソシオの中に名前がないような会社も含まれているんですけれども、そのかたがたはいずれスポンサーであるとか法人ソシオになっていただくということでしょうか。
(奥寺)いずれかではなく、なることになっています。もうなっています。入っていただきましたから。
-あともう1つなんですけれども、これらの会社以外に、例えば法人ソシオをやっていらっしゃる方や、スポンサーをやっていらっしゃる方で、株を引き受けてもよいという声があったと聞いているのですが、例えばそういったかたがたに声を掛けた上で判断されたのでしょうか。
(奥寺)はい。声をおかけしました。その中で判断して決めました。
-出資比率を教えていただけないでしょうか。
(辻野)まず、これは先程挨拶した中にもありましたが、奥寺GMが1/3、これはソシオの方に株主会ができた暁にはスムーズに移行できるように、あとに関しては最高額で100万円、で最低で50万円という形になっています。
-今の質問に関してですが、今後増資する可能性があるときの出資比率は同様のものになるのでしょうか?
(奥寺)今はまだ(増資は)考えていません。この先J2に上がって、そして経営基盤を安定させるためには、そうなってくると思います。その時には、持ち株会もできていなければいけないし、それから新しい法人ソシオの株主になっていただかなければいけないし、そして今挙げていますのは、最高300万円いうことに限定していますので、それ以上増える場合には、違う会社だとか、持ち株会になってくると思います。多くの方に持っていただきたいということで、やはり特定の大株主を作らないというのが、我々の考え方です。これはソシオの考えも同じです。
-ソシオと会社の関係について先程おっしゃったと思うんですが、この何週間か、ソシオと会社の関係、市民クラブについて議論されてきたと思います。奥寺新体制になったところで、ソシオと会社の関係をどのように捉えられているか、コンセプトを教えて下さい。
(奥寺)やはり、ソシオの意見を聞くんですが、それに左右されてはいけないかなと。例えばソシオがこうやってほしいと、そうしないと応援しないよということに対して、我々はじゃあお願いしますというわけではなく、我々は我々の考えで会社として、横浜FCのチームとして考えた時に、我々がイニシアティブを取っていきたいなと思っています。ですから、意見は聞きますが、それが大事な問題点で左右される時には、私としては会社を前面に出していきたいなと思っています。それは、さっきも言いましたように、基本はチームを大事にしていきたい、そしてやはりサッカーチームとしてこうあるべきということをはっきりこちらも出していって、それでやっていきたいと思っています。
-Jリーグの方に申請書を出されるのはいつになるのでしょうか?
(奥寺)明日、申請書を出すわけではないですが、お話に伺います。そして日程が決まるんじゃないかなと思います。
-具体的に、11月中のJリーグ入り決定は不可能になったと。
(奥寺)そうですね。
-12月であれば、もう少し詰めることはないのでしょうか?もう全て整ったのでしょうか?つまり、Jリーグから言われている株主の確定と、経営基盤の安定と、ソシオと会社の関係の透明性をはっきりしろとJリーグに言われていますよね。そこは全て整ったのでしょうか?
(奥寺)この体制ができたことによって、会社の基盤はできたと思います。そしてこれから事業計画とかを出して、もう1回見直してやっていきたいなと。あとソシオとの関係も、先程言いましたように、会社がメインだよということを言っていきたいと思います。これは先ほど言いましたように、明日行っていつ提出するのか、ヒアリングがいつなのかが決まってくると思います。
-辻野さんにお聞きしたいんですけれども、社長を辞任された理由をお伺いしたいのと、辞任を決めた時期をお伺いしたいんですけれども。
(辻野)この2年間全くの素人から始めて、2年間自分ではなんとかがんばってやってきたなと、会社の人間もがんばってやってきてくれたし、非常にその辺はあるいみプライドもあるんですけれども、これからJリーグとなった時に、非常に公共性が高くなる。あらゆる意味において、プロというものが求められる。そういうことを考えた場合、やはり僕よりも奥寺さんのほうがと思いました。タイミングに関しては、どこでハッキリ決めたのかは難しいところなんですが、まあ先週のなかばぐらいからで、以前からそういうことをいろいろ考えてはいたんですが、まあはっきり決めたのは先週です。
-J2に上がるという段階で、内部の問題とかJリーグの審査とかいろいろありましたが、そのことに対するけじめという意味もありますか?
(辻野)それよりも、チームをさらによくするという意味のほうが強いと思います。
-2つなんですが、辻野さんは今期最後にきていろいろありましたが、多分その原因は今期の運営における経営の責任という部分もあったと思うんですが、そのへんについてまずどう御考えになっているんでしょうか?もう1点奥寺さんにお伺いしたいのですが、今回を機に創業時の取締役で大株主であった辻野さん、宮崎さん、鈴木さんが退任というか株主としても離れられるわけですが、この御3方に対するお言葉があればお聞かせください。
(辻野)たしかにこの2年間やってきて、至らぬ面はあったと思いますが、僕らとしてはベストを尽くしてやってきたつもりですし、Jリーグに上がるためにはこのポイントしかないということを優先してやってきたつもりです。Jリーグに上がることについて、ベストを尽くしたつもりなんで。
-ということは、今回の退任は経営責任を取った上でという意味ではないと?
(辻野)そうです。
-それでは奥寺さんお願いします。
(奥寺)このチームの生い立ちは、最初は6人の株主がおられまして、そして最後には3人になりました。それは辻野さん、宮崎さん、鈴木さんなんですが、彼等がおられたからこそ、このチームがあったと思います。この功績は本当に有り難く思っています。これがなければこのチームはなかったわけですから。それで、我々、リトバルスキーもそうですけれども、そのためになんとかチームを強くして、1日でも早くJリーグに参入したいという気持ちでやってきました。ですから、いろいろありましたけれども、できたことというのは、3人の功績また、やってきていただいたことがここまできましたし、それが今度、多分Jリーグ入りなると思いますが、ここでバトンタッチされて、私に任せていただいたのかなと思っています。ですから、責任はすごく重く感じていますし、なんとかいいチームを作って、それを恩返しにしたいなと思っています。ですから、この3人の方にはありがとうございましたと、これからもいろんな形でサポートしていただきたいなという風には思っていますので、本当に感謝しています。
-奥寺さんの持たれている1/3ですが、持ち株会へ移行ということでよろしいですか?
(奥寺)そうです。それは、個人では持てないという条件がありますから、私は、多分信頼していただいているからこそ、私に預けていただいていると思っています。ですから持ち株会ができれば速やかにお渡ししたいなと思っています。
-差し支えなければ、来年J2に入るとして、予算はいくらでしょうか?
(奥寺)あまり多くはできないと思います。今年も4億ということでやっていたのですが、それが到底難しかったし、またそれを3億6000万ぐらいまでには削るようにしました。で、本当は5億、6億といいたいところなんですが、まだ目安が立たないので、今年の4億で行ければいいなと思っていますけれども。多くて5億ぐらいですね。ただ、スポンサーもハッキリ決まってない、交渉中ですし、それが見えてくればちゃんとした予算が立てられるかなと思っています。
-辻野さんにおうかがいしますが、今期の赤字は市民球団という性質上、どう補填するわけでしょうか。
(辻野)それは銀行からの借り入れで。
-誰かが出すということはないんですか?
(辻野)誰かがだすというのは、誰か個人的なところから借金するという意味で?それは今のところないです。これに関しては銀行の融資と、再建基金というのがありますので、そちらが使わしていただけるという内定をいただいているものですから。
-社長というのは置かないのですか?
(奥寺)まあ社長でしょう。社長と呼ばれるのは好きではないので、GMと呼んで欲しいんですけれども。
(辻野)これはある意味、「代表取締役ゼネラルマネージャー」ということで、サッカーチームという指揮系統では日本で初めてでしょうし、世界的なクラブの全権を持っているという意味では、日本では画期的だと思います。
-全権とは?
(辻野)全権というと言葉が悪いですが、クラブの中心ということです。
-辻野さんが今度就任するシニアアドバイザーというのは、どのような仕事ですか?
(辻野)基本的には今までと同じ仕事をすると。その上でいろんな形で協力できて、アドバイスできればなと思っています。
-常勤なんですか?
(辻野)そうです。
-では社員ということでしょうか?
(辻野)そうです。
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