iBook(ブルーベリー)の予約と購入

Text by Shin'ichiro Matsuo


iBookをAppleStoreで予約

 iBookがアメリカで発表されたのは7月のことでした。その当初から、とりあえず買うことは決めていました。もちろん、モバイル用途ではないそのコンセプトも承知の上です。

 そして、日本では9/15から予約が開始されることが公表されました。一般の販売店と、The AppleStoreの両方で受け付けることになっていますが、一般販売店はiMacの販売店よりも数が絞られています。

 iBookといえばブルーベリーとタンジェリンの2色があるわけですが、このどちらにするかは、購入する直前に実物を見てから決めようと思っていました。しかし、初お目見えのWorld PC Expoにも行けず、その他のルートでも目にすることができませんでした。

 ということで、9/15になって、実物を目にすることなく予約をする羽目になりました。色は、最後まで迷いましたが結局ブルーベリーにしました。横浜FCカラーに近いというのもありますが...

もしかしたら9/15になった直後の午前0時から、The AppleStoreでは予約を受け付けているかもしれないと思い、アクセスをしたのですが、なかなか重くてつながりません。どうやらその時点では予約を開始していないようなので、あきらめて寝てしまいました。そして、朝6時頃に目が覚めて、念のためアクセスしてみると、予約を開始しているみたいなので、速攻で予約を入れました。本当はその日は、渋谷のT-Zoneに朝から並ぼうと思っていたのですが、折からの台風もあり、こちらは断念。The AppleStoreに関しては、PowerBook G3(99)において、圧倒的に有利な納入実績を残していましたので、この部分に賭けてみたわけです。

 予約受付のお知らせはすぐにやってきました。もちろん、その前にMacOS9の予約をThe AppleStoreで行っていたため、その勝手はわかっていました。


なかなか連絡がなく、BBSも混乱
 さて、特価品iMacの時にも体験していたのですが、The AppleStoreは配送の目途が立つと配送予定日を記したメールを送ってきます。しかし、iBookの販売ではこのメールがなかなか送られてこないということで、iBook系の掲示板はどこも混乱し始めます。さらに、有楽町西武のイベントで予約がなくても抽選で手に入るらしいという情報で、それに拍車が掛かったようです。もちろんこの2通目のメールというのはThe AppleStore的には、工場から商品が確保できないことを示すものなのですが、これがこないがために消費者的には、「うちのはいつだ?」ということになります。  掲示板の情報で、9/15の0時台に注文した人には、発売日の前日である10/15にそのメールが届きます。つまり、この日には確保していたことになります。ただ、The AppleStoreは通販なわけで、配送に時間が掛かり、一方販売店では即日Getをする人がいるわけで、AppleStore批判が最高潮になったのはこのときでした。


AppleStoreの改善点は?

 iBookの購入においてわかったのは、「The AppleStoreは、人気の出る商品の発売日即日Getには向かない」ということです。それは、The AppleStoreが配送を前提としたお店であるからです。MacOS9の時には、なんと発売日に自宅に届いたのですが、基本的には発売日に発送開始となると思った方が良さそうです。iBookのように絶対的に品薄な製品の場合、なおさらでしょう。

 The AppleStoreは、AppleがJobs就任以降進めてきた流通機構改革の最たるものであるわけですが、消費者にとっては、一般的には使えるお店だと思います。いつでも注文できて、それがすぐに工場に発注され、遅くても14日で届くわけですし、品薄だったPowerBook G3(99)でもそうだったのです。また、iBookも発売開始後しばらくしたら、毎営業日に出荷していたようです。

 ただし、これは定常状態のときで、今回のiBookでは、それがあてはまらなかったと言えます。また、身近に販売店があって、そのお店が即納できるのであれば、販売店のほうがよいでしょう。

 The AppleStoreの改善点としては、注文状況をいつでもトラッキングできるようにすることと、注文から配送までの流れを事前に説明することがあげられるでしょう。

前者は、米国のAppleStoreでは実施されているサービスですし、今自分の注文がどの状態にあるのかを知ることができるだけでも、十分安心です。今回はAppleStoreの電話対応でも、正しい納品日を教えられないためにトラブルになったケースが多いようです。(もちろんこれは品薄で、いつ工場でくみ上がるかがわからないので当たり前なのですが、そのことを説明できる必要がありました。また、販売店で「だいたい2週間」とか言ってしまったところがあったみたいですが、これもiBookの流通を考えるとそういうことは言えないはずで、このようないい加減な説明をしてしまう販売店も困りものです。)

 もう1つの販売までの流れですが、どのメールがどのタイミングで出されるのか、それがどの状態であるかを周知しておけば、混乱は避けられたはずです。特にiBookで初めてThe AppleStoreを利用した人ばかりだったのですから。

 個人的には、The AppleStoreはそれほどひどいとは思いません。ただし、もっと改善するところはあるでしょう。


到着まで
 さて、私のiBookは発売開始6日後の10/22に発送予定日が決まったというメールが来て、実際に配送されたのは10/25でした。The AppleStoreの配送を行う福山通運は、土曜日、日曜日の配送をThe AppleStoreの製品においては行わないようです。 到着後、まずは動作確認を行い、その後はメモリ増設などを行いました。その様子はこちらに書くことにします。