iBookが届きました

Text by Shin'ichiro Matsuo


まず動作確認とメモリの増設

 iBookの箱を開けるところは別のMac系Webページにお任せするとして、箱を開けてからやったことを書いてみます。

 すでに128MBメモリは購入してあったのですが、まずはノーマルな状態での動作確認です。さすがにG3の300MHzですから、起動は早かったです。初回出荷分にあったといわれる、起動しないなどのトラブルはありませんでした。液晶のピクセル落ちもありませんでした。液晶のピクセル落ちは修理対象外なので、これがあるかないかは本当に運任せな部分があります。

 きちんと起動することがわかったので、次はメモリの増設を行いました。メモリは、IO DATAのAP-IM-128Mというもの。iMac対応の製品ですがIP DATAのホームページでは、iBookに対応していることも明記されています。このメモリは、9月の後半に調整品iMacのメモリを購入するのと同時に購入しました。台湾大地震の前だったのですが、メモリ価格が上昇し始めて、メーカーでも定価を上げるという報道があったので、あわてて在庫品を購入しました。そのときは128Mで23,000円でした。

 メモリの増設は非常に簡単です。キーボードの「1」と「0」の上にある爪を手前に引いて、上の方を持ち上げると、めくれるようにキーボードが取り外せます。

キーボード自体はマザーボードとケーブルで接続されていますので、静かにはがしていくことが重要です。

 キーボードを外したら、次は、メモリのカバーを外します。これはねじ2本で止められています。ねじを外したら、カバーについている取っ手を引き上げると、メモリを増設するコネクタが見えます。このコネクタに、メモリカードを差し込みます。斜めに深く入れて、静かに倒していきます。最後に留め具に引っかかれば増設完了です。

 今度は逆にカバーをねじ止めします。そしてここが一番重要なのですが、カバーの上にくるAirPortカード接続用のケーブルをうまく配置しないと、キーボードを浮かせてしまう原因となってしまいます。キーボードが浮くと、液晶を閉じたときに、カバーがキーボードを押してしまい、スリープしないという現象が起きるからです。私も、何度かその現象に会いました。個人的な経験則ではAirPortのケーブルを、なるべく奥に追いやって、金属のコネクタの部分を、取っ手の出っ張っている三角の部分の下に潜り込ませるとよいようです。また、うちのキーボードは最初から右上の部分が盛り上がっているようなので、それを何度か押し込みました。すると、スリープしないという現象は回避できました。


USBマウスの接続をしたが

 iBookが届く前に外付けのUSBマウスを購入しておきました。本当であれば、iMacに付属しているブルーベリーのマウスが欲しかったのですが、これは別売りしていないようです。また、iBookのUSBポートが左側にあるので、iMacのマウスでは右側に届かせるには、ちょっと短い感じです。

 そこで、サードパーティーのマウスを購入することにしました。ヨドバシカメラの京急川崎駅前店に行ったところ、いろいろ種類はあるのですが、結局ブルーベリーのトランスルーセントで、接続ケーブルが長めのものということで、ELECOMのホイール付き2ボタンマウス(M-GUWSBB)にしました。Mac用のドライバもCD-ROMで付属していて、右ボタンに機能を割り当てたり、ホイール機能が使えたりします。

私は、なんとなく右ボタンをコンテクストメニューに割り当てています。

 ケーブルの長さは80cmですが、これが丁度良いと感じる長さだと思います。ちなみにドライバがなくても、普通の1ボタンマウスとして利用することは可能です。

 マウスというかUSB関連で1つ困ったことが起きました。それはスリープした後にスリープから戻すと、マウスを認識しないのです。たぶんスリープから起きるときに、USBデバイスのスキャンをしていないのだと思います。もちろん、USBですから、一度ケーブルを抜いて、再び刺せばいいのですが、ちょっと面倒です。その後このトラブルは解消しました。ELECOMのページに対処版のドライバが登録されています。


ネットワーク接続のトラブル

 続いて、ネットワークとの接続です。すでに、DHCPでアドレスがうまく取得できないというトラブルがあることは判っていたので、アドレスは固定で割り振りました。うちは、ダイアルアップルータを使って、内側はプライベートアドレスを使っていますが、接続する機械が高々4つですから、DHCPを使うこともないので、助かりました。

 しかし、ここでもトラブルが発生します。なんと、いままで普通に使っていたケーブルで接続したところリンクアップしないのです。

Hubのランプもつかないので、これはHubが壊れたかとも思いましたが、トラブル原因の切り分けの基本に戻って、まずはケーブルを別のものに取り替えたところ、今度は正しく動作しました。その問題のあったケーブルを、別のEthernetにつながっているデバイスに接続したところ、それはそれで正しく動作しています。どうやら、iBookのEthernetポートとケーブルに相性があるのではないかという気がします。


キーボード配列が認識できない!

 そして、iBookが到着した日最大のトラブルが判明します。それは、iBookのJIS配列のキーボードを認識せずに、ANSI配列として認識されてしまうというトラブルです。Appleシステム・プロフィールを見てもJISと認識されていないようです(PowerBook G3キーボードと認識。共通の部品を利用しているんですね)。個人的にはANSI配列の方が好きなのですが、キートップが違うのもなんか気持ち悪いと言うことで、トラブルシューティングに乗り出しました。

 とりあえず、Internetの掲示板で情報収集をするとともに、Appleの技術情報交換用のBBSであるTech Exchengeにも投稿しました。PowerBook G3と共通の部品を利用しているという想像から、PowerBook G3(Bronze Keyboard)のケースも参考にしました。そこで、わかったことは、

・PRAMクリア
・システムの再インストール
・ハードウエアリセット

などが有効だろうということです。それのいずれも試してみたのですが、だめでした。

 翌日、よくよく考えてみると、ハードウエアリセットしたんだけれども、日付とかがクリアされていない。これはきちんとリセットできていないのではないかということで、こんどはしっかりリセットボタンを、それも5秒間ほど押してみました。すると、やっとJISキーボードを認識したのです。あとで判ったのですが、リセットボタンを使うリセットには2種類あって、長く押すことによってPowerManagerのリセットが行われるということでした。

 同じトラブルを抱えた他の人によると、システムの再インストールだけで直ったという人もいるようですので、システムの再インストールと、Power Managerのリセットという対処が有効だと思います。