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10月8日(日)
担当:内山

今日は七海氏が「ちょっと遅れた夏休み」でご実家に帰省中なので、参加メンバーは竹原・吉田・内山の3人でした。
それは、昨日の晩。
「明日は練習だにゃ〜。ダンスの振り写しだにゃ〜」とか何とか言いながら、床につかんとしていた私たちの元に、演出様から一通のメールが。
ピラリラリーン♪
『明日はダンスの振り写しをします。が、今までと違ってちょっと振りやフォーメーションや移動が複雑かも。
備品のビデオを貸し出します。振りを撮っておいて、自宅で反復練習に使えばいいのでは? ま、1台しかないんで、そこはお互い話し合ってネ!!(意訳)』
竹原と内山。内山と竹原。
ダンスが苦手で、ダンスが苦手で、ダンスが苦手で、ダンスが苦手な2人。
振りを記録しておけるビデオ・・・。手に入れておきたい・・・。
「明日は・・・血を見ることになりそうじゃのう・・・」(←譲る気なし)
菅原文太の声色で呟き、心にドスを隠し持って稽古場に参上したら、竹原くん、自前のデジカメ(動画が撮れる)を持って来てました。
「ふん。今日はこの位で勘弁しといたるわ・・・」(←猫ひろしの声で)
ま、結果的に私がビデオを手にしたのでいーんだけどね。
なんつーか、試合に勝って勝負に負けた、みたいな気分。
『振り写しが終わって、時間が余ったら、場面練をやります』と演出は云ったけれど。
時間は余らなかったの。
ダンス練習に全ては費やされたの。(あ、基礎練と発声はやりました)
今日は、そんな、『ダンスだホイ! ダンスだホイ! ダンスだホイホイホーイ!!』な模様をお伝えしようと思います。

【素敵! ・・・か?】
そりゃもう、内山と竹原の怯え具合は相当なモノだった。「ちょっと複雑」「移動が多い」等の演出様からもたらされるプチ情報に、振りをその目で見る前から、ガクガクブルブルと震えていた。
あんまり怯えるので、可哀想になったらしい演出様が、優しく声をかける。
「大丈夫。ちょっと振りが細かいだけで、激しいダンスじゃないから・・・」
その時だった。
夜光堂の黒一点、竹原康仁が、憤然と立ち上がり、キッパリと吼えたのである。
「その振りが激しいか、激しくないかは・・・俺が決めることだッ!!!」
お、お、お、男らしい!!! でも、言ってる内容、情けないっす・・・。

【錯覚を利用していると思います】
しかして、披露された今回のダンス。
「・・・シャーマン?」(←思わず零れる内山の感想)
手の振りとかが何かの儀式の祈りみたいなのです。つまり・・・大分、複雑。
動体視力に欠ける僕たちは、お手本の吉田さんの周りをぐるぐる回って色んな角度で観察。
そして、大変なことに気が付いた。
「竹原くん、竹原くん!!! 美千子さん、手が3本あるよ!!!」(←マジ顔)
「え!?」(←驚愕)
「だってね、出るはずのないところから手が出てくるもの!!」(←大マジ顔)
「でも、こっちから見ると、手はちゃんと2本ですよ?」(←疑い)
「じゃ、こっち来て、見て! ・・・ホラ!!!」(←必死)
「ホントだ! 手が3本ないと、あれはできませんな」(←納得)
「だよね。僕たち、手が2本しかないからできないんだよ」(←逃避)
「・・・・私の手も2本で、す!!!」(←余りの馬鹿問答に痺れを切らした演出様の叫び)
いや、ホントにさ、同じ関節同じ四肢を持ってるんだけどさ・・・全然違うものが見えるんだよね・・・。

【さーて、みんなでやってみよう♪】
シャーマンはどこにいるの?!
何故だ!? どーしてだ?! 内山がやってるのはカンフーにしか見えない!
竹原がやってるのは拳法以外の何者でもない?!
だって、振りの確認がおかしいもの、この2人。
「ここで、まず、肘打ちを喰らわせて・・・」
「次は、顔面を攻撃!」
「最後に、掌底!!!」
って、それ、喧嘩だろ!? 殺陣だろ!? これ、ダンスの練習だろ!?
(自分たちに分かり易いように振りを分解してみたのだが、どうやっても武道の香りしかしない)
シャーマンはどこ? シャーマンは何処?!!!
難航しています・・・。
ダンス練習、難航中です・・・(泣)!!!!
(シャーマン(=お手本吉田さん)の写真も撮っておけば良かった・・・・)
     
 (カンフー内山)            (拳法竹原)

【何を想像したのか言ってご覧なさい・・・?】
やってもやっても武道の匂いしかしてこないダンスをどうにか『シャーマン』に近づけようと、指導者吉田嬢、四苦八苦! 手を変え、品を変え、言葉を変え、熱血指導。
『ここは、ですね、格好良く、こう、片腕を触る感じで・・・』
彼女が振りのイメージをそんな風に言葉にしたときだった。
竹原の唇から、タラーリと・・・。
よっ、よだれが・・・!!
「ちょっとぉ、今、何想像したのか言ってご覧なさいよぉ!?」
「やらしい! やらしい想像なのよ、きっと!!!」
「やーね」
「やーね!!!」
竹原氏、不覚にも女子2名に軽蔑の眼差しを向けられ、非難を一心に浴びる羽目となったのであった。
30歳男子の唇から溢れたヨダレは・・・。
その本意に関わらず・・・それだけで罪が重い。

混乱騒乱の内に、本日の稽古時間が終了。
「掴んだ・・・! このダンス・・・!!!」という劇的な手応えを得ることのできなかった内山と竹原は、「モヤっと!」「モヤッと!」と言いながら、稽古場のあちこちにボールを投げつけるジェスチャーを繰り返し、吉田嬢を苦笑させるのであった。
来週は大きな鏡のある部屋にて、4人のシャーマンが舞台を厳かに彩る予定。
(実際に今回の芝居にシャーマンは関係ありません、念のため)
白熱! 天下一武道界!! にならないことを・・・願ってやみません。まる。


A Theatrical Campany yakoudou