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2000年10月


10/8試合会場における説明会後の記者会見内容
2000.10.14

辻野社長によるプレスリリースの朗読の後に、以下の質疑応答が行われました。

-(増資における)第三者とはどういうことですか?

第三者ということです。ソシオも含むし、法人も含みます。

-弁護士が入ってやられたということを聞いているんですが、今の宮崎の文章ですと昨日の時点で合意されていたということですか?

そのときの合意というのが、こういう形でなかなかまとまらないということで、奥寺さんに一任しようじゃないか、下駄を預けようじゃないか、その上でということです。

-奥寺さんに一任しようというのは誰から出たんですか?

まあ、誰ともなく奥寺さんがいいという感じだったので、誰かということではなくて、僕も奥寺さんにやってもらうのが良いんじゃないかと思っていましたし、そんな中誰かが言いだしたような感じです。

-ソシオの方、サポーターの方が、中で何が起きたのかが全然わからないので、今日の説明だけでは納得できないという方がいらっしゃるのですが、具体的にどんな問題が起きて、どうして解任請求などのことが起きたのでしょうか?

それは、それぞれ色々あると思うんですが、まあ僕の意見で、他の意見などの間には意見の対立があるわけです。一概にどうのこうのは言えないと思います。

-大きな問題点があるとすれば、それはなんですか?

それで、何でだろうということで、困惑してしまって。

-じゃあ、何でこんな騒動になったのかが理解できないと?

この時期にどうして、ということです。

-それ相応の時期であれば納得できると。

それは、そうだと思います。それはしょうがないことだと思います。

-今後の手続きを確認しておきたいと思いますが。

今後の流れはこういうことを決めた上で、株に関してどうするかということをソシオの方と相談しなければいけないので、まあそういう場を時間を決めてやらなければいけないと思っています。

-ソシオの理事会を開くのはいつ頃になりますでしょうか?

正直言ってここ2,3日、こういうことですごくばたばたしていたもので、その日付は決まっていないのですが。

-日付はともかく、だいたいこの辺というのは?

そうですね、早い方がいいとは思いますが。

-今のことは、ソシオの理事会では話されましたか?それともこれから諮るという手続きを取るんですか?

株についてどうするかということについては、これは今合意されたことなので、次の協議会で話をして、いつしましょうかとか、そういう話だと思います。先ほどもいいましたが、これは今日の12時30分だか、40分にまとまった話ですので。J2昇格の話とかはいいですか?

-お互いの意見が合意しなかった点はもともとあったんですよね。だから適当な時期ならば納得できたけど、今の時期にあえてといことで、お互いの意見が一致していないのはどこでしょうか?

方法論でしょう。具体的にと言われると困ってしまうのですが、結局考えていることはみんな一緒ですし、ソシオに株を持たせるということは昔から考えていたことですし、その辺はみんな一緒です。

-持たす方法が合わなかった?

これでいくと、そういうこともありますね。

-先ほどの説明会でもありましたが、増資というのは決定したんですか?

それは決定して、広報に関してはソシオの理事会が決定するということです。

-それは誰が決定したんですか?

役員会で。

-いつですか?

日付は忘れましたが、9月の半ばです。

-それはソシオの理事会と話しました。

それは相談しませんでした。ただ、今度の新株に関しては、これからソシオ・フリエスタの意向を反映させた上でということなんで。相談する事になると思います。

-宮崎さんはその辺が不満だったのですか?ソシオに相談せずにということが。

株の増資が決まったのが、解任の請求があった後ですから。

-ソシオの持ち株はかなり進んでいるんですか?

それはソシオの持ち株検討会の方に聞いてもらった方が確実かと思うのですが。

-質問というかお願いなんですが、先ほどの会社の説明会の時も、いまいち手順がばたばたして、もちろん朝まで何日も徹夜していたということはあるでしょうが、あれだけの人が集まっていて、不安感をぬぐい去るような説明会だったか疑問が残るんですよ。で、ホームページに発表されれば、ある程度合意内容とかが分かると思うんですが、たとえばこの合意内容を読み上げていただくとか、株主3人が壇上にそろって立って、それで挨拶をするとすればすんなりいくと思うんですよ。その辺、今後ソシオという組織に支えられてクラブを運営していくので、何かそういう問題が起きたときは、そういう形でやっていただければという、端で見ていた感想なんですけれども。

決まった時間が、決まった時間なので、どういう形にするかは決まっていなくて、うまくできなかったので、その辺は申し訳ありませんでした。

-今後の増資では、ソシオ・フリエスタの意向を聞くということが合意されていますが、お金がなくなった時の道具としての増資は当然あるわけですが、今後お金がなくなったときもやはり増資でいくのかどうか?

これからの増資は、経営基盤を安定させるための増資にしたいと思っています。

-今回の増資は?

今回の増資は、J2に上がるということもあるし、財務基盤ということもあるので、いろんな意味を含めての増資です。

-J2は、年間いくらで戦う予定ですか?

それは、どれくらいの収入が見込めるかということに関わってくるので、ぎりぎりまで検討したいと思っています。

-辻野さんが今持たれている株を全部手放して、増資をするときにまた1株も持たない状態になるのか、再び持たれるのでしょうか?新しい体制になったときに、役員とかを決めなければいけないと思いますが、その後も辻野さんは、同じ職で続行されるのか、退かれるのか?

株については、もう持つ気はないですね。この職を辞した将来、ソシオの持株会という形で持つことはあるかもしれませんが、それ以外ではもうないと思います。で、この職をずっとつづけるのかということは、シーズン途中ですので今言うことではないと思います。


10/5から続いた問題についての合意書を発表
プレスリリース
2000.10.8

横浜FCは、10/5より発生している問題について、以下の合意書が株主3者と、仲裁人(奥寺GM)の間で締結され、以下の内容が、報道関係者にリリースされました。

合意書

1. 宮崎亮は、平成12年9月4日付内容証明郵便にて行った株式会社横浜フリエスポーツクラブ(以下「横浜フリエ」という)に対する、商法237条に基づく株主総会開催請求を取り下げる。
2. 宮崎亮、鈴木奈津子及び辻野臣保は、それぞれが所有する横浜フリエの株式を第三者に譲渡する。その譲渡先及び譲渡時期は奥寺康彦氏に一任することとし、同人に対しその売買の権限を委譲する。
3. 宮崎亮、鈴木奈津子及び辻野臣保は、それぞれが所有する横浜フリエの株式を譲渡するまでの間、同株主としての権限を凍結することとし、会社の運営のため必要最小限の事項を除き、その株主としての権限をいっさい行使しない。
4. 宮崎亮、鈴木奈津子及び辻野臣保は、本合意の成立を証するため仲裁人を奥寺康彦とする本書面を4通作成し、平成12年10月8日(日)三ツ沢公園球技場にて、署名捺印する。

平成12年10月8日

(以下、4人の署名および捺印)

確認書

今回の新株発行手続きにより、株主が引き受けしなかった株式(失権株)については、最大限ソシオ・フリエスタの以降を反映させた上で、第三者割当先を決定することを約束します。

平成12年10月8日

(以下、4人の署名および捺印)

確認書

奥寺康彦氏が、宮崎亮、鈴木奈津子、辻野臣保各氏より委任された(株)横浜フリエスポーツクラブの株式の売却については、宮崎亮氏の申出を受け、ソシオ・フリエスタの意向を最大限尊重すべく、その売却先、売却時期等については、ソシオ・フリエスタに決定してもらうこととします。
なお、宮崎亮氏より、別紙の通り要請があったことを確認のため添付します。

平成12年10月8日

(以下、4人の署名及び捺印)

【別紙1】

10/7合意事項に対する確認のお願い

平成12年10月8日
宮崎 亮

10/6深夜より、横浜フリエスポーツクラブの株主である鈴木氏と私、株主でもあり代表取締役でもある辻野氏、そしてソシオ理事の大多数は、今回の事態が及ぼす内外への影響を憂慮し、10/7未明、出席者全員でこの事態に対する収集案の合意にいたりました。

しかし、その合意の内容を読み返しますと、横浜FCの最大のスポンサーであり、実質的なオーナーでもあるソシオが現在もっとも懸念している事項について、ソシオの不安を払拭するに十分な内容になっていないと感じます。

先の合意では、株式保有の問題について、別途話し合いの場を持ち、その場での決定に従うことになっています。しかし、私はソシオが、横浜FCがソシオのチームであり続けることを目に見える形で確認したいと望んでいるものと考えます。そのために、この決定のプロセスにソシオが最大限関与することを明確にし、株主構成についてのソシオの不安を取り除きたいと思います。

つきましては、合意文書の署名にあたり、以下の点を、関係者全員で確認しておきたいと思います。

1.株式の譲渡先の決定は、ソシオの総意に基づく。ソシオ全員参加による郵便投票で有効投票の2/3以上の承認を得られること。

2.緊急を要するためにソシオ全員による郵送投票の実施が困難な場合、ソシオ理事全員による全会一致の承認をもってこれを1に代える。

以上

別紙参照書類
1.10月7日に合意に至った合意文の内容
文書タイトル:横浜FCを応援して下さる皆様へ
文書形態:A4白黒1ページ

【別紙2】

関係者各位

平成12年10月8日
宮崎亮

「市民が作る市民のチーム」
これが私たちの原点であり、このチームを立ち上げるに至るとき、常に理想として私たちが抱いていた理想でした。
そして、その理想はソシオという形で、単なる理想ではなく、現実として結実しています。

私の信念は、横浜フリエスポーツクラブの株主は、「株主として第一にソシオに対して誠実であるという義務を負っている」ということにあります。
私がクラブの健全経営を目指した背景には、このクラブを正常な形で、安心してソシオの方々に手渡す必要があると考えたからです。であるからこそ、私は常に、まずソシオの方々に向けてこの問題を問いかけ、ともにこの難局に取り組もうと努めて参りました。
しかし現状の危機への改革が遅々として進まなかったため、ソシオの方々へ誠実の義務を果たすため、株主総会の開催を請求した次第です。

ただ、現在起こっている混乱がソシオの最大の夢である「J昇格」の障害になるのではないかとの意見もあります。そのような可能性が1%でもある限り、私の信念であるソシオへの誠実に反するのではないかと自問し、昨日の合意を受けた上で本日、奥寺ゼネラルマネージャーに事態収束の労をお取りいただき、同時に私の株主としての権限をソシオの意志に委ねていただくようにお願いいたしました。

多くのクラブがそれぞれ市民クラブへの道を模索しています。その中で、横浜FCが『横浜FC』であることは、すべて『ソシオ』という選択に結実していると考えます。

横浜FCのJFL加盟承認の経緯を振り返ると、日本でも例のない「ソシオ制度に基づく市民クラブ」の灯を絶やしてはならないという関係各位の熱い期待があったと思います。今、私が私の持つ権利をそしおに預託することは、「ソシオがあって横浜FCがある」という原点に立ち返り、今まで陰日向に支えて下さったすべての方々への期待に応えることであると信じています。

あの日は遠く思えた市民クラブの理想が、今ソシオというリアリティーとして目の前にあります。横浜という地に、Jリーグ百年構想の一つの形として確かに根を下ろしています。幸いにも私たちの選手、スタッフは、J2に向けてひたむきな勝利を重ねています。
今後とも、横浜FCならびにソシオ・フリエスタをご支援下さい。お願いします。

【別途配付された資料】

平成12年10月8日

横浜FCを応援して下さる皆様へ

日頃より、横浜FCに対し格別のご支援ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
この度は、平成12年10月5日にクラブよりお知らせしました件について、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
ゼネラルマネージャー奥寺康彦のもと、緊急に会社、株主、ソシオ理事が集まり、話し合いを行いました。
その結果、以下の事項が合意に至りましたことをご報告いたします。

<合意事項>
1.宮崎株主は、株主総会開催請求の取り下げに合意する。
2.株主3人は、それぞれの所有株主を手放すまでの期間、会社の運営のための必要最小限の事項を除き、株主権限を凍結することに合意する。
3.株主3人は、それぞれの所有株式はこれを手放すこと、その譲渡先、譲渡時期は奥寺ゼネラルマネージャーに一任することで合意する。
4.株主3人は、1.〜3.については、平成12年10月8日(日)三ツ沢公園球技場にて、立会人同席のもと、正式文書に署名捺印することに合意する。

皆様方には大変お騒がせしましたことを重ねてお詫び申し上げますとともに、Jリーグ昇格、2年連続年間総合優勝に向けてますますのご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

以上

(株)横浜フリエスポーツクラブ ゼネラルマネージャー     奥寺 康彦
                株主/代表取締役       辻野 臣保

                取締役            村上 源也
                監査役            伊藤 潔
                シニアマネージャー      田部 和良
                マネージャー         添田 貢広
                マネージャー         落合美規子
                コマーシャル         金井智恵子
                セールスプロモーション    平戸 聡
                クラブアドミニストレーション 加藤 雄三
                クラブアドミニストレーション 山田 涼子